道志村トレイルの最近のブログ記事

日時:2012年5月14日(日) 7時スタート(制限時間10時間)
距離:41.3km
記録:8時間16分36秒(140位/598名)※完走者数:355 完走率:59.4%
天候:晴れ

前日に財布を無くして意気消沈でしたが、とりあえずお腹の調子も大丈夫そうでスタートすることにしました。

さて、ドMなコースということで、まずはコース図を見てください。
パッと見たところ、高低差で平たいところがほとんどなく、ずっとアップダウンがあって厳しそうな感じです。
ただ、キタタンのように昇り続けたり、下り続けたりということがないので、メンタル的にはまだマシかも?というような印象でした。

タイム的には、最初のキツい登り5kmを1時間ほどで、その後もだいたい5kmを1時間ぐらいのペースで行って、下りの林道などタイム短縮できそうなところを詰めれば8時間以内にはゴールできるかな、と。
ただ、半月板を痛めてから初の本格的なレースなので、下りでも無理せず最後まで筋力を残して走るつもりではありました。

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では、写真で追いながらレースのレポートです。

当日の朝は天候がいいものの結構肌寒く、半袖シャツ1枚というのは失敗したかな、というぐらいの気温。やはり山の朝は寒い。
ギリギリまで上着も脱がずでスタート位置がちょっと後ろすぎたか、いきなり出遅れてしまいました。

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最初の急な登りで渋滞になることは間違いなさそうだったので、最初のロード~林道の2.5kmほどは頑張って走ります。
そして登山口の手前にくると、やはり渋滞に。ただ、完全に止まるほどのことはなく動いてはいました。しかし後ろの方だと渋滞が長くなって結構タイムロスになるのではと思います。

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最初の沢渡りなどを過ぎてしばらく行くと、キツい上りが待っています。
スタート地点から最初のピークのブドウ岩の頭までは標高差600mほど。まだまだ序の口です。

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ブドウ岩の頭を過ぎると、まず最初の急な下りです。
今回はとにかく脚を使い過ぎないように、ステップを小さくしてスピードも抑え目に下りました。

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そしてすぐまた菜畑山への上りに。
このコースのキツいところは、ゆるやかな上り下りがあまりないことですね。

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菜畑山の山頂では、富士山がきれいに見えました。

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あとはだいたい同じような感じのコースが続きます。
上り基調ですが、上ったり下ったりしながら今倉山へ到着。

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そして最初の長めの下り、今倉山から360mほどの標高差を下ります。
ここも無理せず、速い人には先に行ってもらい、遅い人は抜いて行くと。当たり前ですが。
この下りからかなり人はバラけました。

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最初の給水所、10km地点へ到着。
時間的には2時間4分なので、だいたい予定通りです。
ここではコップ1杯の水だけもらえます。

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で、このあたりからまたお腹の調子が悪くなってきました。
とりあえず20km地点にはトイレがあるハズなので、そこまでガマンしようと。
5kmで標高差570m程度、御正体山への上りを淡々と上ります。

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そして、このコースの最高峰の御正体山の山頂へ。

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そしてまた山頂からの下り。
ここも結構急な下りになっています。

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ただ、ずっと下りではなく、途中に何度か上りを挟んでいるのがイヤらしい。
上りと下りの切り替えで脚が攣りそうな感じになってきました。

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鉄塔があって見晴らしのよいところから富士山や周りの山々がきれいに見えました。
ただ、レース中だとあまり気持ちも安らぎませんが。

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そして、第一関門の山伏峠、20km地点の給水所へ到着。
タイムは4時間8分。ややかかっていますが、だいたい予定通りです。

ここでは500ccのペットボトル1本分の水をもらえます。
ペットボトルをもらうというのではなく、ハイドレーションに入れてもらったり、紙コップに入れられているのを飲んだりという感じです。

ここでは塩バナナもいただきました。バナナに塩を振ったもので、カロリーと塩分を摂れるというもの。
ランナーには最適なのですが、切り分けたバナナが小さすぎ、塩も少なすぎ。特に塩はこの時はもっと欲しかった。

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あと、この第一関門ではトイレに行こうと思っていたのですが、結構下って行ったところにトイレがあると聞いて、断念。
まだしばらく我慢できるかなと思ったので、第二関門まで耐えることにしました。

山伏峠から25km地点の菰釣山(こもつるしやま、難読!)までは標高差は200mぐらいしかないのですが、ここがまた以外にキツい。
ずっと上ったり下ったりを繰り返しているので、思った以上に時間がかかり、気持ちが折れそうになります。

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ようやく菰釣山に到着。

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菰釣山からは長い下りがあります。
最初は木の根っこがたくさん見えているトリッキーで急な下りですが、徐々にゆるやかな下りへ。

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ただ、ゆるやかになるとは言っても、沢の横を走るような感じで、石がゴロゴロしているので非常に走りにくい。
それでもしばらく走ると、やがて林道に出て、このコース中であまりない舗装されたロードに出て民家の間を走ります。

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そして第二関門31.65kmの体験農園駐車場へ到着。タイムは6時間11分ほど。
ここは道の駅なども近く、観光客も来るような場所です。
ここでようやくトイレに入り、靴を脱いで小石や土を取り、水分もたっぷり飲んで・・・と、10分ぐらい長居してしまいました。

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しかし後は山を一つ越えるだけなので、それほど時間もかからないかなと思っていましたが、これが甘かった。
次に上る鳥の胸山が最後に待ちかまえる難所でした。

最初はやや厳しめの上りが続く感じ。
これぐらいでも終盤の疲れた脚には結構こたえます。

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そして徐々に傾斜がキツくなり、山登り的な感覚に。

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という感じで、2kmほどの間に500m登って、鳥の胸山の山頂に到着です。

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ここから先は下るだけ、と思っていたら、まだ上りや下りがあっていい加減うんざり。
そして下りももう最後なので、スピードアップしてみたら、疲れがきているせいもあってか、根っこにつまづいて豪快に転倒。浅い傷でしたが、腕を切って流血です。そしてこの血が買ったばかりのバックパックに付いてさらにテンションが下がる。
あとは安全に普通に降りてきました。

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最後は林道とロード。
このあたりはガレてもいなくて走りやすかったです。
私は結構脚にきてはいたので、キロ6分を少し切る程度で走っていましたが、何人かに軽く追い越されました。
やっぱり最後までもっと走れる脚が残るだけの筋力をつけないといけませんね。

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ようやくゴール。
(フィニッシュテープ係として一緒にスタートしたハズのラン仲間がやっていたので驚きました。)

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結局、ゴールタイムは8時間16分。
第二関門で結構時間をかけてしまいましたが、それがなくても8時間は越えていました。
ガーミンの計測だと44.62kmになっていて、3km以上もズレていたので最後はいつになったらゴールになるのかと、かなり長く感じました。
だいたいいつもガーミンは多めの距離を計測してしまうのですが、なんとかならないんですかね。

ということで、ずっと上ったり下ったりでキツい、噂通りのドMのコースでした。
キタタンと比べてどっちが厳しいかと言うと、コース形態は違うものの制限時間に余裕がある分、キタタンが楽なのではないかと思います。

こういったアップダウンのあるコースで制限時間が厳しいレースといえば、来月の奥久慈トレイル。
実のところ、奥久慈の方が道志村よりもキツいということは間違いなく言えると思います。

来週は野辺山ウルトラマラソンがあり、6月は奥久慈トレイル、7月は北丹沢と富士登山競走、ドM街道まっしぐらですw


参加賞:マゾヒストTシャツ!

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装備・ウェア:
・シューズ:Inov-8 Roclite 315 Shoes AW11
・バックパック:CAMELBAK オクテインLR
・ウェア:半袖トレーニングトップ(バルサ)、ランニング用パンツ、カーフタイツ

レース概要:
道志山脈を駆け登り、新緑のブナなどの原生林の中を山梨百名山菜畑山・今倉山・御正体山と縦走し、山伏峠(ロング第1関門・新規ハーフコースゴール地点)を境に相模湾や丹沢山脈を見下ろし、最後の難関山梨百名山鳥ノ胸山を登る。各所で富士山が望めるロング41.3km・ハーフ20.2kmの本格山岳トレイルコース。参加賞としてTシャツ、温泉入浴券、クレソンうどんを用意してます。

サイト:
神奈川県・山梨県東部トレイルラン連絡協議会オフィシャルサイト(主催者)
 


 

ドMなコースと噂の道志村トレイルレース。
今年はキツいコース中心にエントリーしており、その一発目です。
週の半ばに引いた風邪が治らず、前夜からお腹の調子も悪くてどうしようかと思いましたが、とりあえず行ってしまおうと。

私は大会のシャトルバスに申し込んでおり、JR橋本駅から道志村へ直行。
公共の交通が少なくアクセスの悪い道志村ですが、13時30分出発のシャトルバスは1時間15分ほどで到着しました。

会場の道志村中学校グランドでの前日受付は、参加者数の割にはテントも多め。
16時からコースガイダンスがあるとのことで、それまで佐藤スポーツのショップなどを見ながら時間つぶしです。

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遠くに明日走る山々が見えます。

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コースガイダンスは福田六花さんの司会で、宮原徹さん、前年優勝の近藤敬仁さん、第1回・2回大会で女子優勝の間瀬ちがやさんの3名。
アップダウンが多くてキツいということと、下りで脚を使うと終盤に走れなくなるので特に下りには注意、ということで散々脅されました。
宮原徹さんは前年にトップを走りながら最後の鳥の胸山の頂上付近で全身痙攣になってリタイアしたそうで、コースの厳しさを強調されていました。
近藤さんが今一つコースを覚えていないのでグダグダになりそうでしたが、昨年の体験談でまとまってガイダンスは終了。

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で、ガイダンス時に攣りそうな時には電解質を粘膜から吸収するエンライテンがいいと聞き、佐藤スポーツで売っていたのでそれを買おうと思ったのですが、ここで財布がないことに気付きました。
橋本駅を出てから松屋で昼飯を食べたのが財布を使った最後で、そこからシャトルバスに乗って今までの間で落としたようです。落とした可能性のある場所は少ないので見つかるかと思ったのですが、レース事務局には届いておらず、松屋にもなく、バス会社にも連絡してもらいましたが、バスにもない、と。

とりあえずその日は予約していた民宿・北の勢堂に泊まり、朝から帰るかどうしようか考えることに。
宿に着いて、公共の交通で帰ろうとするとどうすればいいか宿の女将さんに聞いたところ、明日は日曜で交通機関はあまりなく、バスで富士吉田まで行ってから電車で帰ることになるということで、1日がかりになりそうなので、シャトルバスを待って帰った方がよさそう。
お腹の具合もおさまってきていたので、基本的には走ってから帰るスタンスです。

ちなみに、宿泊費も持っておらず、明日に帰る分の交通費もないので、宿でお金を借りました。
月曜に振り込みますということで。いろいろと助けてもらい、ありがたかったです。

こちらが民宿・北の勢堂、私が止まったのは旧館の方で、えらく趣のある建物でした。
これは朝に撮った写真ですが。

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夕食はチキンのグリルなど、明日に備えてご飯を多めに。
お金もなく、風邪っぴきなので、ビールは自重。

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朝食はハムエッグなど、またまたご飯を多めに。
こういう大会の前はやはりみんなご飯のお代りをしていました。

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レースのことはまた今晩に続きを書きます。

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