湘南国際マラソンでGarminとiPhoneアプリのRunKeeperを同時に使って比較してみましたが、神戸マラソンではGarminとNike+GPSを、つくばマラソンではGarminとJogBoyを同時に使って比較してみました。
神戸マラソン
まずはWeb画面のキャプチャーを。
Garmin
ひとつの画面内で各情報が表示されるようになっています。
Nike+GPS
Nike+のWebサイトにアップされます。
ペースとマップは別の画面でグラフィカル。ペースがどんどん落ちているのが分かりますw
Nikeユーザー同士のコミュニティとなっているのも特徴。
さて、GarminとNike+GPSの計測結果の比較ですが、やはり距離に差が出まして、以下のようになりました。
Garmin 距離:42.61km / 平均ペース:4分58秒/km
Nike+GPS 距離:43.47km / 平均ペース:4分52秒/km
号砲と同時にいずれも起動していて、スタートラインよりは後ろから計測開始していることになるので、少し長くなるのは当然なのですが、Nike+GPSは1キロ以上ズレているわけで、やはり誤差が大きすぎです。
計測後に距離を修正することはできるので、大会などで実際の距離に修正すればよいとは言えますが、普段のランニングでは距離やペースが正確に表示されないというのが問題ですね。
スタート地点と折り返し地点の軌跡は以下のようになっていますが、Garminが比較的スムーズな軌跡となっているのに対してiPhoneアプリはフラフラした軌跡になっているのが、距離が長くなる原因なのでは、と思います。GPS精度というよりは、スムーズにするためのロジックの違いではないかと思いますが。
折り返し地点ではGarminは実際に走ったコースではなく、復路だけを往復しているような状態になっているのですが、これは地図を参照して軌跡を描くようなロジックが入ってるのではないでしょうかね。湘南でもマップに合わせた軌跡になっていましたし。
Garmin:スタート地点
Nike+GPS:スタート地点
Garmin:折り返し地点
Nike+GPS:折り返し地点
つくばマラソン
つくばマラソンではiPhoneアプリはJogBoyを使ったのですが・・・9キロ地点で計測ストップしていました。
スタートさせると画面ロックされるようになっているので、ポケットの中で止めるような操作になってしまったということはないハズなのですが、よく分かりません。RunKeeperやNike+GPSは1キロごとに時間やペースがアナウンスされるようにしてイヤホンで聞いていたので、止まると分かるのですが、JogBoyは音声機能はないのでイヤホンをしておらず、分からないままでした。
距離の比較はできないので、スタート地点あたりの軌跡の比較だけ。
JogBoyはアップロードサイトがあるのではなく、GoogleEarthのデータをDropBoxに保存するという仕組みになっています。
衛星画像の上でちょっと分かりにくいのですが、JogBoyもフラフラした感じにはなっています。
Garmin:スタート地点
JogBoy:スタート地点
神戸マラソンとつくばマラソンでは、Garminのハートレイトモニターも付けて走ったので、ペースと心拍数の比較も載せておきます。
まずは神戸マラソン、ペースがどんどん下がって終盤はかなり乱れています。
心拍数は序盤の方が高く、終盤でペースが落ちると心拍数も落ちていますね。オーバーペースで入って後半までもたなかったという状況がよく分かります。
次に、つくばマラソン。
こちらは最後にペースは落ちていますが、ほぼ平均ペースで心拍数は30キロ以降の苦しくなってきたところで上がっています。ペースを落とすまいと頑張っていたので、その分、心拍数も上がったようです。
以前はiPhoneアプリで距離とペースだけチェックしていましたが、Garminは心拍数も分かるのがやはりいいですね。
キツさの目安としては心拍数が最適ですから。