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日時:2014年7月25日(金) 7時スタート(制限時間4時間30分)
距離:21km
記録:4時間05分46秒
   ・八合目通過 03:36:02
   ・五合目通過 02:05:14
   ・馬返し通過 01:06:59
天候:
 
今年で4年連続の参加となる富士登山競走、2年前は写真をほとんど撮らずタイム狙いで3時間58分36秒とサブ4でゴールできたものの、昨年は練習不足や渋滞もあって4時間4分8秒でした。
そして今年は3月のフルで初のサブ3、4月のウルトラで初のサブ10となり、あとは富士登山競走を完走すれば、いわゆるグランドスラムになるということで、自己ベスト更新で気持ちよく達成したいという意気込みで臨んだ次第です。
 
・・・しかし、結果は昨年よりさらに遅いタイムでの完走・・・どうも不本意ではあるのですが、これまでのレースの積み重ねでもあるので、ここは意地を張らずにグランドスラムを喜びたいと思います(^^;
 
昨年の反省点として、馬返しまでに時間がかかると登山道では遅いペースに巻き込まれ、渋滞で抜きにくくなってさらに遅くなるので、馬返しまでをできるだけ速くしようというプランでした。
そして実際のレースでは、暑い中で思ったほどはペースが上がらないものの昨年よりはマシかなと思っていたのに、結局、馬返しでは昨年よりも遅いタイムでガッカリ。さらに今年は登山客も多くなったせいか、昨年より一段と渋滞も多くなり、巻き返すこともできずでした。
まぁ、そもそも力が足りないということでしかありませんが。
 
では、レース当日のレポートを。
 
昨年は月まで走ろう会のラン仲間と前泊をしていましたが、到着がほぼ終電になってしまうということもあって、今年は当日の朝4時に新宿を出る大会用のツアーバスを利用してみました。
出発まではネットカフェで1時間ぐらいしか寝れなかったので、バスの中で寝ようと思っていましたが、6時到着予定のバスは5時20分に早くも到着。レースまでの余裕ができて嬉しい反面、もう少し寝ていたかったな、と。

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スタート前に月まで走ろう会のラン仲間で集まり、エイエイオーで気合いを入れてスタート地点へ。
多くのラン仲間が参加する毎年の恒例レースという感じもあり、いつものトレイルの大会よりも気分が高まります。

さて、スタート前には選手全員でエイエイオーがあるのですが、昨年はいつもの子だくさんの消防隊の方ではなく、有森裕子谷川真理がエイエイオーをやって中途半端だったのですが、今年は消防隊の方が復活。やはり富士登山競走はこのノリでなければという感じで、和みつつも、さぁ始まるぞという空気感ができましたね。

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というワケで、スタートしまして、走り始めて思ったのは、とにかく暑い。
あまり無理のないペースを守りつつ、最後までできるまで落ちないようにと思って走り、ロードの前半はキロ5分15秒ぐらい。

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中の茶屋をすぎてペースは落ちてきつつも、なんとか歩かずに走っていたのですが・・・馬返しでのタイムは昨年より1分近く遅い1時間6分59秒・・・うーん、これではサブ4はかなり苦しい・・・。
昨年もこの前半のロードの緩斜面の上りを練習しなければいけないなと思ったのですが、今年も変わりありませんでした(^^;

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馬返しから五合目はなるべく抜いていくようにしようとしていましたが、傾斜が急なところは渋滞になり、無理をして抜こうとすると左右の斜面や段差の大きいところなどを通ることになるので、体力を消耗しそうで、なかなかペースが上がりません。

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そして五合目の通過タイムが2時間5分14秒。
割と頑張ったつもりでしたが、昨年より2分近く遅く、馬返しでのビハインドが拡大した感じになってしまっていました。

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そして五合目から六合目まではほぼシングルトラックなので、一列になって歩いていましたが、ふと気付くとえらくペースが遅い。
後ろの集団になればなるほどペースが落ちるのだと思いますが、ここはかなりタイムロスした気がしました。
まぁ、その分、休めたとも言えますが・・・休んでいる場合でもないか。

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六合目の開けた場所に出るとガスっていましたが、ここで最初に思ったのは、一般の登山客がすごく多いということ。
昨年は世界遺産になってさぞかし多いだろうなと思ったものの、そうでもなくいつもと変わりない印象でしたが、今年は本当に多かったです。

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六合目の手前ではチーム100マイルの田島さんの応援をもらい、その後にまめこさんからプチトマトをもらい、気分を入れ替えて頑張ろう、と。

六合目から七合目はつづら折りの上りですが、歩きやすいコンクリート上や壁際などは一列でゆっくり歩いている状態なので、ランナーのいない方から頑張って抜いていきます。

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七合目からは岩の上り。ランナー&登山客がいっぱい。

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岩場も下の写真のようなところは、人がいない左側のルートを手を使いながらガシガシ登っていきます。
少しでも抜いて前へ前へという気持ちです。

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第2関門の本八合目から先は深めの砂礫の上りになりますが、ここはずるずる滑って歩きにくさもあり、なかなかペースが上げにくい。

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山頂に近づくにしたがって、登山客がまた増えたような・・・
ただ、今回は白いビブスの誘導員がいて、「ランナーが通るのでよけてください」など言ってくれるので、そこは助かりました。

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九号目の鳥居をすぎると山頂はもうすぐ・・・ですが、上を見上げるとまだつづら折りの登りが結構あり、4時間切りは全く無理ということを自覚しました・・・やっぱり、あかんか、と。

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そして山頂の手前の鳥居。
もう4時間はとっくに越えていて、やや気落ちしながらもゴールへ向かいます・・・

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そして鳥居を抜けたゴール手前、ラン仲間たちが正面に出迎えてくれて、やや沈んだ気持ちも吹っ飛び、一気にテンションがあがりました。
わざわざこんなところまで来てくれて、本当に嬉しい、この応援の出迎えが最大のご褒美ですね。

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ゴール後は仲間が持って来てくれたさらなるご褒美のビールを飲んで、続々とやってくるランナー達を応援しながら制限時間まで。
この時間は自分が登ってくるとき以上に充実したいい雰囲気だなと思います。
天気もよくて最高でした。

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結果、タイム的には目標の自己ベストに達しないどころか、4時間も切れず昨年よりも遅いというイマイチな結果でした。

というわけで、来年こそは馬返しまでを1時間以内に通過して、自己ベストを「大幅に」更新するよう頑張ります(^^)

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日時:2013年6月28日(土) 5時スタート(制限時間24時間)
距離:102km
記録:22時間15分14秒(55位)
天候:曇りのち雨(稜線で風強し)
 
先々週のスパトレイルに続き、今年が第一回目となるトレランレースのNASUロングを走ってきました。
このNASUロングも温泉地をつないで走っているのでスパトレイルと呼んでもよさそうな感じですが、いずれにせよ大会名も練られたものでいいですね。
ちなみにこの大会はサブタイトル「東北復興の架け橋 FUKUSHIMA―NASU ロングトレイル」とあるように、復興支援の大会とのことです。
読売新聞:走って復興支援…那須連峰ロングトレイル

スパトレイルは緩やかな起伏で走れるコースが大半のトレイルで苦しみましたが、逆にこのNASUロングは高低差が高く別の意味で厳しい大会。さらに天気が悪くて過酷なレースとなりました。
コースの高低差は主催者の図によると以下の通り。累積標高約6,900m!
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ちょっと話はそれますが、こういう高低図はいつもはGPSウォッチで自分で計測したものを使っていますが、私のEPSONのGPSウォッチが16時間弱で電池切れになってしまったので、ゴールまでのデータがありません。30時間もつはずなのに・・・。
念のため途中からガーミンを並行して使っていたので、後半のデータもあるにはあるのですが、別々になって分かりにくい。というワケで、主催者のデータだけ使っている次第です。

コースは高低図のように標高差の高い山を上ったり降りたりの繰り返しで、山を越えてはチェックポイント(エイド)に到着し、また登るというのを繰り返しです。まとまった上りと下りで、疲労が積み重なって行く構成と言いますか。
 
このただでさえハードなコースに輪をかけて厳しくしたのが当日の天気。
風が強めで時間によって小雨という天気予報でしたが、雨は序盤から降り出してほぼずっと降り続き、山頂は強風。地面はドロドロで滑るし、川のようになったトレイルを走ることになり、稜線では雨風強くて寒いというバッドコンディションの連続。
結果的に完走率は23%とのことですが、それも納得という状況でした。

当然ながら景色もまったく見ることができず、メンタル的に非常にキツかった。
ただ、天気がよければ変化があっていいコースのような気はします。

では、写真とともにレポートを。
 
スタート後は5キロほどのロードです。2.5キロほど上って、その後はほぼフラット。
キツい傾斜では早くも歩いてしまいますが、まだ最初なので、とりあえず頑張る、と。
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5キロぐらいから林道に入ります。
この後はロードに出たり、林道に入ったりと、序盤は2週前のスパトレイルの続きという感じの走れるアップダウン。
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二岐山(ふたまたやま)への登山道入口、ここまで16キロぐらい。
これからがNASUロングの本番という感じです。
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二岐山は急登で、標高800mぐらいから1500mぐらいまで一気に登ります。
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二岐山のピークは2つあり、女岳(1504m)からすこし下ってまた上り、男岳(1544m)へ。
この日はずっと同様でしたが、霞んで全然展望がありません。
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そして、登りと同様に急な下りを700mほど一気に下ります。
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最後はしばらく林道があって、第1CP(チェックポイント)の二岐温泉へ到着(26キロ地点)。
酒まんじゅうやバナナなどをいただきました。
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第1CPを出るとまた標高差800mほどの長い登りが始まります。
次の山も2つのピーク、小白森山(1563m)から大白森山(1642m)へとつながるコースです。
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山頂付近では登ったり下ったりの繰り返しがしばらく続き、なかなか長い。
奥久慈ほどハードではありませんが、まだまだ先が長いと思うと結構こたえます。
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大白森山からは急な下りをおりて・・・
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甲子峠からは走れる長い下りに入ります。
晴れていれば眺めが良さそうな気がしますが・・・デジカメのレンズも雨に濡れてなかなかクリアに撮れず。
さらに、雨の下りで滑るようになり、石の上で滑ってこけたりしてテンションダウン、慎重になってスピードもダウン。
 
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下ってから甲子温泉の大黒屋の敷地内を抜けてロードへ。
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こちらは雨で崩落した車道。
通れないので大会を中止する寸前だったところを、村が600万円ほどかけて通れるようにしていただけたとか。ありがたいです。
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林道とロードを走って、第2CPのキョロロン村に到着(43キロ地点)。
しばし休憩し、饅頭を何個も食べてエネルギー補給、と。
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第2CPの後はウッドチップで走りやすい遊歩道から赤面山(1701m)へ向かう登山コースへ。
また標高差900mほどの長い登りが始まります。
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地面はところどころが雨でドロドロに。
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木道がしっかりついて整備されているところと、整備されていないところが両極端な登山道でした。
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山頂に近づいてくると岩場となり、しっかり登山という感じです。
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もうすぐ赤面山の山頂(1701m)、というところですが、どこが山頂なのかよく分からず。
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稜線は風がビュービュー吹いてとても寒い。
このあたりまで上着を着ずにアームガードをつけて走っていましたが、葉が茂った部分を割って入るようなところも多く、冷たい水をアームガードが吸ってさらに冷える状況。
低体温症になりそうなので、アームガードを外してジャケットを着ましたが、持って来たジャケットが極薄の撥水機能だけがあるものだったので、濡れた身体にピッタリくっついて役に立たない。こんなに雨風が強くなるとは思わず、完全にウェアリングを失敗しました。
山を下って第3CPについたらリタイアしようと思いつつ、ゆっくり先に進みました。
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ここの下りでは石の道を針金で固定したところが続いたのですが、ここでも何度も滑ってこけました。
ゲルフジレーサーを履いていましたが、滑ってまともに走れず抜かれまくり。こういうコンディションには向いていないようです。
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さらに降りて行くと、コースはもう川の状態。
水たまりを避けるとかはなく、ジャブジャブと川の中を進む感じです。
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階段も下の段へ水が流れ落ちています。
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そして、シューズはさらにトラブルが発生。
泥の中を走っていると、足の裏に石が入ったのか異物感があって痛くなって走りにくくなり、脱いでみると石ではなくシューズの中に入った土が固まって痛くなっている状態でした。しばらく泥に足を突っ込みながら走ると同じ状態になり、何度もシューズを脱いで土を出すハメになりました。さっと脱いだり履いたりできないので、時間のロスも大きかったです。

こちらは、つつじ橋。
晴れていれば観光客がたくさんいるんでしょうけど、人が全然いません。
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温泉神社を抜けると、第3CPの那須湯本(61キロ地点)です。
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第3CPですが、写真を撮ることに気が回らず、写真がありません。

かなりメンタル的にも落ちていたので、第3CPでリタイアしようかなと思っていたのですが、チーム100マイルのメンバーたちと顔を合わせると、走れなくもないのに止めるとも言えないなぁと思い、続けることにしました。
幸いにも第3CPで受け取れるドロップバッグの中には別のレインジャケットを入れていて、ウェアリングの問題は解決しそうでしたので。
あと、リタイアしたところで早く帰れませんからね。どうせなら走っていた方がいいかな、と。

というわけで、次の山、牛ヶ首(1735m)への登りに向かいます。
標高差は900m程度。

牛ヶ首への登りは最初は段差低めの階段が中心で、標高があがってくると岩山の登山らしくなってきます。
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森の中は暗く、写真もそろそろ限界。
LEDのランプを目印に進みます。
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稜線に出ると、またしても雨風が強い・・・赤面山よりも酷いぐらい。
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スタッフも強風にあおられて大変そうでした。
こんなコンディションの中で長時間の誘導、本当にありがとうございました。
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この稜線上の移動がわりと長く、2〜3キロぐらいはあったでしょうか。
それからようやく下りに入りますが、地面がドロドロでまたまた滑りまくり。
このところ大会以外ではトレイルを走っていないこともあって重心の取り方が悪いようで、下りにもえらく時間がかかってしまいました。
 
そして第4CPの沼原池へ到着(73キロ地点)。
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ここで食べたミネストローネが温かくてうまかった。
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この後はもう写真がありませんが、次は三斗小屋までの登りへ。
三斗小屋のところで誘導ボランティアをしているチーム100マイル仲間の真理さんに大福を頼んでいたのですが、大会が中止になったというデマが流れて他の人にあげてしまったそうで。それほど過酷なコンディションだということですね。
とはいえ、知り合いに会えるのは嬉しいです。
 
三斗小屋から下り、長い林道&ロードを走ってようやく次の第5CPの深山湖へ到着(88キロ地点)。
林道の途中で誘導していたスタッフの方に、「もうすぐ次のエイドですよ」と言われてからえらく長かったのですが、すぐと言いながら実は結構距離があるというのは特にOSJでよくあるパターンなので、もう慣れてしまいました。
 
第5CPからしばらくゆるやかな上りのトレイルを進んだ後、また急な登りがあって、ピークまであがったら後は下りだけ。
とはいえ、最後のトレイルの下りがまたしてもドロドロ状態で難儀しました。
じっくりゆっくり進んでいたのですが、後ろから抜いて行った人があっという間に見えなくなるほどで、こういうコンディションでも強くならんといかんなぁと改めて思いましたね。
(雨が降りそうだったらトレイルに行くのはやめてしまう方なので、こういうコンディションはうまくなりそうにないのですが。)
 
最後はロードを2キロほど走って、長くツラいレースもようやくゴール。
午前3時すぎなので結構寂しい感じでしたが、諦めずに最後まで走ってよかったな、と。
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ゴールが温泉施設の駐車場で、すぐに温泉に入れるのはよかったです。
長い長い1日でした。
 
レース概要:
今年が第一回大会。
福島県羽鳥湖にあるレジーナの森をスタートして、二岐温泉、甲子温泉、那須連峰、那須湯本を駆け巡って板室温泉をゴールとする100㎞超のロングトレイルレース。
 
装備・ウェア:
・シューズ:アシックス ゲルフジ・レーサー
・バックパック:UltrAspire KINETIC
・ウェア:半袖ランニングシャツ(バルサのTシャツ)、アームガード、ランニング用パンツ、カーフゲイター
 
前日受付、コース説明&前夜祭:
OSJらしいシンプルな前夜祭で、フードはまずまずありました。
コースが変化に富んでいて特徴があるので、滝川さんのコース説明はしっかり聞いておいてよかったです。
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宿泊:
宿は選べず、私は二岐温泉の大和館という宿が割り当てられました。
会場からは送迎バスで1時間ぐらいかかるところです。
スタート会場のレッジーナの森に泊まっている人もいて、えらく落差がありました。
5時スタートに対し、2時30分にはバスが出発するというスケジュールだったので・・・。
橋を渡った先にある野天風呂に入れたのはよかったですが(真っ暗だったけど)。
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サイト:
NASUロング(主催者)

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日時:2013年6月15日(日) 5時スタート(制限時間15時間)
距離:81.4km
記録:11時間45分47秒(男子総合118位)
天候:晴れ

今年が第一回となる80kmのミドルディスタンス(?)のレース、スパトレイル。
私は未知の状態で走れて記念にもなる第一回大会が好きでして、四万温泉でスタートして草津温泉でゴールするというコースも楽しそうだなと、この大会にエントリーした次第です。
 
この大会は鏑木毅プロデュースということですが、エントリー開始日はちょうどチーム100マイルの鏑木さん練習会があったので、チームメンバーもたくさんエントリーしていました。
負けられないとかの思いは特にありませんが、仲間が多いと気分も盛り上がります。
 
さて、エントリーする時点では、温泉の間をつなぐ80kmという以外に何も情報を見ておらず、最近になって制限時間や高低図を詳しく見て情報を集め始めたのですが・・・どうやら走れるコースが大半ということらしい・・・私はおんたけウルトラのような走れるユルいアップダウンが続くレースは特に苦手でして、このスパトレイルも苦しみそうなのが分かってきました・・・。
 
前日のブリーフィングだと、81.4kmで累積標高差4,905m。
走れるわりにはかなり累積標高差が大きいので、どんなコースかと思いましたが、レースで実際に走ってGPSで測定した結果は3,523mでした。
体感的にもそれほど標高差はなかったように思いますので、GPSの数値の方が正しいのではないかと思います。
 
こちら、マップと高低図です。
主催者サイトのPDFへリンクします。
 
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今回はデジカメも忘れず持ってきましたが、林道が多くてコースの変化が少ないので、レース中に撮ったのは少なめ。
ではスタートからの今大会のレポートを。
 
スタートは5時、私が泊まった宿はスタート地点のすぐ横の「地酒の宿・中村屋」。
たまたまですが、メチャ近くてよかったです。
ワールドカップのウルグアイvsコスタリカの最初のPKまで見てからスタート地点へ向かう余裕がありました。

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最初は四万温泉のロードの上りがしばらく続き、林道へ。
この林道の最初のゾーンはヤマビルが多いそうで、ヒル対策として主催者が用意されていた高濃度塩水をスタート前に足にかけておいたこともあってか、特に問題なし。

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第1エイドまではほぼ林道で、最後だけ少しロード。
この大会はなんと1キロごとに距離表示があるという、トレイルレースでは考えられない、いたせりつくせりのサポートです。
ボードに鏑木さんや松本大さんのメッセージが書いてあるのも楽しかった。

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そして第1エイド(11.3km)へ。
トイレで大をして、エイドで食べたり、知り合いと話したりで10分ぐらいかかりましたが・・・まぁ、先は長いのでいいでしょう。

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第1エイドの後はゆるやかなアップダウンの林道、ときおりロードに出たり、林道に戻ったり・・・やはり走り続けます。

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そして第2エイド(29.4km)へ。
先ほどのエイドに続き、もう一度トイレの大へ。
前の男性が出て来たトイレに入ったのですが、そこが女性用だったようで、出て来たら怒られましたorz

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エイドのフードですが、バナナとオレンジが基本で、ほかに地元のフードなどがあります。
下の写真の人形焼きのような茶色いものは「かりんとう」です。
普通のかりんとうと全く違ってやわらないのですが、いいおやつでした。

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またまた10分ほどエイドで過ごし、早くもグダグダな感じになりつつ、先へ進まねばなりません。
そして第2エイドの後は野反湖への長い登りが待っています。
この登りは走れない勾配のところが多く、ここと最後の第5エイドの登りだけが走れないゾーンです。

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このあたりですが、登山道が見えなかったところで草を刈ったそうなのですが、短く堅い茎が地面から出ているので、走りにくいし、足首に刺さったりすると痛い。特にワラーチを履いている方は本当に痛そうでした。
大会に向けてこのあたりを整備するのは本当に大変だったでしょうし、ありがたく思いますが、普段人が入っていないところをコースにするのは難しもんだと改めて感じましたね。

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長い登りを終えると、野反湖へ到着。
写真で見たままの素晴らしい景色、晴天で本当に気持ちいい。

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気分よく遊歩道をグルッと周回と思いきや・・・

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・・・途中から結構階段がありました。

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エイドの手前から撮った写真です。湖面に映る空がきれいでした。

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そして第3エイド(42.7km)へ。
ここでもしばし休憩。
応援に来ていたあやっちと話しましたが、まだ半分ぐらいだというのにもうヘロヘロで空元気も出ません。
舞茸うどん、バナナ、オレンジで栄養補給。

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第3エイドの後はしばらく野反湖の遊歩道を進みます。

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1周した後はまた上って、このコースの最高点、弁天山へ。
ここは開けたところもあり、スカイトレイルないい感じ。
なぜかDNSなのにここまで応援にきている、ちえぞーさんにコーラをいただきました。

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この後はずっと下りですが、疲れてきているので、松本大さんが言うようにカッ飛ぶことはできず。

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下っていった最後は沢があり、ここで突然、泥んこゾーンへ。
シューズがずっぽり泥まみれでアチャーという感じです。

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そして第4エイド(62.8km)へ。
ここでは足湯がありましたが、それはさすがに入らず。
舞茸汁をいただいて、パワーを入れ直すためにバナナをたくさん食べて、しばし休憩して次へ進みます。

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第4エイドの後は急な下りを下りたあと、トレイルをしばらく上り、フラットな草原の気持ちよいコースからロードへ。

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そして最後の第5エイド(71.6km)へ。
ここでは蕎麦が出ました。

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第5エイドの後は草原を少し走り、チャツボミゴケ公園へ。
観光コースにもなっているようで、お客さんに応援されながら進みます。

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途中からはシングルトラックになり、追い越し禁止ゾーン。
この手前から一緒で話していた女性ですが、登りがえらく速い。
同じように歩いているつもりでもどんどん置いていかれる始末で、何がこんなに違うのだろうか。

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ここは走行禁止ゾーンです。

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川を渡るところがあり、ここではスタッフの方がどこに足をおけばいいかまで教えてもらえて、ありがたい。
親切すぎる気がするほどです。

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そして最後は3キロほどのトレイルや木段の下りがあって、林道をさらに下って・・・

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ようやくゴール(81.4km)へ。
松本大さんから感想を聞かれ、ずっと走れるコースはキツいと答えたら、来年は激坂にしましょうと言われました。
そういうことでなく(^^;

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すでにゴールしているラン仲間が涼しげな顔をしていましたが、私は本当にツラかった。
地元密着でとてもいい大会でしたが、こういうコース設定は本当に苦手なので・・・。
 
さて、レース後は草津温泉にのんびり入ってから帰りたいところですが、ゴール地点から温泉までが遠く、温泉に入っていると帰りのバスが遅くなりそうなので、そのまま温泉にも入らず帰路のバスへ。
遅い時間のバスになると東京駅への到着が遅くなって家まで帰れなくなりそうというのは問題ですね。
後泊できれば全く問題なく、2つの温泉を存分に楽しめることになるのですが。
 
私の次のレースは6月29日のNASUロング。
スパトレイルとは大きく異なり、長い登りと下りを繰り返す山岳レースっぽい。
OSJの主催ではないものの、OSJがアドバイザーということなので、かなりキツい設定になっていそうで、これはこれで厳しそうです。
 
 
レース概要:
今年が第一回大会となる、四万温泉から草津温泉までを結ぶ約80K、林道など走れるコースが大半の高速トレイルランニングレース。
 
 
参加賞:
 
大会のロゴがラベルになっているワイン、その日の夜にワールドカップ見ながら飲んでしまいました。 

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てぬぐい、四万温泉から草津温泉までのコースをビジュアルにしていて、なかなか気に入りました。

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装備・ウェア:
・シューズ:アシックス ゲルフジ・レーサー
・バックパック:UltrAspire KINETIC
・ウェア:半袖ランニングシャツ(京都サンガのTシャツ)、アームガード、ランニング用パンツ、CWXロングタイツ
 
 
前日受付、ブリーフィング&前夜祭:
前日受付では、装備チェックがあります。
事前の案内で装備チェックすると書かれていたものをテーブルの上に並べていくというやり方で、きっちりチェックしていました。
今回はすべて用意していってよかったです。
ちなみに、持って来ていないものがある場合は、会場で変えるので大丈夫です。

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前夜祭のフードは軽食でお酒もなしで、あっさり。

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前夜祭前には小学生のブラスバンドとダンスがありましたが、ダンスがフォーメーションなどしっかりしているのが驚きでした。
振り付けは先生がやっているのだろうか。おそらくダンス大会などにも出ているのではないかと思いますが、こんな地方で見られるようなレベルではないように思いました。

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ブリーフィングは鏑木さんと松本大さんがコース紹介をしていましたが、突っ込みすぎないように後半のことを考えてという鏑木さんと、かっとんでくださいという松本大さんが好対照でした。

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宿泊:
地酒の宿・中村屋
相部屋でしたが、2人だけだったのでゆったりでした。
1階が酒屋になっていて、店頭価格でお酒を買って夕食で飲めるのもグッド。
宿の名前が入った地酒を飲みました。

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露天風呂ではインターフォンでお酒を注文でき、カゴに入ったお酒がするする降りてくるのが面白かった。
四万温泉の地ビールをいただきました。
 
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サイト:
スパトレイル〔四万to草津〕(主催者)

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日時:2013年6月1日(日) 5時30分スタート(制限時間14時間)
距離:57km
記録:12時間0分58秒(97位)※完走者数:200人
天候:晴れ
 
今年で4年連続の参加の奥久慈トレイル50K。
アドベンチャーなコースが面白く、毎年参加して写真を撮るのも楽しみのひとつなのですが、今年はデジカメを忘れてしまうという大失態・・・仕方ないのでiPhoneで撮りましたが、やはり森の中では光量が少なくてシャッタースピードが遅く、ブレまくりでした・・・。
昨年は途中でデジカメの液晶が映らなくなりミスショットだらけでしたが、この大会は撮影と相性が悪いというか。
 
さて、毎年変更となっているコースは、昨年は前半に林道などのセクションで最後に男体山からのアップダウンの多いセクションとなって非常にキツかったのですが、今年は逆に最初にキツいセクション、終盤に林道などの走れるセクション。
2年前のようなロードランナー向けの楽な構成かと思っていましたが、最後にトレイルがある分だけタイム的には厳しく、さらにこの日の最高気温が30度を超える予報でキツさは昨年以上でした。
(トレーニング不足というのはありますが、それは昨年も同様なので。)
完走率は昨年の47%を下回る35%・・・ミドルディスタンスのレースとしては考えられない低さでした。
 
主催者のマップでは今年のコースは以下のように。
ちなみに、EPSONのGPSウォッチでも56.35kmで途中のエイドの距離表示含めてほぼ正確でした。
昨年はガーミンで距離がすごく長く表示されたのですが、感覚的にも今回の距離表示が正しいようです。
 
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では比較的マシなiPhoneの写真とともに今大会のレポートを。
 
スタートは5:30、オフィシャルツアーで宿泊した、思い出浪漫館から徒歩5分で会場へ。
装備品チェックはライトとドリンクのみでした。
昨年は朝は肌寒かったのですが、この日はすでに結構暖かかったです。
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スタートとしてロードを少し走ったところにある、袋田の滝の観瀑台を通ります。
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ロードを2キロちょっと走ってトレイルへ。
月居山へ登った後、岩山の上り下りを繰り返し。
この大会の前半は走れるところが少なく、筋力を使います。
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いったんロードに出てから、白木山の急登。
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白木山から下りて第一関門の持方エイド(11km地点)。
ドリンクもまだ十分あるので、ここはスルー。
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持方からロードを少し走り、この大会で厳しいセクションへ。
まずは男体山へ登り、そこから急で細かいアップダウンが続きます。
登りは筋力を使い、下りはテクニカルなので、トレイル力で差がつきます。
今回はシューズにモントレイルのバッドウォーターを使ったのですが、幅が広めでフィット感がイマイチ、テクニカルな下りで走りにくかったのは失敗でした。
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いったんロードに出て湯沢峡エイド(17.1km)。
水をかぶり、シューズの紐をキツく締め直し、水分を補給して出発。
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この後でエリアもトレイルのアップダウンが続きますが、ここまでのような細かいアップダウンではなく、走れるところもそこそこあります。
このセクションはiPhoneの画面が汚れたせいか、カメラアプリのシャッターボタンが押せなくて撮れませんでしたので、写真なし。
 
トレイルを出ると竜神大吊橋へ向かう4キロちょっとのロードへ。
カメラアプリも復活。
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竜神大吊橋へ向かう長い階段。
すでにヘバってきているので、ゆっくり上がりました。
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竜神大吊橋を渡って・・・
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第二関門の竜神大吊橋第一駐車場エイド(26km)。
トイレへ寄って、水をかぶって、水分を補給して先へ進みます。
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竜神大吊橋の後は赤岩へ向かう登り。
昨年はこれを逆向きに来たので、ここは下りだったのですが、今回は登りです。
竜神大吊橋と東金砂神社の間の区間が、昨年は下りだったのに今年は登りというのが結構な違いで、暑さも加わってバテました。
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赤岩の地元エイド(26.9km)。
毎年、温かい歓迎を受けられるエイドで、ここが地元のラン仲間の親類の方としばしお話して休憩。
フルーツなどたくさんいただきました。
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しばらくロードと林道を走り・・・
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この大会のアドベンチャーなエリアのひとつ、沢のゾーン。
今年は雨の影響で崩れているところも多く、いつも以上に通りにくくて面白かったです。
写真はブレたりボケたりで、使えるものはあまりなくて残念。
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沢のトレイルをすぎて上りのロードへ。
日光を遮るものもなく、暑い・・・。
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東金砂神社エイド(34.7km)。
水をかぶって、水分を補給して先へ。
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またまた長い階段を上り・・・
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10kmほどの林道へ。
全体的に下り基調でしたが、妙にバテていて上りが全然走れず。
歩いたり走ったりで、かなり時間がかかりました。
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林道が終わってトレイルに入り、誘導スタッフの方に、あと1kmで次のエイドですよと言われ、気を持ち直して頑張って走ってみたら2kmほどありました・・・特に文句を言いたいワケではないのですが、こういうところで体力がさらに削られていきます。
 
そして、ようやく第三関門の釜の平エイド(47km)へ到着。
ここでも水をかぶり、水分を補給し、パワーバーを一片食べて次へ。
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エイドを過ぎてトレイルに入りましたが、ゆるい上りで全然進むことができない状態に・・・数メートル進んでは休むような感じで力が入らず、どうやらガス欠になっていたんだということをようやく自覚。
行動食はフラスコに入ったジェルがほんの少しだったので、エイドに戻ってパワーバーを食べようか悩みましたが、次のエイドまで4kmということだったので、とりあえず先へ。しかし足も攣り始め、途中のロードに出たところでしばらくストレッチしながら休憩したり・・・この4kmはとても長かった。
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最後のエイドとなる持方エイド(51km)へ到着。
ここでは地元のエイドで揚げ饅頭を食べ、加波一族の私設エイドでそうめんを食べ、エネルギー補給してなんとか復活。
エイドの方々には感謝感謝です。
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エイドをすぎるとあと6km、朝に来たセクションを逆に辿って袋田の滝方面へ。
アップダウンの繰り返しではありますが、下り基調なのでまだマシです。
朝のロードセクションは通らず、ほぼトレイルを使ってゴールへ向かいます。
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そしてようやくゴール、タイムは微妙な12時間0分58秒。
DNFだったラン仲間に迎えられながらゴールしましたが、今年は暑さもあって関門の厳しさもいつも以上。
トレイルに強くないとますます完走が難しい大会でした。
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結局、昨年と同様で、完走者の真ん中あたりの順位でゴール。
ロードの大会も終わり、UTMFも出られず、この時期は練習量が全然足りない状態で出ているので成長もない感じですが、打ちのめされて頑張ろうと思うところも昨年と同様です。
 
次は6月15日のスパトレイル、それまでに力がつくということでもないですが、もうちょっと頑張りたいです。
 
 
参加賞:Tシャツ
今年はオーソドックスな大会Tシャツという感じ。背中はスポンサーロゴが並んでいます。
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装備・ウェア:
・シューズ:Montrail Badwater
・バックパック:UltrAspire KINETIC
・ウェア:半袖ランニングシャツ(バルサのトレーニングトップ)、アームガード、ランニング用パンツ、カーフタイツ
 
シューズですが、おそらく林道でヒールの部分がめくれてしまいました。
まだ2回目の使用なのですが・・・幅が広めでフィットしてないまま下りを走っていたので、ちゃんと着地できてなかったんでしょうね。モントレイルは自分の足には合わないようです。
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前日受付&前夜祭パーティ:
前日受付の後、前夜祭パーティがありましたが、パーティではiPhoneが電池切れで写真が撮れず。
フードは最初に並んで牛肉と鳥肉をもらった後、カレーの列に並んだら自分の少し前で品切れで終了。参加者数が増えたのに用意しているフードが変わらないのでしょう、全然足りていませんでした。
オフィシャルツアーは前夜祭パーティがあるので宿での夕食なしなのですが、ここは改善してもらいたい。
とりあえずお腹がすいたので宿でラーメンを食べました。
 
あと、NHKのラン&スマの撮影がこの大会で入っており、ハブ君が30Kコースを鏑木さんと走られました。
7月上旬に2週に分けて放送されるらしい。
しかし、今年から始まった30Kの楽な設定と、50Kの厳しい設定の差が激しいですね。
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レース概要:
OSJシリーズ第4戦「OSJ奥久慈トレイル50K」にショート部門を新設!日本三大瀑布の「袋田の滝」をスタートとする50Kに、歩行者専用としては本州一の長さを誇る吊橋「竜神大吊橋」をスタートとする30Kが新しく加わります。新緑の深まる季節に奥久慈の大自然を満喫してください!
 
サイト:
 

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日時:2013年4月20日5時(制限時間14時間)
距離:100km
記録:9時間46分54秒(男子総合84位/出走1,611名/申込1,854名)※完走率64.1%
天気:雨のち曇り
 
昨年のチャレンジ富士五湖もサブ10狙いで走りましたが、結果はDNF。
雪降るバッドコンディションの中、序盤から10kmごとにトイレ(大)に入り、40キロをすぎて早くも疲れてきて目標を狙えなくなって50kmの西浜中学校でリタイアしたというものでした。
寒かったということよりも、前の週の土曜の緑道50km走と日曜のチーム100M練習会のB2Bで目一杯疲労してしまったのが失敗なのでした。
今年はそんなことをしないように・・・ということで、前の週は土曜の緑道20kmとハセツネ30Kのレースのみ・・・疲労の残り具合がやはり微妙でしたが、昨年よりはかなりマシです。
 
ペースはサブ10だとキロ6分平均で行けばよいワケで、終盤のペースダウンや最後の坂のために前半に貯金を作っておきたいところ。
目論見としては、キロ5分半のペースでできるだけ(できれば70kmの本栖湖ぐらいまで)行って、残り30kmで30分の余裕があれば、キロ7分まで落としても大丈夫な安全圏になるかな、と。
実際のところ、エイド込みでキロ5分半ぐらいのペースである程度は行けましたが、やはりトイレ(大)に2回行ったり、時間をかけてしまうエイドもあったり、信号待ちが多かったりで、70kmの本栖湖では20分の余裕が作れた程度。この時点では終盤の落ち込みが心配でしたが、75km付近と90km以降の上り以外はあまりタイムも落ちることなく走れてなんとかサブ10が達成できました。
 
今年は2〜3月に5週でフルマラソン4回出走という無理目なスケジュールでサブ3もできているので、その流れで100kmも大丈夫だといいなと思いつつの参戦でしたが、レースは結果的には苦しみながらも9時間46分でサブ10達成。
今年の目標は、フルでサブ3、ウルトラ100kmでサブ10、ハセツネでサブ11をやりたいと思っていて、最初の2つが早くも達成できたのでなかなに気分がいいです。
ついでに、グランドスラム(フルでサブ3、100kmでサブ10、富士登山競走完走)もやっておきたいですね。
 
というわけで、チャレンジ富士五湖のレポートを。
 
宿泊は会場近くの富士吉田PICAだったので、4時をすぎてからゆったりと会場へ。
まだ薄暗く、霧雨の降るコンディションで、昨年同様の寒さでした。

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昨年は岩崎恭子がゲストでしたが、今年は特別なゲストもなく、坂本さんとナレーターでの地味なスタート。
雪は降っていませんが、寒くて上着は必須という気温でした。

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霧雨で幻想的・・・とか考える余裕もあまりありませんが、山中湖へ向かって走ります。
とりあえずペースはキロ5分30秒ぐらい。

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早速の赤信号。
ウルトラマラソンは特別な交通規制はないので、信号では普通に待ちます。
スタッフが信号のある交差点にはいるので、信号無視もできません。

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一部を除き、走るのは歩道です。
このあたりはいいのですが、混雑して狭い歩道もあり、思ったように走れないのもウルトラの特徴ですかね。
信号待ちなんかもあるので、ペースを少し上げてキロ5分10〜20秒ぐらいに。

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13kmほど走って、山中湖へ。
この山中湖一周も13kmぐらいあり、景色も見えずに淡々と湖の周りを走るのはとても長く感じます。

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これは山中湖の途中にあるエイド。
寒くてペースも落ち着いているので水もあまり欲しくなく、私が最初にエイドに寄ったのは4番目の18.5km地点ぐらいでした。

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引き続き山中湖を走り・・・景色が見えないので、どのあたりを走っているのかも分かりにくい・・・。
山中湖の周りにはトイレがいくつかあるので、トイレ(小)をすませます。

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山中湖を終えると、市街地を走って河口湖へ。
歩道がデコボコしていて、車が入るところの細かいアップダウンなんかもあるので、とても走りにくいです。

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河口湖の手前の直線は信号待ちの連続でした。
ちょうど赤信号になるタイミングで次の信号に着く感じで、タイムロスも大きい。
ダッシュしたら信号が変わる前に行けるかと走ってみたところ、ギリギリ赤信号になってしまい、ダメージ大。
そうこうするうちにトイレに行きたくなったので、どうせ信号待ちなんだからとコンビニに入ってトイレ(大)へ。
まぁ、コースに戻るとまた信号待ちなのですが。

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河口湖大橋、40km地点ぐらい。
いろいろタイムロスはありましたが、その分、ペースも上げていたので、ここまででキロ5分30秒平均の20分程度の余裕となり、タイム的には予定通りです。

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河口湖の周回は桜が見頃でした。
青空だともっときれいなんでしょうね。

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河口湖から離れ、西浜小中学校への急な上り坂。
調子が悪くなければ、ペースは落ちながらもまずまず走れます。

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西浜町中学校のエイド、ここでドロップバッグ1個目。
ここまで来て暖かくなってきていればジャケットを脱ごうと思っていましたが、まだまだ寒いのでジャケットは着たまま。
ドロップバッグに入れていたドラ焼きを食べ、ジェルを補給。

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3つ目の湖、西湖です。

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西湖の後にある、うどんが出されるエイドです。
うどんはズズッと飲み込むワケに行かず、噛むのに時間がかかり、残すのもイヤなので難儀しました。
タイム狙いで余裕がないのであれば、うどんは食べない方がよいですね。

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4つ目の湖、精進湖です。

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河口湖の後は上りも結構あり、タイムキープが苦しくなってきます。

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本栖湖に近づいていくと、折り返して来たランナーとどんどんスレ違います。
速いランナーは走りが軽く、余裕があるなぁと改めて思いますね。

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そして69.8kmの折り返し点の本栖湖エイドへ。
ここでトイレ(大)の2回目をし、ドロップバッグ2個目を受け取り。
シャツやソックスを変えてサッパリしようと思っていましたが、このエイドでのタイムロスも多く、キロ6分ペースに対する余裕が20分を切ってしまったので、着替えはやめておきました。まだ寒いので、ジャケットも着たまま帰路へ。

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本栖湖からの戻りは狭い歩道でランナーとのスレ違い、どんどん人が増えてきて並んで走っている人も出てくるので、走りにくい。
あと、ここの上りではペースを保てず、まだ30km近くあるのでサブ10は大丈夫だろうかと不安になりした。

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上りでペースが落ちてこの先どうなるかと思っていましたが、75km地点あたりからは下り基調。
上りでロスした分も下りで取り戻すようペースアップ。

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80km地点での余裕はキロ6分平均に対して20分程度、残りをキロ7分で行ってちょうどサブ10になるので、よほど落ちない限りは大丈夫そう。
落ちるときはガクンと落ちるので、油断はできませんが。

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帰りの西湖沿いのロード、もう何湖なのかもよく分からなくなっています。
この大会は2.5kmごとに距離表示版があるのですが、前半とは違ってこのあたりの距離表示板の間隔は非常に長く感じます。
ただ、走り続ければゴールは来るということだけ考え、なんとか6分弱ぐらいでペースをキープ。

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帰りの西浜小中学校を過ぎて、河口湖へ向かう下り坂。

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河口湖沿いを走り、90km地点へ。
ここでもまだ余裕は20分程度、残り10kmをキロ8分平均でもサブ10は大丈夫。
最後の坂はありますが、まず大丈夫そう。

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河口湖を離れた後はほぼ上りです。
市街地に入ると緩やかな上りが続きペースは6分半ぐらいにダウン、元気な人に抜かれて行きますが、争う気にもなれません。

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残り5kmぐらいから3kmほどの上りがあり、これが最大の難関です。
まず大丈夫と思いつつも、できるだけ歩かずに行きたいので、なんとか走るフォームはキープ。
とはいえ、ペースはキロ8分ぐらいまで落ちてしまっていましたが。

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残り2kmから後は下りで走ってゴール。
信号のない道路の横断で結構待たされて元気な人に抜かれたりもしましたが、無事にサブ10もできるので穏やかな気持ち。
最後の残り2kmと残り1kmの間が明らかに短かったりしましたが・・・それまで残り距離が長く感じた分の帳尻合わせということにしておきましょう。

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終わってみれば、100kmは短かった・・・ということは全くなく、やはりロードの100kmはツラいツラいツラい。
同じぐらいの時間を走るトレイルレースだともっと距離も短いですが、上りで歩くセクションなどコースの変化もあってよいのですが、ロードのウルトラは走り続けるというのがなんともキツいです。

とりあえず目標のサブ10は達成できたので、ロードのウルトラはやめてこれからは心おきなくトレランに集中できます。
ロードのウルトラは走るとしてもファンランで。

 

チャレンジ富士五湖100km、昨年に続き2年連続の参戦。
昨年は大会のオフィシャルツアーで行きましたが、今年は緑道のラン仲間とPICAのコテージでの宿泊です。

PICA富士吉田
http://yoshida.pica-village.jp

みんなで一緒に車で行く予定でしたが、お昼に用事ができたので、別行動で会場へ向かいました。
高速バス:新宿(14:10)→富士山駅(16:10)
大会シャトルバス:富士山駅(16:40)→富士北麓公園(16:50)

富士山駅から会場へ向かうシャトルバス(下の写真)がなかなか来ず・・・。

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前日受付しようと体育館に入った時間はもう締め切りの17時をすぎていて、会場は閑散としていました。

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富士吉田PICAは会場のすぐ近くにあり、徒歩5分ぐらい。
すでに盛り上がっているBBQに合流。
当日は雨が降っていましたが、テントをデッキの上にかけられるようになっているので、問題なし。

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とりあえずビールやワインを飲みつつ、BBQでおいしく英気を養えました。
ブロック肉、焼きなす、きのこ、たまねぎ等、カーボは関係なく飲み食いしてますが、ウルトラマラソンやトレイルレースは長丁場で目一杯追い込むこともないので、前日はこんな感じです。

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最後はホルモンでファイヤー!

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チャレンジ富士五湖の当日はキャンペーンで無料でレイトチェックアウトができ、ゴール後も風呂に入ることができるので、とてもオススメでした。
会場からすぐ近くなので、レース当日の朝もゆっくりできるところもいいですね。

 

京都半周トレイル中止で小さく京都一周

9/15(日)早朝、京都半周トレイルランに出場しようとスタート地点の伏見稲荷神社へ行きましたが、参加者がたくさんいるはずの場所には人がいない・・・

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台風が近づいているものの、雨風が強くなってきそうなのはゴール後の夜なので、大会の開催には影響ないかと思っていましたが、予想外の中止でした。この大会そのものが主催者が少人数で行っているもので、途中のコース変更も不可能なので、台風が近づいているという状況では当然だったかもしれず、甘く考えすぎていたようです。

しかし、関東から京都までわざわざ来ての中止は痛い・・・

大会が中止でもそのまま走りたかったところですが、荷物があるので走るワケにもいかず、仕方ないので、そのまま京都市内の実家に帰りました。
そしてしばらく休んでいたものの、大会に向けて前日からエネルギーを取りすぎていることもあり、ランニングに出かけることにしました。

走り始めてからどこへ行こうかと考え、市内で京都一周するのがいいかなと思い、雨が降ってはいるものの、鴨川南下〜桂川北上〜嵐山から東へという三角形のランニングを敢行しました。
ガーミンのルートマップでは以下のようなコースです。

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修学院からスタートし、北山川端から高野川沿いにまずラン。
途中から河川敷に入り、そのまま鴨川を走ってずっと南へ。最初は雨が降っていましたが、五条ぐらいから雨はあがりました。

こちらは鴨川と桂川の合流地点の手前、ここで鴨川から桂川へ。久我橋を渡ります。

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久我橋から桂川の上流方向を見ると、空に広がる雲が川全体に映って不思議な景色になっていました。

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桂川は西側をずっと上っていったのですが、桂川サイクリングロードで走りやすいはずなのにコースがよく分からず、河川敷の草むらや水たまりだらけのトレイルのようなところを走ってかなりバテました。

松尾橋の手前から走りやすいコースになり、渡月橋へ到着。
雲は多いものの、このあたりでは日も射していて、結構日焼けしました。
台風は近づいてはいましたが観光客も結構たくさんいて、賑わっていました。
ここが翌日に氾濫するとは・・・

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ソフトクリームとみたらし団子も食べて、一休み。

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嵐山からは京都マラソンコース沿いにスタートした地点へ向かってラン。
京都マラソンでは序盤のコースなので、わりと元気に走っていましたが、今回は嵐山ですでに30キロ近く走っていたので、ここからのランニングはキツかったです。
疲れた脚には京都マラソンコースのアップダウンがもろに感じられ、改めて難コースだなぁと感じました。
急坂の狐坂へまでは行っていませんが。

最後は北山通りをずっと東へ走り、高野川まで来てゴール。
結局、41キロちょっと走りました。

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京都半周トレイルランの66キロよりもずっと短いですが、ロードはやはり疲れます^^;

 

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日時:2013年4月20日5時(制限時間14時間)
距離:100.2km
記録:DNF
天気:雨のち曇り
 
100kmのウルトラマラソンでサブ10の記録を残す、そのために出た大会でしたが、結果はリタイアでした。
サブ10ぐらいはできるだろうと甘い考えでしたが・・・その甘さが墓穴を掘ったと言いますか・・・
 
ペースの目論見としては、キロ5分30秒(10kmで55分、休憩込み)ぐらいで進み、本栖湖の70kmエイドの地点でキロ6分ペースに対し30分ぐらいの貯金ができていれば、多少ペースが落ちても余裕を持ってサブ10は行けるだろう、と。
 
今回のチャレンジ富士五湖は前夜から雪が降っていて、早朝のスタート時間も冷たい雨が降り続けるという厳しいコンディション。
ただ、私はアクティブシェルとCW-Xのロングタイツでそれほど寒さを感じはしませんでした。
ジャケットの中は汗で蒸れすぎず、ほどよく暖まり、雨も入って来ないので、問題なし。
 
今回の問題は天候のコンディション以上に、身体のコンディションが2点ありまして、ひとつはトイレ(大)です。
汚い話で恐縮ですが、レース前にしっかり出せるように前日しっかり食べたものの、レース前には出せず。
しかし走り出すと急にトイレに行きたくなり、8km地点ぐらいでまず一回。その後も走り出すとまたトイレに行きたくなるような状態で、10kmごとにトイレに行くようなハメになり、10キロごとに5分を予定していた貯金をすべてトイレで使い果たすという状況で、計画はガタガタ。
寒いせいでトイレに頻繁に行くことになったのでは?という意見もあるかと思いますが、それもあるかもしれません。
 
もうひとつの問題は、おそらく疲労が残っているのではということ。
先週に土曜50km走、日曜にチーム100M鏑木練習会のハードメニューだったのですが、この疲労が抜けていないようで、トイレのタイムロスをカバーしようとしても、ペースを上げることができない。
逆に30kmをすぎた時点で早々とキロ6分ペースに落ちる始末で、さらにどんどんペースが落ちそうでしたし、今日はもう無理とリタイアを決めました。
水たまりの多いコンディションで、余計に筋力を使ったという面もありそうですけどね。
あまりに早く終わってももったいないので、50kmちょっと進んだエイドの西原小学校までは走りましたが、特に意味はないです。
やはり1週前の先週の練習は、土日のどちらかだけにしておくべきだったかな、と・・・。
 
とりあえず、厳しい環境だった今回について、リタイアするまでの写真を載せておきます。
 
100kmの5時のスタートの時点では、まだ暗く、冷たい雨が降り注いでいました。
当然ながら富士山は影も形も見えません。
競技場も雪が多く残っていました。
20130420_fujigoko_01.JPG
 
景色はすっかり雪景色。
路面は雪がシャーベット状になって残っていたり、水たまりがあちらこちらにあったり、かなり走りにくかったです。
これで余計にスタミナや筋力が奪われたということはあったと思います。
20130420_fujigoko_02.JPG
 
最初は山中湖、ここでもずっと降り続ける雨。
結局、4時間近く降っていたかと思います。
20130420_fujigoko_03.JPG
 
道路には水たまりが多く、川になっているところもあり、すべて避けて走ることはできないので、シューズはどうしても水浸しになります。
とはいえ、それが特に問題になるということもなく、濡れていても普通の路面では大丈夫でした。
道路の端に水たまりがあり、それを避けると車の通行の邪魔になるというのはストレスでしたけど。
20130420_fujigoko_04.JPG
 
河口湖大橋では雨もあがり、気温は低いままでしたが、フードをしなくていいだけでもだいぶマシでした。
20130420_fujigoko_05.JPG
 
西原小学校のエイドの手前の上り坂です。
一昨年は走って上りましたが、今回は走る必要もないので、歩いて上りました。
20130420_fujigoko_06.JPG
 
西原小学校のエイドでリタイア。
100kmの半分よりは進みましたが・・・だからどうなんだと言われれば、どうということもないのですが。
20130420_fujigoko_07.JPG
 
そして収容車で会場へ送還。
関門時刻の12時を待ってバスは出ました。
20130420_fujigoko_08.JPG
 
50km通過が10時半だったので、ゴール制限時間まではあと8時間半。
50kmで8時間半なら、まず完走はできそうですが、サブ10狙って崩れたので、気持ち的に終わっておりました。
 
途中までのラップです。
20130420_fujigoko_lap.jpg
 
トレランの大会なら最後まで走ろうと思うのですが、ロードだと続ける気が起こらず。
こういうふうに諦めたのは初めてなので、それが残念です。
あと、サブ10を狙うためにもう一度走らなければならないというのも・・・・・・・。
 
ウェア・シューズ:
・バーグハウス ゴアテックス・アクティブシェル
・TR2ECのTシャツ
・ファイントラック フラッドラッシュ・パワーメッシュ
・ランニングパンツ(NIKE)
・CW-X Revolution
・Tabioのタビソックス
・Adizero Tempo
ちなみにシューズは買ったばかりで、走るのは初めてでしたが、とりあえず50kmまでは問題なし。
Adizero Japan2のフィット感がよく、同じような感じだったので大丈夫かな、と。
 
参加賞:
アーリーエントリーTシャツ
これは結構恥ずかしい・・・
20130420_fujigoko_09.JPG
 
バスタオル
20130420_fujigoko_10.JPG
 
 
 

今年のOSJ奥久慈トレイルは難易度UP?

OSJ奥久慈トレイル50Kのコースマップがアップされていました。

大会概要のページで、去年は約56kmと書いてあったのに対し、今年は約60kmと書かれていた(レース名は50Kのままですが)ので、ちょっと長くなるのかなと思っていましたが、かなり変わっているようです。

まず、昨年(2012年)は以下のようなコースでした。
一昨年(2011年)のコースとはスタートとフィニッシュが逆になっていて、袋田の滝の近くからスタートし、竜神大吊橋がフィニッシュ。
竜神大吊橋は第2関門とフィニッシュの2回通ることになっています。第2関門の竜神大吊橋の後にトレイルをしばらく進んだ後は、大半がロードと林道(下のマップの右側の赤い部分はほぼ林道です)になっていて、前半はキツいものの後半は楽になるという構成。体感的には、震災後で距離が短くなった2011年よりも走りやすいというコースでした。
終盤3分の1ぐらいはロード&林道になってしまうので、個人的にはつまらないと思ったものの、完走はしやすくなっているという状態で、まぁ、これはこれでアリかな、と。

20130411_okukuji2012.gif


そして今年のコースとして発表されたのは、下のマップのようになっています。
まず、林道とトレイルを区別して書かれているのは、いいですね。
林道を走るのは、どちらかというとロードを走る感覚に近いので。

スタートとフィニッシュは昨年と同じですが、大きな違いは林道セクションが前半になって、アップダウンのキツいセクションが終盤になったことです。
これは小刻みで急な登りと下りの繰り返しが続く部分で、昨年は前半にあったのでまだ元気でしたが、一昨年は後半だったので脚が攣っている人が続出でした。今年は距離も長いので、相当キツいと思います。
あと、マップの中央部分が、昨年はロードだったのに、今年はトレイルになっているというのも違いますね。トレイル率はかなり上がっていると思います。

20130411_okukuji2013.gif

スタート時間は昨年よりも30分早くなりましたが、フィニッシュタイムも早くなって制限時間は同じ14時間。

コースを辿る順番が変わったことと、トレイル率が上がったことで、完走率は昨年よりは減りそうな予感です。

コース図の詳細は以下からPDFにてご確認ください。

2012年コース
http://www.powersports.co.jp/osjtrail/12_okukuji/course.htm

2013年コース
http://www.powersports.co.jp/osjtrail/13_okukuji/course.htm

20130407_oume_04.JPG

 

日時:2013年4月7日10時30分(制限時間なし)
距離:15km(実際はもっと短い)
記録:1時間26分21秒(37位/完走685名)
天気:晴れ
 
これまでは同日開催のハセツネ30Kの方を優先していて、この青梅高水には出たことがありませんでしたが、今年は別日程になったので初参加です。
本来なら距離の長い30kmの方に出たいところでしたが、気づいたら30kmは締め切られていたので15kmの方にエントリーとなりました。
まぁ、昨日にチーム100マイルの練習会で30km以上走っているので、結果的には短くてちょうどよかったかも。
 
もともとの雨の予報は朝までにあがっていたものの、前夜の嵐でトレイルのコンディションは泥んこに違いない・・・と誰もが思っていたはずですが、しっかり整備されているようで、雨の影響はほとんどなし。
泥んこコースを楽しむつもりだったので、肩すかしを食ったような感じでちょっと残念。
シューズもイノベイトのマッディコース用のものを履いていたので、普通のコンディションは少々走りにくかったりもして。
 
では、写真でレポートを。
 
トレランの大会は初めてという方含めて知り合いがたくさん参加していて、泥んこはどんな状態ですかねぇなどと話しつつスタートを待っていると、エアロビ体操が始まりました。
ちょっと身体を温める程度でよいと思うのですが、結構時間が長くて疲れそうだったので、途中でやめてしまいました。
20130407_oume_02.JPG
 
先にスタートする30kmを応援しながら見送りましたが、参加者が多いのでかなり縦に長くなっていたので、これは前の方に並んでおかないといけないな、と確認。
20130407_oume_03.JPG
 
20130407_oume_05.JPG
 
前の方に並んでおいた方がいいと思いつつも、そんなにガチで走る気もないので、ちょっと遠慮気味な前の方からスタートしましたw
結構待ち時間がありましたが、近くにチーム100マイルで一緒のメンバーがいたので、昨日の練習会のことなどを話しつつ。
 
スタートしてすぐに階段がありますが、前のランナーについて上がるだけなので、ゆっくりです。
先頭集団にいると走って上がるのでしょうけど。
20130407_oume_06.JPG
 
しばらくは青梅丘陵ハイキングコース、桜もまだ咲いていました。
20130407_oume_07.JPG
 
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ハイキングコースからトレイルへ。
走り続けようとしましたが、やはりキツい勾配は歩いてもスピードが変わらないので、歩いてしまう。
20130407_oume_09.JPG
 
6kmぐらい?からロードの下りが1kmほど。
キロ4分弱ぐらいで走りましたが、泥用のシューズがグラついて怖かった。
20130407_oume_10.JPG
 
ロードの下りが終わってまたトレイルへ。
下ってきた分、上りになります。
20130407_oume_11.JPG
 
15kmコースの給水はこの一カ所のみ。
たいして距離もないトレイルレースなので、水は持って走りませんでしたが、この給水だけで十分でした。
20130407_oume_12.JPG
 
やや上り基調のトレイルが続きます。
20130407_oume_13.JPG
 
このコース唯一のキツめの上り。
20130407_oume_14.JPG
 
しばらく進むと、往路からの分岐点に到着しますが、まだ上がってくるランナーが結構いて、スレ違いながら応援を受けてのランになりました。
応援されると頑張って走ってしまうという・・・w
20130407_oume_15.JPG
 
最後はまたハイキングコースを下ってゴールです。
ガーミンを見ながら、1時間30分以内でのゴールは無理だなぁと思っていたが、結局、距離がえらく短かったので思ったより速くて1時間26分30秒ぐらいでのゴールとなりました。
正式なタイムは主催者のWebサイトで発表されるようです。
20130407_oume_16.JPG
 
ウェア・シューズ:
・FCバルセロナのトレーニングウェア
・NIKEショートパンツ
・Inov-8 Mad Claw 270
 
マッディなコンデョション用のシューズで、アウトソウルのパターンが深くなっています。
地面に食い込むような状態で走れるときはいいのですが、堅い地面だとグラついて不安定なので、この日は走りにくかったです。
20130407_oume_01.JPG
 
参加賞:
トレラン用グローブ。これはいいですね。
20130407_oume_17.JPG
 
概要・コース:
青梅丘陵ハイキングコースから高水山へ登って戻ってくる30kmのコースを基本とした大会。
中級者向けとして15kmのコースも用意されていて、トレランデビューにも最適。
 
15kmのコースということでしたが、ガーミンだと13.6km、iPhoneアプリのrunkeeperだと12.4kmでした。
主催者の地図だと以下のように。
20130407_oume_map1.jpg
 
ガーミンのルート軌跡は以下のように。主催者の地図とはズレがあるような。
20130407_oume_map2.jpg
 
ペース、高低差、心拍は以下のようになりました。
7.5kmの手前が給水ポイントです。
20130407_oume_elv.gif
 
公式サイト:
青梅市トライアスロン協会

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