OSJ奥久慈トレイル50Kの最近のブログ記事

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日時:2013年6月1日(日) 5時30分スタート(制限時間14時間)
距離:57km
記録:12時間0分58秒(97位)※完走者数:200人
天候:晴れ
 
今年で4年連続の参加の奥久慈トレイル50K。
アドベンチャーなコースが面白く、毎年参加して写真を撮るのも楽しみのひとつなのですが、今年はデジカメを忘れてしまうという大失態・・・仕方ないのでiPhoneで撮りましたが、やはり森の中では光量が少なくてシャッタースピードが遅く、ブレまくりでした・・・。
昨年は途中でデジカメの液晶が映らなくなりミスショットだらけでしたが、この大会は撮影と相性が悪いというか。
 
さて、毎年変更となっているコースは、昨年は前半に林道などのセクションで最後に男体山からのアップダウンの多いセクションとなって非常にキツかったのですが、今年は逆に最初にキツいセクション、終盤に林道などの走れるセクション。
2年前のようなロードランナー向けの楽な構成かと思っていましたが、最後にトレイルがある分だけタイム的には厳しく、さらにこの日の最高気温が30度を超える予報でキツさは昨年以上でした。
(トレーニング不足というのはありますが、それは昨年も同様なので。)
完走率は昨年の47%を下回る35%・・・ミドルディスタンスのレースとしては考えられない低さでした。
 
主催者のマップでは今年のコースは以下のように。
ちなみに、EPSONのGPSウォッチでも56.35kmで途中のエイドの距離表示含めてほぼ正確でした。
昨年はガーミンで距離がすごく長く表示されたのですが、感覚的にも今回の距離表示が正しいようです。
 
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では比較的マシなiPhoneの写真とともに今大会のレポートを。
 
スタートは5:30、オフィシャルツアーで宿泊した、思い出浪漫館から徒歩5分で会場へ。
装備品チェックはライトとドリンクのみでした。
昨年は朝は肌寒かったのですが、この日はすでに結構暖かかったです。
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スタートとしてロードを少し走ったところにある、袋田の滝の観瀑台を通ります。
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ロードを2キロちょっと走ってトレイルへ。
月居山へ登った後、岩山の上り下りを繰り返し。
この大会の前半は走れるところが少なく、筋力を使います。
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いったんロードに出てから、白木山の急登。
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白木山から下りて第一関門の持方エイド(11km地点)。
ドリンクもまだ十分あるので、ここはスルー。
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持方からロードを少し走り、この大会で厳しいセクションへ。
まずは男体山へ登り、そこから急で細かいアップダウンが続きます。
登りは筋力を使い、下りはテクニカルなので、トレイル力で差がつきます。
今回はシューズにモントレイルのバッドウォーターを使ったのですが、幅が広めでフィット感がイマイチ、テクニカルな下りで走りにくかったのは失敗でした。
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いったんロードに出て湯沢峡エイド(17.1km)。
水をかぶり、シューズの紐をキツく締め直し、水分を補給して出発。
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この後でエリアもトレイルのアップダウンが続きますが、ここまでのような細かいアップダウンではなく、走れるところもそこそこあります。
このセクションはiPhoneの画面が汚れたせいか、カメラアプリのシャッターボタンが押せなくて撮れませんでしたので、写真なし。
 
トレイルを出ると竜神大吊橋へ向かう4キロちょっとのロードへ。
カメラアプリも復活。
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竜神大吊橋へ向かう長い階段。
すでにヘバってきているので、ゆっくり上がりました。
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竜神大吊橋を渡って・・・
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第二関門の竜神大吊橋第一駐車場エイド(26km)。
トイレへ寄って、水をかぶって、水分を補給して先へ進みます。
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竜神大吊橋の後は赤岩へ向かう登り。
昨年はこれを逆向きに来たので、ここは下りだったのですが、今回は登りです。
竜神大吊橋と東金砂神社の間の区間が、昨年は下りだったのに今年は登りというのが結構な違いで、暑さも加わってバテました。
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赤岩の地元エイド(26.9km)。
毎年、温かい歓迎を受けられるエイドで、ここが地元のラン仲間の親類の方としばしお話して休憩。
フルーツなどたくさんいただきました。
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しばらくロードと林道を走り・・・
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この大会のアドベンチャーなエリアのひとつ、沢のゾーン。
今年は雨の影響で崩れているところも多く、いつも以上に通りにくくて面白かったです。
写真はブレたりボケたりで、使えるものはあまりなくて残念。
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沢のトレイルをすぎて上りのロードへ。
日光を遮るものもなく、暑い・・・。
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東金砂神社エイド(34.7km)。
水をかぶって、水分を補給して先へ。
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またまた長い階段を上り・・・
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10kmほどの林道へ。
全体的に下り基調でしたが、妙にバテていて上りが全然走れず。
歩いたり走ったりで、かなり時間がかかりました。
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林道が終わってトレイルに入り、誘導スタッフの方に、あと1kmで次のエイドですよと言われ、気を持ち直して頑張って走ってみたら2kmほどありました・・・特に文句を言いたいワケではないのですが、こういうところで体力がさらに削られていきます。
 
そして、ようやく第三関門の釜の平エイド(47km)へ到着。
ここでも水をかぶり、水分を補給し、パワーバーを一片食べて次へ。
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エイドを過ぎてトレイルに入りましたが、ゆるい上りで全然進むことができない状態に・・・数メートル進んでは休むような感じで力が入らず、どうやらガス欠になっていたんだということをようやく自覚。
行動食はフラスコに入ったジェルがほんの少しだったので、エイドに戻ってパワーバーを食べようか悩みましたが、次のエイドまで4kmということだったので、とりあえず先へ。しかし足も攣り始め、途中のロードに出たところでしばらくストレッチしながら休憩したり・・・この4kmはとても長かった。
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最後のエイドとなる持方エイド(51km)へ到着。
ここでは地元のエイドで揚げ饅頭を食べ、加波一族の私設エイドでそうめんを食べ、エネルギー補給してなんとか復活。
エイドの方々には感謝感謝です。
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エイドをすぎるとあと6km、朝に来たセクションを逆に辿って袋田の滝方面へ。
アップダウンの繰り返しではありますが、下り基調なのでまだマシです。
朝のロードセクションは通らず、ほぼトレイルを使ってゴールへ向かいます。
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そしてようやくゴール、タイムは微妙な12時間0分58秒。
DNFだったラン仲間に迎えられながらゴールしましたが、今年は暑さもあって関門の厳しさもいつも以上。
トレイルに強くないとますます完走が難しい大会でした。
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結局、昨年と同様で、完走者の真ん中あたりの順位でゴール。
ロードの大会も終わり、UTMFも出られず、この時期は練習量が全然足りない状態で出ているので成長もない感じですが、打ちのめされて頑張ろうと思うところも昨年と同様です。
 
次は6月15日のスパトレイル、それまでに力がつくということでもないですが、もうちょっと頑張りたいです。
 
 
参加賞:Tシャツ
今年はオーソドックスな大会Tシャツという感じ。背中はスポンサーロゴが並んでいます。
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装備・ウェア:
・シューズ:Montrail Badwater
・バックパック:UltrAspire KINETIC
・ウェア:半袖ランニングシャツ(バルサのトレーニングトップ)、アームガード、ランニング用パンツ、カーフタイツ
 
シューズですが、おそらく林道でヒールの部分がめくれてしまいました。
まだ2回目の使用なのですが・・・幅が広めでフィットしてないまま下りを走っていたので、ちゃんと着地できてなかったんでしょうね。モントレイルは自分の足には合わないようです。
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前日受付&前夜祭パーティ:
前日受付の後、前夜祭パーティがありましたが、パーティではiPhoneが電池切れで写真が撮れず。
フードは最初に並んで牛肉と鳥肉をもらった後、カレーの列に並んだら自分の少し前で品切れで終了。参加者数が増えたのに用意しているフードが変わらないのでしょう、全然足りていませんでした。
オフィシャルツアーは前夜祭パーティがあるので宿での夕食なしなのですが、ここは改善してもらいたい。
とりあえずお腹がすいたので宿でラーメンを食べました。
 
あと、NHKのラン&スマの撮影がこの大会で入っており、ハブ君が30Kコースを鏑木さんと走られました。
7月上旬に2週に分けて放送されるらしい。
しかし、今年から始まった30Kの楽な設定と、50Kの厳しい設定の差が激しいですね。
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レース概要:
OSJシリーズ第4戦「OSJ奥久慈トレイル50K」にショート部門を新設!日本三大瀑布の「袋田の滝」をスタートとする50Kに、歩行者専用としては本州一の長さを誇る吊橋「竜神大吊橋」をスタートとする30Kが新しく加わります。新緑の深まる季節に奥久慈の大自然を満喫してください!
 
サイト:
 

日時:2013年6月2日(日) 5時30分スタート(制限時間14時間)
距離:67km?
記録:12時間10分02秒(155位)※完走者数:292人
天候:

トレイルランニングの大会で一番好きなレースがこの奥久慈、今年で3年連続の参加です。
アップダウンが激しく、かなりキツいのですが、急な登り下り、鎖場、沢など、アドベンチャーなコースが楽しいレースです。
 
今年はチーム100マイルに参加していることもあり、エントリーした時点では、今年は写真も少し控えて成績アップを狙うつもりでしたが、GWに打撲して結局5月は練習らしい練習もできなかったので、むしろ昨年よりも体力的に不安なコンディション。
さらに悪いことは重なるというか、とりあえず先に言い訳をしておきますと、
  • 第一関門へ向かう途中からお腹が下ってトイレでタイムロス、さらにペースも上げられず
  • コースを間違い、4キロほど余計に走って30分ほどのタイムロス
  • 負傷明けで体力不足な上に、コースが昨年よりかなり長くてハード

結果、昨年の154位に比べて今年は155位であまり変わらずなので、地力はついているということか。
しかし、まぁ、そのいろいろなこと含めて実力でしょうから、よくも悪くもないですかね。

さて、この大会はコースが毎年変更になっているのですが、昨年は最後の三分の一がロードと林道が続くようになってしまってつまらんという批判が多かったのか、今年は終盤にキツいトレイルをもってきて、さらに昨年よりもトレイル率が高い(というか、林道とロードの長さは変わらずトレイルの距離をプラス)、そして制限時間は昨年と変わらないというOSJらしい無茶な設定でした。

主催者のマップでは以下のように。

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ガーミンの軌跡だと以下のようになりますが、右下にチョロっと出ているのがコースアウトした部分です。
2kmほど林道を下って間違いに気づき、2kmを上って戻ってくるというツラいタイムロス。

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ちなみに、上の画像の赤い印のところでガーミンが止まってしまったのですが、ここで距離は64キロを超えていたので、コースアウトした4キロを引くと本来のコースでは60キロ以上。ここからのトレイル+ロード5キロを加えれば66〜67キロぐらいになるのではないかと・・・。
奥久慈トレイル50Kという名称で、今回は約60キロという発表でしたが、もはや70Kに近い。恐ろしい大会ですw
ガーミンも誤差は大きいですが、第4関門53キロ地点からゴールまで7キロしかないなんてことはありえませんから。

長くなりましたが、では写真とともに今大会のレポートを。

昨年は寝坊しそうになりましたが、今年はオフィシャルツアーで行ったので余裕をもって到着。
珍しく、ハイドレとライトのチェックをちゃんとしていました。
取りあえず前目の位置からスタート。
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スタートしてスグのところにある日本三名瀑の袋田の滝です。
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この奥久慈は序盤から急なアップダウンがあるトレイルなので渋滞もしやすく、最初はなるべく頑張って前の位置でトレイルに入った方がベターです。
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白木山への直登はロープが張られています。
キツいですが距離は短い、第一関門までもうひと頑張り。
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白木山を降りてきたら第一関門のエイドです。
すでにトレイルのとちゅうからお腹の調子が悪くなり、このエイドで一目散にトイレへ。
ひとまず落ち着きましたが、結構タイムロス。
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エイドには水、アミノバリューがあり、ここにはソイジョイもありました。
基本的にたいしたものはないので、行動食は必須です。
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ここから長い長い林道10キロ、走っているとまたお腹の調子が悪くなってしまいました。
お腹の具合を紛らせるためペースダウンして走っていたので、かなり抜かれました。
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そしてようやく東金砂山神社のエイドに到着し、またトイレへ。
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このエイドの後はロードになるという記憶でしたが、なぜかいつまでも林道。
前にいたランナーが止まり出し、コースを間違っているのでは、と。
ということで、ずっと下ってきた林道を逆戻り。
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2キロほど戻ったところで間違えた場所が判明。
我々が通ったときには車止めはなかったので、おそらく誰かが通るときに動かしてそのままになっていたのではないかと…。
で、右のトレイルに降りる矢印を見落としたんでしょうね。
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このコース間違いで、結局、30分ほどタイムロス。
なんだかボロボロの状況ですが、まだレース序盤です^^;
ただ、悪いことが重なったせいか、コースロスの戻りの上りは歩きが多かったためか、お腹の調子は復活しました。
ちょうど一緒になったラン仲間の女性と話しつつ、しばしロードを走ります。
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ロードが終わると、この大会のお楽しみのひとつの沢沿いのコースへ。
ただ、残念なことに写真はほとんどミスショット・・・。
デジカメはPowerShot S100を使っているのですが、最近は液晶画面が不調で途中から何も映らなくなってしまい、設定が変わっていたことに気づかないままでした。
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沢のゾーンを過ぎて、第二関門の竜神大吊橋へ向かいますが、その手前の赤岩に地元の方の大きなエイドがあります。
ここでは、かぶり水をし、麦茶を飲んで、フルーツなどをたくさんいただきました。
コースアウトしたことをラン仲間の女性にボヤきつつ・・・
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ちょっとトレイルを下ると、竜神大吊橋です。
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竜神大吊橋をすぎると、しばしロードの区間。
ここでも別のラン仲間の女性と併走しつつ、この後が結構キツいけど完走は問題ないのではと適当なことを言ってしまいました・・・。
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ロードが終わって、トレイルの登りがあります。
ここで早くもトップの選手が戻ってきてスレ違いました。なんと速いのか!
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トレイルを登ると、またロード5キロぐらい。
結構歩いている人が多かったのですが、できるだけ走ります(上りは歩きですが)。
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少しトレイルを走って第三関門へ到着。
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さて、この第三関門の後がキツいゾーンです。
第一関門前と同様にアップダウンが続くので、疲れた脚でもういっぱいいっぱい。
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そして第四関門へ到着、ここでライトの点灯チェックをしていました。
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最後のトレイルゾーンに突入です。
第四関門が53キロ地点、ゴールが60キロ地点で、最後のロードに入ってから5キロほどなのでトレイルはあと2キロ程度のはずですが・・・いつまでも終わらず、何度も登ったり降りたりするのに心が折れました・・・。
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ようやくロードのセクションへ。
トレイルの途中でガーミンが止まってしまい、その時点ですでに64キロちょっと。
コースアウトした4キロを抜いても60キロすでに走っていることになり、おそらくゴールでは66〜67キロぐらい、私はコースアウトで余計に走って70〜71キロでしょうか^^;)
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ガーミンが止まっていて距離も分からず淡々と走ったせいか、以外に早く竜神大吊橋の料金上へ到着。
階段を上り、橋を渡ってゴール!
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いや〜、今年は長かった。キツかった。
タイムは12時間以上かかってしまい、まったく満足いくものではありませんでしたが、いろいろあった割には何とか頑張りました。
来年こそは成績アップを目指したいです。あと、壊れていないカメラを持ってこよう。
 
参加賞:Tシャツ
今年はパープルのデザイン、京都サンガのサポーターである私からすると嬉しい。
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装備・ウェア:
・シューズ:Salomon XA PRO 3D ULTRA 2
・バックパック:CAMELBAK オクテインLR
・ウェア:長袖ランニングシャツ(ファイントラック)、ランニング用パンツ、カーフタイツ

レース概要:
茨城県北部、奥久慈の豊かな自然を舞台に開催するOSJトレイルランニングレースシリーズ第4戦「OSJ奥久慈トレイル50K」。2012年はスタートとフィニッシュを逆に変更し開催です。日本三大瀑布の「袋田の滝」で有名な大子町の「袋田温泉」をスタートし、常陸太田市の「竜神大吊橋」にフィニッシュするコースは、変化に富んだチャレンジングなレイアウト。

サイト:
OSJ奥久慈トレイル50K(主催者)
 

今年のOSJ奥久慈トレイルは難易度UP?

OSJ奥久慈トレイル50Kのコースマップがアップされていました。

大会概要のページで、去年は約56kmと書いてあったのに対し、今年は約60kmと書かれていた(レース名は50Kのままですが)ので、ちょっと長くなるのかなと思っていましたが、かなり変わっているようです。

まず、昨年(2012年)は以下のようなコースでした。
一昨年(2011年)のコースとはスタートとフィニッシュが逆になっていて、袋田の滝の近くからスタートし、竜神大吊橋がフィニッシュ。
竜神大吊橋は第2関門とフィニッシュの2回通ることになっています。第2関門の竜神大吊橋の後にトレイルをしばらく進んだ後は、大半がロードと林道(下のマップの右側の赤い部分はほぼ林道です)になっていて、前半はキツいものの後半は楽になるという構成。体感的には、震災後で距離が短くなった2011年よりも走りやすいというコースでした。
終盤3分の1ぐらいはロード&林道になってしまうので、個人的にはつまらないと思ったものの、完走はしやすくなっているという状態で、まぁ、これはこれでアリかな、と。

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そして今年のコースとして発表されたのは、下のマップのようになっています。
まず、林道とトレイルを区別して書かれているのは、いいですね。
林道を走るのは、どちらかというとロードを走る感覚に近いので。

スタートとフィニッシュは昨年と同じですが、大きな違いは林道セクションが前半になって、アップダウンのキツいセクションが終盤になったことです。
これは小刻みで急な登りと下りの繰り返しが続く部分で、昨年は前半にあったのでまだ元気でしたが、一昨年は後半だったので脚が攣っている人が続出でした。今年は距離も長いので、相当キツいと思います。
あと、マップの中央部分が、昨年はロードだったのに、今年はトレイルになっているというのも違いますね。トレイル率はかなり上がっていると思います。

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スタート時間は昨年よりも30分早くなりましたが、フィニッシュタイムも早くなって制限時間は同じ14時間。

コースを辿る順番が変わったことと、トレイル率が上がったことで、完走率は昨年よりは減りそうな予感です。

コース図の詳細は以下からPDFにてご確認ください。

2012年コース
http://www.powersports.co.jp/osjtrail/12_okukuji/course.htm

2013年コース
http://www.powersports.co.jp/osjtrail/13_okukuji/course.htm

日時:2012年6月3日(日) 5時30分スタート(制限時間14時間)
距離:57.4km
記録:11時間23分33秒(154位)※完走者数:310人
天候:曇り一時小雨

もう1週間たってしまいましたが、先週走ったOSJ奥久慈トレイル50Kのレポートです。

早朝のスタートというとこで前泊しましたが、泊まったのはスタート地点から10分もかからないところにある滝美館という旅館。
今回は相部屋などではなく、一人で泊まっていたので寝坊しないようにしないとなと思っていたのですが・・・目が覚めたら5時。なんとスタートの30分前でした。

ウェアを着たり、ハイドレーションに水を入れたり、ジェルなどを用意したり、大慌てで準備して荷造りし、チェックアウト。
朝食としてオニギリと唐揚げなどのお弁当が用意されていたのですが、会場へ向かいながらオニギリだけ食べて、スタートの3分前に到着。
なんとか間に合って、列の最後尾からスタートしました。
あやうく前泊までして寝坊というオチで終わるところだった。

ちなみに、鏑木毅さんも参加されることになったとのことで、結局、1位だったようです(オープン参加だったので順位なしとのことですが)。
下の写真で最前列の向かって左端にいるのが鏑木さんです。

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ということで、辛うじて無事にスタートできました。
では、コースを写真とともに追っていきましょう。

昨年までは竜神大吊橋をスタートして袋田の滝の近くをゴールとするコースでしたが、今年はスタートとゴールが逆になっています。
これによって、厳しいトレイルが前半になり、後半にロードや林道という構成になって、コース自体はかなり楽になりました。

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●スタート~第一関門

スタートして最初に向かうのは、なんと袋田の滝。
お土産物屋街を通って、滝へ向かうトンネルを通り、滝の観瀑台がコースに組み込まれています。

滝へ向かうトンネルです。こちらへ向かってくる鏑木さんとすれ違いました。
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滝とランナーを入れて写真を撮るつもりでしたが・・・いいポジションが取れず、うまく行かず。
しかし、まだ営業していない早朝とはいえ、ここをコースにできるというところが凄いですね。
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スタートから2キロほど走ると、トレイルに入ります。
月居山の登りと下り、標高差も高くはないので、たいしたことはなさそうですが、基本的にこのコースはこの後ずっと急な登りと下りを繰り返すのがキツく、かなりこたえます。つづら折りのようなコースはほとんどありませんし。
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このコースの前半で苦戦のするのが下りの地面です。
急で走りにくい上に、路面が岩なので、かなりスリッピー。手を突くと下が堅く、怪我をする人も多いらしい。
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登ったり、下ったり、たまに走れるところがあったりという感じでコースが続きます。
前半の早い段階から、かなりバラけています。
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下の写真は白木山に向かうところ。
前日の説明会では草の中を進むので短パンだと痒いとのことでしたが、私が行く頃はランナーが踏み固めて道になっていました。
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白木山へは直登の急こう配ですが、しっかりしたロープが張ってあるのでそれを掴んで登ります。
できるだけ脚はセーブしておきたいので、手を使えるところは積極的に手を使いたいところですね。
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白木山を降りてくると、第一関門へ到着。
ここは反対車線を白木山へ向かうランナーが走るので、唯一のスレ違いポイントになっています。20120603_okukuji_14.JPG

●第1関門~第2関門

この区間がこの奥久慈トレイルの最大の難所です。
男体山に登り、その後は登ったり下ったりの繰り返し、第1関門までの登り下り以上にキツいコースが続きます。
ただ、昨年に走ったときは、ここを通るのはもう後半だったのでかなり脚にきている状態でしたが、今年はまだ前半だったので、昨年ほど苦しくはなかったように思います。
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湯沢峡のエイドステーションで一休み。
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エイドの後は沢に入り、アドベンチャー度が増します。
このあたりはワリと楽しいゾーンでもあります。
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ちなみに、下の写真を撮る間に20人ぐらいのランナーに抜かれました。
この奥久慈トレイルではレース中に175枚も写真を撮っていまして、1枚あたり10秒かかったとすれば30分近くロスしていることになりますか・・・。
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この後もキツい登りや下りがありますが、走れるコースも一部あります。
まぁ、あまり走る元気もなくなっているのですが。
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目指す第2関門はゴール地点でもある竜神大吊橋で、その手前は3キロほどのロードがあり、そこから長い階段の登り。
ここで小雨がパラついてやや気温も低くなりましたが、むしろ走りやすくなったぐらいで、ちょうどよかったです。
山の中では結構降った場所もあったようですが。
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竜神大吊橋への階段がなかなかツラい。
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そしてようやく第2関門に到着。距離的にはまだ半分きただけ。
ゴールの横を抜けて行くので、ここでもう止めたくなるような気持ちになってしまいます。
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●第2関門~第3関門

第2関門を抜けて短いトレイルをすぎ、ロードに入ると大きな私設エイドがありました。
ラン仲間のかよさんがいたので、水をかぶり、またまた一休み。
地元で、毎年エイドを出されているとのことでした。長丁場の大会はこういうエイドがあると助かります。
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ロードの上りで歩いていると、大きなリュックを背負ったランナーに軽く抜かれました。
えらく歩くのが速いのですが、聞いてみると、大股で歩く練習を普段からしているそうです。
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その後、またしばらくトレイルに。
ここは沢沿いに進むようなコースとなっていて、トレイルコースという感じではないので、テープを目印に進む感じです。
このあたりも結構楽しいアドベンチャーゾーンです。
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矢印とテープの目印があり、これは川の向こう側へ渡れということですよね、ってなことを話したりしながら進みます。
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沢を抜けると、後はロードの始まり。
このあたりは住宅もあるので、私設エイドが結構出ていました。
ありがたく、すべてのエイドに立ち寄らせていただきました(休みたいだけという話もありますが・・・)
冷たい麦茶がおいしかった。
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東金砂山神社のエイドに到着。
ここが35kmちょっとの地点とのことで、あと22kmほどになります。20120603_okukuji_45.JPG

この後は長々と林道を走り、ロードを走り・・・20120603_okukuji_46.JPG

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そして、第3関門に到着。
林道やロードばかりで走れるので速くは進みますが、トレイルがないので飽きます。
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●第3関門~ゴール

第3関門の後は山の上までの短いトレイルを上った後は、またまたロードに。
上りは歩いて、平地や下りは走ってという感じで進みます。
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最後のエイドである予備関門に到着。
残り4.3kmと言われましたが、おそらく竜神大吊橋の階段の上り口のところまでの距離だと思います。
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予備関門を過ぎると、1.3kmの下りトレイルへ。途中で第2関門へ向かっていたコースに合流します。
ここのトレイルがグチャグチャで、最後の最後にえらくシューズが泥まみれになりました。
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そしてロードを3km走り、またまた長い階段を上がって、本日2回目の竜神大吊橋を渡ってゴールへ。
この竜神大吊橋を渡ってゴールというのはスタート近くの袋田の滝と同様に素晴らしいのですが、2回目なので感動も今一つ。できれば通るのは最後だけにしてもらいたいところです。
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改めて思うのは、今年のコースは前半と後半の落差がありすぎるな、と。
比較的元気な前半のうちに厳しいトレイルを通って、後半に脚が疲れているところでロード&林道という形なので、いっぱいいっぱいな状況でもなんとか完走できるようなコースにはなっているのですが、あまりにも後半が面白くなさすぎます。これなら後半の途中のどこかからショートカットしてゴールに向かった方がいい。
昨年は48kmの短縮コースでしたが、その方がトレイルとロードが交互に来るなどバランスは取れていたように思うので、来年はまたコースを変えてもらいたいです。

参加賞:Tシャツ
去年のTシャツの方がレースごとにデザインが違ってよかったのですが、今年のOSJはイマイチな感じ。

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装備・ウェア:
・シューズ:Inov-8 Roclite 315 Shoes AW11
・バックパック:CAMELBAK オクテインLR
・ウェア:半袖トレーニングトップ(バルサ)、ランニング用パンツ、カーフタイツ

レース概要:
茨城県北部、奥久慈の豊かな自然を舞台に開催するOSJトレイルランニングレースシリーズ第4戦「OSJ奥久慈トレイル50K」。2012年はスタートとフィニッシュを逆に変更し開催です。日本三大瀑布の「袋田の滝」で有名な大子町の「袋田温泉」をスタートし、常陸太田市の「竜神大吊橋」にフィニッシュするコースは、変化に富んだチャレンジングなレイアウト。

サイト:
OSJ奥久慈トレイル50K(主催者)

日時:2011年6月5日(日) 5時30分スタート(制限時間12時間30分)
距離:トレイルランニング48km
記録:11時間18分
天候:曇り

通常は57kmのこのOSJ奥久慈トレイル50K、今年は地震の影響で開催延期となり、距離も48kmに縮小されての実施でした。
もともと50kmとして開催したら実際は57kmあったとかいう適当さで、今年は48kmと言いながらも実際はもっと長いので、たぶん名称通りの50kmなんじゃないかと主催者側は言っていました。かなりアバウトですが、平地と違ってトレランの距離というのも難しいものですしね。

当日は朝4時半にバスで宿を出発、スタート地点はすぐ近くで、龍神大橋のたもとです。
日中は渡るのは300円と有料ですが、このときはフリー。5時半のスタートまで余裕があるので、のんびり渡って景色を楽しめました。

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エントリーしているのは450名ほど、それほど大きな大会でもないので、スタートの混乱もありません。
こういう大会でもカブリ物をしているランナーがいるのですが・・・たいしたものです。私にはそんな余裕は全くありません。

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スタートしてしばらくロードを走り、バラついてきたところでトレイルへ。
最初の方のトレイルはわりと普通のトレイルですが、急斜面を降りるところなど、どう降りてよいか分からずテクニックで差が出る所もあり。抜くに抜けないような場所なので、下りで難儀している人のところでは渋滞も起こり、ここで前後の差はかなりついたのではないかと思います。
途中からしばらくはロードのコースもありますが、これはこれで上りが中心なので、走り続けるのはかなり厳しい。東金砂山神社の4つの階段を過ぎた後はしばらく林道を走り、またトレイルに入って6キロほど行くと第一関門の20kmほどの地点となります。

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よくよく考えれば、私はこのレースが今年の初トレイル。4月末の富士五湖ウルトラ後はランもかなり怠けていたので、かなり体力が落ちていて、この第一関門の手前のロードで走ろうとして早くも脚が攣ってしまう有様。しかもお腹の調子が悪く、トイレに行きたくて仕方がない、我慢の限界に近付いている感じでした。

そして第一関門が見えて、ようやくトイレに行けると思い場所を聞くと、ここにはトイレはありませんとの返事。どこにあるかを聞いてみると、なんと5キロほど先にあると・・・。リタイアしようかと思いましたが、この時点でまだ8時20分。第一関門の制限時間10時15分までまだ2時間近くあったので、ここで待つのもツラいと、そのまま走りづけることに。

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第一関門から山を上がり、ようやく走れるようになったところで、木の根に引っかかって踏ん張ったら、一気に両脚が攣ってしまい、コースの脇でストレッチ。トイレにも行きたいし、これはもう無理という状態で、おとなしく第一関門に戻ってリタイアしようかと思いましたが、近くでゼリーを食べながら休憩していた女性に励まされ、次の第二関門まではなんとか頑張ろうと決意しました。

そして走り出すと、なんと、すぐ近くの廃屋に「トイレ」の看板が!
とりあえずこれでひとつの問題は解決し、続ける気力が生まれてきました。
まぁ、脚がすでにダメダメなのは変わりありませんが、ここで20分ほど費やしたものの制限時間的には余裕もあるので、行ける所まで行こうと。

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そしてしばらく進んで、終盤は第三関門となるエイドを過ぎ、第二関門へ向かうトレイルに。
ここからが本当にキツかった。
来月のキタタンなどは最後の姫次への上りが延々と続くところで心が折れそうになるのですが、この奥久慈は細かい上り下りがずっと続くのがツラい。
しかも、手を使ってよじのぼるようなところや、チェーンを掴んで上る鎖場、下りも慎重に降りなければならないような急斜面が多く、なかなか進まない。本当に容赦ない苦しいコースで、いつまでこんなことが続くのかと途方にくれます。

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チェーンを使って岩場を登る、鎖場(くさりば)。
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走りようがない、岩だらけの危なっかしい下りのところ、「転倒注意」の看板が。
言われなくても注意せざるをえません。
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こちらは急な下りで足元がユルい所。滑って尻餅をついてばかり、木で身体を支えながら降りました。
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地震で崩落している場所もあります。
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これは篭岩でしょうか。ここを見る岩棚は地震で落ちてしまっていました。
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そしてようやくたどり着いた第二関門。
みんな休憩をとって、水をかぶっている人も多かった。
時刻は11時45分、トイレ休憩などを除くと、第一関門からここまでの8キロほどで3時間もかかったことになります。スタートから第一関門までの20キロより長時間かかっているワケで、どんなに厳しいコースなのかが分かっていただけるかと。
ただ、制限時間は13時15分ですから、まだ1時間半の余裕はあります。

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第二関門から第三関門まではトレイルが半分、ロードが半分という感じですが、なんとかロードで走って制限時間までのタイムを稼ごうにも、上り坂などは走れる足は残っておらず。
トレイルは第二関門まで以上に鎖場だらけの急斜面も多かったのですが、実際のところ、チェーンがあるおかげで、手の力で登れるのが嬉しかった。もう脚はいっぱいいっぱいですから。

鎖場となっている沢。
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どこを通ればいいのか分からないような場所も多いのですが、テープが貼ってあるので一応、そこを通るんだな、と。
と言いつつ、コースを間違ったりもしましたが。
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急斜面をよじ登っていくところ、もはやアドベンチャーレースです。
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第三関門に来ると、ゴールまで約7キロの表示。
時刻は15時7分、第三関門の制限時間の15時45分までは残り38分です。
第二関門からここまでで貯金を使い果たしたような状況ですが、おそらく第一関門と第二関門の制限時間は多くの人がクリアできるように設定されていて、第三関門はゴールできそうな時間として設定されているのだと思います。きっとこの第三関門で時間切れになる人が多いのではないでしょうか。

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ゴール制限時間の18時まではあと3時間弱。どうにかこうにか完走は見えてきました。
最後は山を3つ越えるのですが、全体的に下り基調で走れる程度の下りも多く、それまでの難コースに比べれば楽な方です。
ただ、距離は適当なので、7キロよりもかなり走ったような気はしましたが。

最後の月居山へ向かう上り。急な上りですが、それまでのコースを思えばなんでもありません。
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最後はロードを1キロほど走ってゴールへ。
ゴールでは一人ひとりの名前を呼んでくれていました。
しかし、本当にキツいレースだった。
トレイルの練習をしっかりしないといけないなと改めて思いました。

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ゴールの近くに袋田の滝があるらしいのですが、帰りのバスの時間(17時30分)が近くてゆっくりしている間もなかったので、見に行くこともできず。
しかし、距離短縮で早めの時間にゴールできるんだったら、遅い時間のバスにしておけばよかったかな。

参加賞:Tシャツ
胸のワンポイントとバックプリントのあるTシャツ。竜をOSJの形にしている、凝ったデザインです。こういうのは嬉しいですね。
宿で寝巻にしている人が多かったのですが、質もいいのでランのときに使います。

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サイト:OSJ奥久慈トレイル50K

 

更新が遅くなりましたが、地震の影響で4月開催の予定が6月5日に延期になったOSJ奥久慈トレイル50Kの大会レポートについて。

私は大会のオフィシャルツアーへ申し込んでおり、 前日の土曜14時に東京駅を出るバスで奥久慈へ。

17時から説明会があるのですが、到着したのはちょうど17時でした。
受付を済ませて会場に入るともう始まっていました。
説明会はコースマップに沿ってコースの写真を映しながら各ポイントを説明していくというもの。どういうところに注意が必要かなど教えてくれるので、特に初出場の場合は聞いておいた方がよいです。とはいえ実際に走ったことはないので、今ひとつピンときませんが、イメージはつかめます。

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事前に送られてきていた参加案内を私はよく読んでいなかったのですが、この大会ではライトが必須となっていました。
今回は距離短縮でフィニッシュの制限も18時でまだ明るそうなので気にしていませんでしたが、やはりちゃんと案内は読まなければ。止むを得ず会場に売っていたヘッドランプを購入しました。
ちなみに、翌朝のスタートの装備チェックでライトがなかった人は、第三関門の制限時間を通常の15時45分より早い15時にするということで出走可能にしたとのことでした。通常の距離なら棄権になるようです。
 
さて、説明会の後はパーティがあります。
主催者や協賛者、過去の優勝者などの話がステージでありつつの立食形式。
カツオのタタキ、鳥のグリル、野菜炒め、チャーハンなどがテーブルに運ばれ、屋台で法華汁やソバなども出されていました。ビールは有料です。
品数もあっていいとは思いますが、もっと炭水化物が欲しいところではありました。

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パーティが終わると宿へ。
私が泊まったのはは竜っちゃん乃湯という研修センターのような温泉宿泊施設でした。
温泉もヌルッとした感じ。
大広間で10人以上で寝るという修学旅行のような状態でしたが、とりあえず問題なし。
ただ、ホテル宿泊を選んでいた場合は、ホテルビレッジというスペイン風の造りの場所になっていまして、この差は感じましたね。朝もゆっくりできないので微妙ではありますが。
 
不満は朝食です。
宿からもらえるのはオニギリ2個だけ、主催しやから提供されたランチパックを足してもぜんぜん足りない。
ゼリーを多めに持ってきてはいましたが、できれば朝早くて他称費用が高くなっても朝食は食べたいところです。

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朝の3時頃には起きて、のんびりと準備をし、宿を出発です。

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