2011年11月アーカイブ

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日時:2011年11月27日(日) 9時30分スタート(制限時間6時間)
距離:フルマラソン
記録:3時間18分09秒(グロス)、3時間17分14秒(ネット)
 ※中間点 1時間36分41秒
天候:晴れ

湘南国際、神戸に続いての11月のフル3戦目、つくばマラソン。
ここまでの2走は最高気温が20度を超えるような厳しい天気でしたが、この日は朝から肌寒く、ようやく走りやすそうな環境となりました。

mixiのMM Night Runnersのコミュの方々の車ツアーに参加させていただき、電車に揺られることもなく快適に会場へ。(朝は財布を忘れて家を出て危うく遅刻しそうになって走りましたが・・・。)
同乗の方はサブスリーランナーでタイムアップを狙っているなど、行きの道での話も気合が入りました。

早めに会場にも着き、今回もバルサのユニに着替えて準備万端、でしたが、トイレをしたくなって手荷物預けがてらトイレに行くと、これがすごい行列。
しばらく並んでいましたが、なかなか進まず残り30分になり、これは無理そうだと諦めてそのまま戻ってスタートに向かいました。
まぁ、42キロちょっと走る間、ガマンすればいいだけですから。

スタートはBブロックです。
陸連登録か過去のつくばマラソンで3時間半以内であればAブロックになるようですが、私は今年に初めて陸連登録したので記録はなく、昨年のつくばは寝坊して走れなかったので、自己申告タイムでのBブロックでした。
なるべくスタートでタイムロスしないよう、Bブロックの前の方へは行きましたが。

号砲からスタートラインへは55秒で通過し、42キロの道のりへ。
11月のここまでの2走は故障で練習できていないのにキロ4分10~20秒ぐらいで入って早々につぶれていたので、今回は4分30秒よりなるべく速くならないようにペースを守るという作戦です。
Bブロックの前の方からだと、このスピードでは序盤はどんどん抜かれていましたが、それでも追いかけないようにセーブ、セーブ。
しばらく走っていると、4分35秒前後のペースで走っていて、おそらく3時間15分程度で走ろうとしているセカンドウインドの3人組みの方々がいましたので、失礼ながらこのペースで着いていくことにしました。
いつもは自分の感覚で走って乱ペースになってしまうのですが、人のペースに着いていくというのは走りやすいですね。

このつくばマラソンのコースについてですが、フラットでタイムが出やすいというためか、道が狭いためか、この3時間15分ぐらいのペースでもずっと混み合っており、給水もしにくいのは難でした。
また、沿道での応援は少なく、ランニングクラブで応援に来ている方々が中心。街のイベントというよりは、体育会系の大会といった感じでした。

各ポイントでラン仲間の応援を受けながら走り、このままのペースで最後まで行けるかな・・・と思っていたのですが、やはり、練習不足で筋持久力はもたず、35キロあたりからペースが守れなくなり、徐々に失速して最後はキロ5分20秒程度にまで落ちてゴール。
それでもこれまでの大失速して3時間半かかっていた湘南と神戸に比べれば十分ですし、現状での力は出し切れたと思います。ペースを抑えたということと、気温が低めで走りやすかったというのがよかったのでしょうね。

次のフルは初当選の東京マラソン、ここではベストの状態で少なくとも自己ベスト(3時間12分ほど)は更新したいところです。

レース概要・コース:
筑波大学周回道路(スタート)~筑波大学陸上競技場(フィニッシュ) 日本陸連AIMS 公認コース

サイト:つくばマラソン

 

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制限時間4時間でアップダウンのあるコースということで、同時期の他の大会に比べて参加者がかなり少ないこの大会。
私も全然エントリーする気はなく、近所のランニングコース都筑緑道を走っているmixiコミュでのバスツアーが面白そうなので、応援に参加してみたという次第でした。

しかし、とてもいい大会ではないですか。
人数も少なくてスタートのロスもほとんどないし、コンパクトでアットホーム、コースのアップダウンも思ったほどではなさそうでした。(終盤の坂はそこそこあるものの、調子がよければ大丈夫そう、というレベルですが。バテてしまったら相当キツそうではあります。)

スタートは美原公園陸上競技場。
参加者数は定員いっぱいでも4,000名と少なく、しかもこの定員も埋まらないので、最後尾でも2分もロスタイムはない程度。マンモス大会だとサブ4狙いのグループでも10分ぐらいかかることもありますから、そういった意味ではグロスでサブ4が狙いやすいかも。

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陸上競技場でフルのスタートを見送り、40分後の10キロコースのスタートまでバスに戻ろうと思ったところ、選手が競技場の周りを走っているのが見えて、もう一度応援できました。

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そして10キロのスタートを見送り、35キロ地点あたりの終盤で応援しようと歩いて向かいました。
走ればすぐの距離でも、歩くとなかなか着きません。

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ずっと歩いて行きましたが、35キロ地点へ行きつく前に先頭のランナーが来そうな時間となってしまい、そこで応援をすることに。
ただ、そこが何キロ地点かよく分からず、ボランティアスタッフに聞いても、なぜか35キロの手前という返事。
明らかに間違っていたので、とりあえず35キロ地点まで走っていき、そこからiPhoneのランニングアプリを起動させて距離を計測しながら戻ってきて、36.2キロの地点、残り6キロということが分かりました。
これが分からないとタイム的にサブスリーペースなのかサブ3.5ペースなのかなど分かりませんし、「あと○キロ!」とかも言えないですからね。

ちなみに、35キロ地点はコース図に書いてあったとおり、国際医療福祉大の前でした。

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ということで、残り6キロの地点で応援していましたが、一緒に応援していた方(男性)はバドガールのコスプレで注目度も高くこちらもテンションがあがりました。
苦しいはずの距離ですが、ランナーに笑いを与えるのはスゴいです。

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応援は一緒にバスで来たメンバーはだいたい分かりましたが、ほかの知り合いなどはなかなか捕捉できず。
当日のウェアが分かっていないと、やはり見分けにくかったりします。

最後はバスの出発予定時間にキワどくなって6キロを急いでゴール地点まで戻り、予定外のランをしてしまいましたが、大会に一緒に参加した感もありです。
一緒に行った方々はサブスリーを2名が達成したり、関門にかかってDNFした方など、結果は様々でしたが、帰りのバスでは賑やかに宴会しながらの帰還。アレンジはたいへんだったと思いますが、とてもいいバスツアーでした。

走るパワー、応援するパワー、運営するパワー、宴会するパワー(!?)、多くの人が目いっぱい楽しんでいて、有意義な一日でした。

 

すでに先週の話ですが、神戸マラソンExpoについても書いておきます。

東京マラソンのように出展者が多い規模の大きいものをイメージしていましたが、メインスポンサーのアシックス以外は小ぶりなブースがほとんどで、小ぢんまりとしたエキスポでした。
隣の会場の参加者用受付でゼッケンを受け取り、神戸マラソンExpoの入り口で参加賞Tシャツを受け取ってExpo会場を通り抜けるという導線でしたが、何も興味を引くものがなければ一通り見ても5分以内で通り過ぎてしまいそうです。

アシックスブース

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ステージがあり、タイムスケジュールに合わせて、トークショーやストレッチ、ファッションショーなどをやっていました。
ストレッチでは、明日にフルを走る大櫛エリカさんや西谷綾子さんといっしょに、島田佳久コーチからマラソンでの走り方のコツなどを聞きながら、ストレッチします。

ためになったのは、2軸で走るか、1軸で走るかという点について。
どちらで走るのがいいのか、人によって、本によって、言うことが違うので、よく分からなかったのですが、エリートランナーは1軸で走るが、市民ランナーは脚の切り替えなどが速くはないので、2軸で走った方がブレずに脚の大きな筋肉を使えるというのがこのステージでの内容でした。
とりあえず私は2軸で走った方がよさそうです。

この神戸マラソンでは、大櫛エリカさんはサブスリー目標、西谷綾子さんは3時間15分切りが目標とのこと。
ブログによると2人とも目標達成とはならなかったようですが、それにしても見た目には感じさせず2人とも速いですね。
大櫛エリカオフィシャルブログ「ココチのイイヒ」
綾子の天真RUN漫

あと、アシックスブースでは東京マラソンなどと同様に神戸マラソン限定のウェアなどの販売があり、私は鉄人28号の長袖ランシャツを買いました。黄色の方が欲しかったのですが、もうSサイズしかなかったので、紺色のもので。

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シスメックスブース

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こちらでは、ヘモグロビン量の測定をやっていて、参加するとフォルダーをもらえるというものでした。
成人男性の目安は13g/dL以上とのことで、私は15.2。健康のようです。
あと、栄養相談を受けてプロテインなんかももらいました。


サバスブース

おなじみのマラソン完走セットを1000円で販売していて、お買い得ではあるのでつい買ってしまいました。
持ってきているので特に買う必要はなかったのですが・・・結構重かったし。
遅い時間にくると、売り切れだったようです。

その他は1コマブースがほとんどで、私が足を止めたのは公式グッズコーナーぐらいです。

タオルは阪神タイガースとのコラボグッズも。
ファンなら絶対買いたいところでしょう、たぶん。

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コラボお菓子の、マラソンの恋人、あたり前田のマラソンクラッカー。
職場に買って帰れば話題にはなりそうです。

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そして、本来は会場の外ではグルメイベントをやっているハズでしたが、雨なので中止。
ゆっくり遊ぶ気でいましたが、特に何もすることもなく、足も疲れてきたので早々にホテルへ退散しました。

ちなみにホテルはエキスポ会場から歩いていける、パールシティ神戸

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レース当日は荷物を預けておいて、ゴール後にすぐに取りに来れるのは便利でした。
ただ、まわりにはコンビニぐらいしかないので、あまり楽しみはありません。あと、景色もよくはありません。
前日にゆっくり休みたいならいいんじゃないですかね。

 

 

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日時:2011年11月20日(木) 9時スタート(制限時間7時間)
距離:フルマラソン
記録:3時間31分42秒(グロス)、3時間31分07秒(ネット)
 通過タイムとラップ
 10km  00:44:47 0:44:47
 中間点  01:36:10 0:51:23
 30km  02:20:12 0:44:02
 40km  03:18:34 0:58:22
 Finish 03:31:42 0:13:08
天候:晴れ
 
遅くなりましたが、神戸マラソンの感想を。
今年は大阪、神戸、京都の関西3都市で第一回フルマラソンが行われるということで、京都出身の私としてはこの3つの大会すべてにエントリーしていましたが、これまで抽選はすべて落選で大阪も落選だったので、神戸もダメだろうなと思っていたところ、ついに初めての当選。ただ、11月はすでに湘南国際マラソンとつくばマラソンにエントリーしていたので、微妙なところではありました。
しかも、トレイルで半月板を痛めてから走らず、湘南国際は1ヶ月ぶりのランになる始末でタイムを狙うどころでもなく、ますますもって微妙な3つのフルとなってしまいました。
 
さて、そんな状況で神戸マラソンだったワケですが、とりあえず湘南国際よりは走れるかなと思っていたところ・・・タイムはほとんど同じで1分遅かった。
10キロぐらいからもう疲れが出始めて、早めにペースダウンしたものの、30キロ以降はキロ6分近くかかるという苦しいレースとなりました。湘南国際のときは20キロまではもったのですが、この神戸では頭も痛くなり、ペースも上がらず、とにかく苦しかったです。
気温も湘南国際のときとほとんど同じぐらいだったんですけどね。(最高気温20度オーバーでどちらも苦しかったということで)
 
では、コースに沿って、レースのレビューを。
 
スタートは三宮駅近くから。
都市型のマラソンだけあって、このあたりは応援も多くてなかなか楽しい雰囲気でのスタートでした。私は陸連登録でAブロックからスタートしたので、たいした渋滞もなく、スタートのロスタイムも35秒だけ。
 
しばらく街中を走りますが、応援もそこそこ多くてよかったです。東京ほどではありませんが、そのあたりは仕方ないでしょうね。
コースについてはコーナーが多いのは少し気になりましたが、これも湘南国際でずっと直線のコースを走った後だからでしょう。特に走りにくいというほどではありません。
 
コースマップではいくつかの名所的なものの前を通るようだったこともあり、デジカメを持って走りました。
最も特徴的なのは鉄人28号だろうなと思ったので、そこでランナーと鉄人28号が入った写真を撮るのを心待ちにしながら走って行ったのですが、なかなか鉄人28号が見えない・・・どんどんコースは進み、どう考えても過ぎたとしか思えないところまできて、見落としたらしいとようやく気づきました。
モチベーションが激しくダウンです。邪魔なデジカメをずっと持って走っているというのに。
 
まぁ、とはいえ、沿道の応援に励まされながら、コースの橋を通って大量のハイタッチをしながら気分よく走っていましたが、海岸沿いに出るぐらいから向かい風になり、早々に疲れも出てきて頑張りきれず。
ペースが維持できなくなってから長々と走るのは本当にツラいもんです。
 
ただ、折り返してから追い風になるのは助かりましたね。たいした風でもないのですが、バテているときは向かい風と追い風はまったく違いますから。
 
で、折り返してからふと気づくと、この海岸沿いの道は一車線ずつしかないので、対向車線を走ってくるランナーがものすごい密集に。下の写真は20キロ地点で、反対側は16キロ地点ぐらいのところですが、ここで1時間半ちょっと。
イーブンペースでちょうど4時間ぐらいの集団となりますが、ここから後ろの方の5時間前後のランナーはさらに混み合っていまして、非常に走りにくそうでした。

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20キロを少し過ぎたエイドでは、目玉の神戸スイーツがあります。
これは楽しみではありましたが、やはり走りながら食べるのは難しいw
立ち止まって写真を撮りつつ手にしたのは、マドレーヌのような感じのスポンジケーキ。ビニール袋をやぶってケーキを出すのも面倒でしたが、食べると口の中の水分を持って行かれるので、片手にケーキ、片手にコップ(とデジカメ)という状態でまともに走れるどころではありません。食べながら思わず笑ってしまいましたw
尚、スイーツはもう一カ所、27キロぐらいのエイドにもありました。

20111120_kobe_03.JPG
 
ちなみに後方のランナーはスイーツがすでに品切れになっていたようで食べられず、水もなくなってしまって給水もできなかったとか。
初めての大会だと予測も十分にできないのでありがちですが、きっと来年は改善されるでしょう。
 
30キロからはさらにペースが落ち、このコースの難関と言える35キロ付近のバイパス越えの上りへ。
この35前後だけが坂かと思っていたのですが、実際、バイパスは3キロぐらいあり、この中でアップダウンがあります。また上りがあるとは思っていなかったので、なかなか厳しいものがありました。

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そしてポートアイランドに入ると、ゴールがすぐ近くにあるのに、グルっと遠回りしてゴール。ここも風があって厳しかったです。
まぁ、バイパスの登りにしても、この風にしても、調子がよければ何でもないような程度のものなのですが、ダメなときはただのフラットな道でも苦しいぐらいですから、追い討ちをかけられているようなものです。
 
最後は湘南よりはいいタイムでゴールをしたかったのですが、結局、それもかなわず1分ぐらい余計に時間をかけてゴール。
ただ、内容は悪かったものの、記念すべき第一回目の神戸マラソンに出られたので、満足感はありました。
唯一の心残りは、鉄人28号が見られなかったこと。後で聞くと、フェンスがあってランナーからはほとんど見えなかったらしい・・・コースマップであんなにフィーチャーしていたのに・・・。
 
 
レース概要・コース:
神戸市役所前をスタートし、明石海峡大橋袂(県立舞子公園付近)を折り返し、ポートアイランド(市民広場付近)をフィニッシュとするコース。(日本陸上競技連盟およびAIMS公認コース)
 
サイト:神戸マラソン

なぜかトレイルのシーズンが終わってから買ったGarmin Forerunner 310XTと、買い換えたばかりのiPhone4SのアプリRunKeeper、先日の湘南国際マラソンではこの両方を使って走ってみました。

まず、それぞれの特徴を書いておきます。

Garmin Forerunner 310XT
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Garminのランナー向けラインナップは数種類出ていますが、このデカ目のものはトライアスリートやウルトラなど長時間の大会向きの機種です。
Forerunnerシリーズの通常の時計は8時間しかもちませんが、この310XTは20時間もちますので、ウルトラマラソンやハセツネCUPなどでも大丈夫。UTMFはさすがに無理そうですが、よほどの大会でない限り十分です。
サイズは結構大きいのですが重量は72gで、最新のForerunner610と同じ重さです。軽量のForerunner110は52gですが、それでも差は20gですから大きな差ではありません。ただ、310XTはデカイのでちょっと邪魔な感じはあります。
設定としては1kmごとに自動ラップを取るようにしていましたので、ラップボタンを押さなくてもラップが表示されて記録されますし、そのタイミングでバイブがブルッとくるので見落とすこともなく、ラップが重要なロードの大会ではとても便利です。

iPhoneアプリ - RunKeeper
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こちらはiPhoneの定番ランニングアプリです。
機能的には豊富で、設定した距離や時間ごとに、設定したタイムをアナウンスしてくれるのが特徴ですが、ターゲットペースやインターバルトレーニングの設定までできます。アナウンスは英語ですが、数字なので分からないこともまずないでしょう。
私はGarmin同様で、1kmごとに距離・タイム・平均ペース・現在のペースをアナウンスするように設定して走りました。画面を見なくてもタイムやペースが分かるので、ポケットなどに突っ込んでおいても大丈夫です。
音楽はiPhoneのプレイリストを選択できます。私はランの大会用に作ったテンポのいい曲のプレイリストを聞きながら走り、1kmごとにアナウンスでペースを聞く、そんな風に使っています。


では、実際に湘南国際マラソンで走っているときの比較です。

ランニングデータをアップロードしたWebサイトの表示は以下のようになっています。
いずれも、マップ、ラップ、ペース(スピード)推移、エレベーションがあり、走った記録として残すにはいいですね。マップは地図表示のほか、衛星写真の表示とすることもできます。
グラフにするとペースが落ちて行っているのがよく分かりますw
ちなみに、グラフのところにマウスをもっていくと、その地点でのペースや距離が数値で表示されます。

Garmin
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RunKeeper

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距離の比較
Bブロックの後ろ目からのスタートで、スタートラインまで1分37秒かかっていますので、大会の距離表示よりは手前で1kmごとの合図やアナウンスが流れることになるのは当然なのですが、そのズレかたに大きな差がありました。
Garminは徐々にズレ幅が大きくなってはいったものの、ゴール地点での距離は42.57kmで実際の距離との差は370m程度。しかしRunKeeperはどんどん差が大きくなり、ゴール地点での距離は43.30kmで差はなんと1km以上。1kmごとの距離表示板まるまるひとつ分、手前でアナウンスされるのですから、タイムを狙うシチュエーションではまるでアテになりません。
今年の1月の湘南国際マラソンのときはNIKE+GPSのアプリを使いましたが、このときも同様にズレがどんどん大きくなっていきましたので、iPhoneのGPS精度によるものなのでしょう。40km走ったら1kmぐらいズレる、そう認識して使った方がよさそうです。

軌跡の比較
GarminもRunKeeperもデータをWebにアップロードして、GoogleMAPなどの地図で走った軌跡を確認することができます。

下はゴール付近の軌跡です。
どちらもコースからハズれていますが、Garminの方が滑らかに描かれていますね。これはGPS精度の問題だけでなく、Garminは滑らかにするような処理が入っているのだと思います。この線の比較だけでもGarminの方が正確らしいと分かります。

Garmin
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RunKeeper
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下は折り返し地点です。
こちらもGarminの方が滑らかですが、RunKeeperも悪くはありません。
全体的にはどちらもコースに沿ってラインは引かれていますし、今回のコースではRunKeeperでも実用性は十分かと思います。

Garmin
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RunKeeper
20111115_runkeeper_web_03.jpg


ラップタイム
RunKeeperの方が手前でラップされますので、当然ながらRunKeeperの方がラップタイムは速くなります。
ただ、ずっとそうなっているワケではなく、同程度のタイムもあれば、数秒から10秒程度違っているところがあるというようなバラけ方。GPSが特に不正確で軌跡がヨタっている場所などで大きくズレ、その積み重ねで最終的な差となっているようです。

左がGarmin,右がRunKeeperです。
20111115_lap.jpg


以上、やはり精度として高いのはGarminの方で、距離やペースをより正確に知りたいのであればGarminの方がベターです。ただ、やはりGarminは高いですし、今回のようなロードで1kmごとに距離表示があるようなロードの大会であれば、ラップの取れる腕時計だけでも十分かとは思います。
そして走った記録を残していくという目的では、多少不正確でもiPhoneアプリでよいのでは、というのが個人的な意見。

ただ、湘南国際マラソンはずっと見通しのいい直線的なロードで、衛星を捕捉しやすい条件でしたから、今度は街中なども比較して試してみたいところです。これまで試したところでは、iPhoneアプリは、GPSを捕捉しにくい場所では問題のあるアプリも多々ありましたので。
今週の日曜は神戸マラソンで走りますが、スタート近辺の三宮は街中なので、おそらくGPSには厳しい条件でしょう。アプリも別ので試してみるつもりです。

あと、そういえば、湘南国際マラソンではバタバタしてGarminの心拍計をつける余裕がなかったので、次は心拍計をつけて走ってみます。
ちなみに、RunKeeperもオプションで心拍計を販売していたりしますが、そこまでやるのであればGarminか何かを買った方がいいのではと思いますね。私がGarminを買った理由のひとつは、心拍数を測りながらトレーニングしたいと思ったということでもあります。

 

 

登山者のためのトレーニング、疲労しない山歩きなどを解説した本です。
この本を読もうと思った理由は2つ。
ひとつは10月頭の上州武尊トレイル50Kで武尊山に登ったとき、単にトレイルで走るだけでなく、色々な山に登るのが面白いと思ったこと。もうひとつは、トレランの登りで歩いているのにどんどん差をつけられる登山経験者らしきオッサンを見ながら、あんな風に登りに強くなりたいと思ったから。
 
登山者としてどのように身体を鍛えればよいかなど書かれている本なのですが、読んでみるとトレランやランニングのトレーニングと重なる部分が多々ありました。
登山にはスピードは全くと言っていいほど必要ないものの、筋力と持久力をあげる必要があり、持久力アップのためには最大酸素摂取量(VO2max)と無酸素性作業閾値(AT)をあげるべしというもので、これはまさにランニングの強化そのもの。先日このブログにも書いたクロストレーニングを勧める本でも同様に書いていましたが、インターバルなど最大酸素摂取量をあげるキツいトレーニングや、ATをあげる長時間のトレーニングですね。
 
持久力を上げるトレーニング、筋力を上げるトレーニングは様々な方法はありますが、登山者にとって最も有効なのは、やはり登山をすることとのこと。
筋力としてはは大腿四頭筋を鍛えるのが重要なので自転車でもよさそうなものの、それでは短縮性収縮である上り用の筋力強化はできても、伸張性収縮の運動である下り用の筋力強化ができない。これは私も久々にトレラン大会に出たときに実感したもので、トレランの筋力はトレランでないと身にはつきません。特に下りですね。
 
登山のコツとしては、目新しいことも特になく、歩幅を少なめにして筋力を温存するなどです。でも、速い速度で山を登る人は歩幅が狭くはないんですよね。ということは、やはり登りの筋持久力を鍛えて疲れないようにするぐらいしかないように思いました。上りの筋力なので、これは自転車でもよさそうですが。
 
以上は基礎編として書かれているもので、発展編としてはクライミングと高所登山のことが書かれています。
フリークライミングとアルペンクライミングと体操選手の比較や、高所順化の指標である動脈血酸素飽和度(SpO2)のトレーニングなど、なかなか面白い内容でした。
 

登山の運動生理学百科登山の運動生理学百科
著者:山本 正嘉
東京新聞出版局

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トレランの大会で膝を痛めたことと、ランニングのトレーニングに自転車を取り入れたクロストレーニングは故障しなくていいという本を読んだことで、自転車への興味が高まっている今日この頃、ちょうどいいタイミングで行われた自転車の展示会のサイクルモードに行ってきました。

こういうイベントがあること自体、これまで全く知りませんでしたが、メッセの4ホール分を使い、自転車の試乗コースが造られているという大きな展示会でした。
下の写真のように、ロードレーサーやマウンテンバイクなど自転車の種類別に試乗コースが作られていて、私もいろいろ試してみようと思ったのですが、よく分かっていなかった私は手提げバッグを持ってきてしまい、これが邪魔で乗れず・・・。荷物を預かってくれるブースはあまりなく、メッセのコインロッカーもいっぱい。どういうイベントかちゃんと調べておくんだった。大失敗です。
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まぁ、もともと自転車の情報を知ろうと思ってきただけなので、とりあえずブースを見て回りました。
ロードレーサーを中心に見ましたが、やはりピンキリ。重さや素材など結構違うものですが、実際のところどう違うのかはよく分かりません。
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展示はロードレーサーが割合としては多かったように思いますが、マウンテンバイクや折りたたみ自転車、電動アシスト自転車など、様々な自転車が展示されています。これはバイクでおなじみのドゥカティ。
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パーツ類も多く展示されていましたが、このあたりは何がいいのか、さらに分かりません。
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ハンドメイド自転車の制作者のコーナー。マニアックです。
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SHIMANOの電子シフトの体験コーナーは固定された自転車なので試すことができました。ゲームセンターのレースゲームのシフトみたいな感覚で、カチカチと押すごとにシフトアップ、シフトダウンします。力もいらず、楽々です。人力で機械的な仕組みしかないと思っていたロードレーサーもこういう部分で電子化するんですね。
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こちらもSHIMANOで、シューズのフィッティングのデモです。東京ヴェルディの選手と書いてあったのでサッカー選手かと思いましたが、トライアスロンの選手でした。
これは熱したシューズを履いてビニール袋の中に足を入れ、ふとん圧縮袋のように空気を抜いて足の形にピッタリ合わせるというものでした。自転車は足裏でペダルを踏むだけでなく、かかとや甲なども回すときに使うということで、シューズ全体を足に合わせることが意味を持つようです。ランニングシューズはここまでやる必要はないでしょうね。
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シューズのほかに、ヘルメット、ウェア、バッグなども様々。自転車そのものだけでなく、お金がかかりますね。
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これは室内でトレーニングできる機械。思ったほど高くはなく、3万円台でした。これがあるといつでもトレーニングできそうです。
実際にロードで走るときの負荷に合わせているということで、走った感じもスピードに応じた適度な抵抗があっていい感じでした。思ったより安定していましたし。
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こちらはランニングウォッチでもおなじみのガーミン。キーホルダーをもらいました。
自転車用のGPSマップや走行距離などを表示するサイクルコンピューターは4社ぐらいが出していました。
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こちらは競輪のブース。2人ずつ対決するトーナメントをやっていました。
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こちらはBMXのデモ。自転車は幅が広いですね。
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とりあえずカタログはたくさんもらってきたので、チェックしてみます。
と書きつつ、すぐに買うつもりはないのですが。

公式サイト:サイクルモード2011

 

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日時:2011年11月3日(木) 9時スタート(制限時間6時間)
距離:フルマラソン
記録:3時間31分36秒(グロス)、3時間29分59秒(ネット)
天候:曇り

今年の1月に参加した第5回大会に引き続き参加しました。
前回は1月ということもあって最高気温9度で走りやすかったのですが、今年の予想最高気温は24度。過去の大会と比べても気温が高くて厳しそう。

そして、9月の京都半周トレイルで痛めて、10月頭の上州武尊トレイルでも痛みが出た右ヒザは半月板損傷という診断で、ここ1ヶ月走っていなかったので痛みが出ないかどうかが一番の心配材料。
さらに、前日が平日なので普通に遅くまで仕事をしていて帰宅したのは0時半ぐらいでもうクタクタ。

フルマラソンを走るという調整がまるでできていませんでしたが、今の体力でどの程度走れるものなのか、右ヒザはどのあたりから痛みだすのか、そのあたりを確かめるための大会という位置づけで臨みました。
これまでのベストがキロ4分半ぐらいだったので、それぐらいのペースで行ってみて、どのあたりから落ちてくるかを見てみようという感じです。

当日は曇りだったので、最高気温20.8度と思ったほど気温は上がりませんでしたが、それでも久々に走るのはキツかった。
20キロ地点は1時間半ぐらいで通過と4分半のペースで進めましたが、そこから徐々にペースが落ち始めて30キロも行かないうちにハムストリングが攣りそうになってピクピクし始めてしまい、あとは攣らない程度にジョグで走るという感じに。
トレーニングしていないから筋力不足だなぁと思って、どんどん抜かれながら我慢して走っていたのですが、最後の40キロぐらいでは腕が攣ってしまうという初めての体験・・・どうやら塩分不足だったようです。普段なら攣り始めた段階で塩分を摂ろうとするはずですが、筋力が低下しているためだという思いが強すぎて、塩分を補給するのをすっかり忘れていました。

結局、3時間30分のペーサーにも抜かれてのゴールとなりました。
タイム的にはだいたいこんなもんだろうなと予想していたので、特に問題はなし。良かったのは右ヒザが痛まなかったということで、1ヶ月前は疲れてくるとヒザが痛んでいましたから、これは大幅な改善です。

トレイルを走るのはまた痛めそうで怖いのですが、フルマラソンでも走れたので平地のトレーニングなら問題なさそうです。
次は11月20日の神戸マラソン、あと2週間で何ができるものでもないかもしれませんが、改めて鍛え直してタイムアップしていきたいところです。

レース概要・コース:
大磯プリンスホテルをスタート&ゴールとし、江ノ島を折り返し地点とするフラットな海岸線を走る往復コース。
前回と同じコースですが、今年は終盤で脚にきていたので緩やかな上り坂(橋を越えるところ)もキツく感じられました。元気であれば坂とも思えない程度ですが、やはりそのときの状態によりますね。

サイト:湘南国際マラソン

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