2010年10月アーカイブ

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ミズノ主催の国立競技場での練習イベント「ミズノコクリツナイトラン」へ行ってきました。

一日中雨が降っていた木曜と、台風が来そうな土曜の合間、ちょっと寒いけどランニングはしやすい天気です。

練習イベントとは言っても、ランニング教室のようなものとは異なり、「チャレンジイベント」としてトラックを走るだけ。
ただ、大勢で走るということと、国立のトラックを走れるということで、一人のランニング練習とは段違い。モチベーションも上がりました。

最初はチャレンジ「ぴったり走」
決められたペースで1キロ走って、ぴったりの時間のゴールを目指すというもの。
私は6分を目標に走りましたが・・・結果は6分48秒・・・メチャクチャ遅い!!
ペース感覚がないとは思っていましたが、これほどまでにズレるとは、情けない。

次はチャレンジ「ペース走」
キロ4分~6分まで30秒きざみのグループに分かれて10キロ走るというもの。ペーサーについてトラックをグルグル回るということになります。
さて、どのペースで走るか・・・先日の草加ふささらハーフでは4分5~10秒程度のペースで問題なかったので、10キロなら4分でもなんとか大丈夫かな、と思いつつも、そんなペースで10キロ走ったことはないので、結局4分半のグループに。
フラットなトラックを走るだけなので楽な感じでしたが、一緒のグループのみんなが隊列を乱しすぎで、えらい走りにくいw
みんなもっと速く走りたいのか、ペーサーの方が2列で走りましょうと言っているのに前へ前へと詰めてきて、ペーサーの横にまで並びながらの団子状態。足がブツかることもあるぐらいで、こりゃいかんと後方に下がってスペースのあるところで走ることにしました。
4分半のペースで8キロ走った後、余裕がある人はペースアップということで、次の1キロは4分15秒、最後の1キロは4分のペースにアップしてゴール。なかなかいい練習になりました。

ペーサーの方から聞いたアドバイスをメモとして書いておきます。
・疲れてくるとストライドが広くなりがちだが、ストライドは広げずリズムよく走る。
・疲れてきたときに手のひらを上に向けると、体が伸びて重心を高くできる。
・スネの筋肉が疲れてくると、足が外向してくるので、スネの筋肉も鍛えるといい。カカトだけで歩くなど。

トラックでのランニングでiPhoneアプリが使えるか、Jognoteをペース走で試してみたところ、以下のようになりました。
かなり誤差が大きい気がしますが・・・10キロ過ぎた後にダウンでトラックの外側をゆっくり走っていたときも止め忘れていたので、イマイチ分からない。

20101029_kokuritsu_jognote.png


ところで、土曜もミズノのイベントがあり、そちらの方が大きく告知されていたメインイベントなのですが、台風でもやるんだろうか?雨天決行らしいけど。

走快感発信基地@東京・国立競技場2010

ちなみに、幸か不幸か、私は申し込もうとしたのが遅くてすでに締め切られていました。


山手線一周ラン

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土曜日にmixiコミュのイベントで山手線一周ランに参加してきましたので、そのレポートを。
週の半ばに降っていた雨もすっかり上がり、気温は暑くもなく、寒くもなく、絶好のランニング日和でした。

集合は神田駅の近くのランニングステーション「Raffine(ラフィネ)」
以前に一度利用したことがありますが、料金は500円で朝も早めから営業していて、きれいな施設でなかなかよいと思います。

スタートは11時。
まずは神田駅から東京駅の方へ、山手線を時計回りに進んで行く、いわゆる「外回り」方向です。
単に駅と駅の間をつないで進むのではなく、なるべく山手線の線路沿いに走るという、こだわりのコースでした。

11時11分:
東京駅、丸の内出口。神田駅からひと駅ですから、すぐ近くです。

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12時06分:
品川駅、コンビニへ立ち寄って一休み。
私はちょっと腹ごしらえのランチパックと、持ってき忘れたヘッドフォン(iPhoneのアプリ用に)を購入。

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13時24分:
渋谷駅、最近は繁華街でランニングウェアを着ているのにもあまり抵抗がなくなりました。
ここまで結構いいペースで、予定よりも10分程度早めになっていたようです。

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15時02分:
池袋駅、さすがに歩道は人が多くて走れる状況でもありません。
ちなみに昼食は、代々木駅で肉巻きおにぎり1個を買って食べています。

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15時45分:
駒込駅と田端駅の間、ここは山手線唯一の踏切とのこと。

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16時22分:
上野駅、ここから先は駅の間隔が短くなります。

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16時53分:
グルッと回って、神田駅まで戻ってきました。
ここまで約6時間の長丁場、お疲れさまでした。

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以上、山手線の総営業距離が34.5キロらしいので、実際に走ったのは40キロ弱程度でしょうか。
速いときはキロ6分程度で走っていたかと思いますが、途中の休憩や時間調整、歩いていたときなどもあったので、平均してキロ9分程度となりました。
楽なペースなので脚が疲れるということはありませんでしたが、ロードでこんなに長時間走ったことはなく、足首から下がちょっとダメージを受けたような感じです。
かなり長めのLSDということで、つくばマラソンに向けてよい練習になったと期待したい。

ところで、今回はiPhoneのランニングアプリを4種類、比較してみようと数駅ごとに順に切り替えて使いながら走ったので、その距離を合計すれば総距離になるかと思いましたが、ビルの多い繁華街や高架下などGPSが機能しない場所などで記録されず、実際の距離はよく分かりませんでした。
ちなみに使ったのは以下のもの、それぞれ一長一短がありました。
・Jognote for iPhone
・Jogboy
・NIKE+GPS
・Runkeeper
このランニングアプリについては、別途、まとめることにします。

先日の草加ふささらマラソンで、JogNoteのiPhoneアプリを試しに使ってみたので、その使用感などをアップします。
詳しい機能については、「JogNote(ジョグノート)開発ブログ」をご覧ください。

簡単にまとめると、以下のような内容です。
・GPSで位置情報を記録し、走ったルートを地図上に記録
・計測中(走行中)は「ペース」「距離」「カロリー」などを表示、シンプルで見やすい画面
・1キロごと、5分ごとなどに音声でお知らせ
・ランニング中に写真を撮ると、地図上にプロットされる
・ランニング終了時にJogNoteやTwitterに記録を送信
・過去の記録として、ペースの変化を折れ線グラフで表示

この手のアプリ、ランニング中にiPhoneで音楽を聴きながら起動させておいて、ペースや距離を確認できるので私はよく使用しています。
で、このJogNoteのアプリの特徴はJogNoteに記録が送れるということ。ただ、送る内容はランニング時間と総距離、コメントとして入れることができる日記だけで、途中のペースは送れません。今後予定されているJogNoteの有料会員サービスに登録すれば地図と写真も送れるそうですから、それで最低限の機能ということになりますかね。

以下はハーフマラソンの結果の画面ですが、とてもシンプルで見やすい(ランニング中に見ることはあまりないように思いますが・・・)。
ペース表示については折れ線グラフだけで、全く参考になりません。ちなみに最初の方で激しく乱れているのは、スタートラインの手前とか、最初の渋滞のせいです。

20101020_jognote_01.png

上の画面、ハーフマラソンを走ったのに距離は20.6kmとなっていて、500mも短い。まぁ、これはiPhoneのGPSの精度のせいでしょう。他のランニングアプリでも同様ですから。
尚、実際のゴールタイムより長くなっているのは、ゴール後に止め忘れていたから。

以下がハーフマラソンでの走行ルート。

20101020_jognote_02.png

拡大すると、えらくショートカットしていることになっていますw
そりゃ距離も短くなろうってもんです。

20101020_jognote_03.png

ランニング中は1キロごとの音声案内を設定して走っていましたが、単に「5キロです」などと音声が入るだけなので、先日のハーフマラソンのように1キロごとの距離表示がある大会では意味がありませんでした。むしろ、コースの距離表示と音声案内がズレているのが気になったぐらいで。最初の1キロからすでに結構ズレていましたから。
距離の分からないところを走るのには有効かと思いますが、Runkeeperの有料版などは現在のペースまで音声で言ってくれるので、それと比べれば距離だけというのはイマイチでした。走りながら画面表示を見るのは面倒なワケで。

20101020_jognote_04.png

ほかのアプリについても順次アップしていくつもりです。

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日時:2010年10月17日(日) 7時30分スタート(制限時間2時間30分)
距離:ハーフマラソン
記録:1時間29分36秒(ネット)、1時間30分37秒(グロス)
天候:曇り

先週のハセツネCUP等このところトレイルの大会しか出ておらず、スピード練習もしていなかったので、この大会ではタイム的にも悪そうな感じ。
家から遠くて特に目標もないのに、なぜこの大会に申し込んだのだろう?と思っていたのですが、会場に行ってから思い出しました。高橋尚子がゲストだから申し込んだ、そんなミーハーな理由だけでした。

スタート時間は7:30でとても早い。私の最寄り駅の横浜市営地下鉄の始発では間に合わず、ちょっと離れた東横線の始発でギリギリ。ただし、会場側では駅からの無料送迎バスがあり、事前にゼッケンやチップも送られてきていて受付不要なので、慌てることなくスタートできました。

スタートはタイム順に並ぶようになっていて、私は1時間40以内のエリアから。参加者数はほどほどでしたが、スタート後の2キロぐらいはかなり混み合っていたので、無理に抜かずにアップがてらゆっくり目に。久々のロードの大会でしたが、タイムも求めていなかったので気楽なもんです。

スタート地点で腕時計のストップウォッチを動かし忘れていたので、途中から計測を始めたのですが、ラップを取ってみると意外に速い。気分良く走れるスピードでと思って、キロ5分弱ぐらいのイメージだったのですが、なんとキロ4分10秒ぐらいで走っていました。タイム感覚がまるでないというか・・・いやぁ、大会だと思っている以上にスピードが出てしまいますね。
結局、最後までタイムが落ちることもなく、ネットで1時間半を切るタイムでゴール。最後の1キロの公園内は起伏があるとコース案内に書いてあったのですが起伏とも感じられずにスピードアップもできましたし、フラットなコースのハーフマラソンってこんなに楽なもんだったのかというのがゴール後の印象です。ハセツネとはえらい違い(当たり前か)。

ちなみにこの大会のコース、綾瀬川の松並木の横を通るところは、きれいで景色も良かったのですが、それ以外の大半は住宅地。見た目に変わった感じがしないので、やや退屈ではありました。ただ、住宅地ということでその分、沿道の応援がどこへ行っても多い。賑やかで楽しい気持ちになりますし、ずっと気分良く走れました。

高橋尚子は参加者と一緒に走るかと思っていたのですが、スタート時にはゲート横でみんなを応援して送り出し、終盤の19キロの手前あたりではランナーを待ってハイタッチで応援していました。私もちょっと歩く形になりながら他のランナーの後ろに並ぶ形でハイタッチ。ま、このために参加したようなもんですから。
大会の最後の方はQちゃんはゴール前の近くにいて、走ってくるランナーとゴール前でハイタッチしたり、手を繋いで一緒にゴールをしたり、サービス満点。Qちゃんがいることで華やかになっていますし、メジャーな大会というイメージもできて大成功ですね。

※追記:runnetの大会レポによると、高橋尚子は全員がスタートした後にスタートして、応援しながら追い抜いていったようです。10km地点あたりまで行ったところで、ワープして終盤に現れたらしい。もっとスピードを抑えて走れば一緒に走れたかな。

あと、この大会で特筆しておきたいのは、スムーズな運営。
・会場への案内や送迎バスがしっかりしている
・ゼッケンやチップ、手荷物につける番号札の事前送付でレース前の混雑なし
・タイム順に並んでのスタートで混乱なし
・一般道でも走行コースは確保されていて安全
・1キロごとの距離表示あり
・給水所も多い(スポーツドリンクはありませんでしたが、距離が短いので個人的には問題なし)
・ゴール後は参加賞の受取から記録証発行、手荷物受取へとスムーズな導線

よくできた大会です。ランネットの大会レポなんかで酷評されている大会の主催者には是非とも参考にしてもらいたい。

販売店などのブースは多くはありませんでしたが、名物の草加せんべいの販売コーナーなどあり、焼きたての草加せんべい(1枚100円)をいただきました。
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参加賞はミズノのTシャツでした。
デザインはいたってシンプル。メッシュの薄い生地ですので、汗をかく暑い日に使えそうです。
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レース概要・コース:
そうか公園がスタート&ゴール、草加の市街地を走るフラットなコース。住宅地を通るので、沿道の応援がとても多い。
高橋尚子がゲストで参加者をハイタッチなどで応援してくれる。

クリックで拡大します↓
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サイト:
草加ふささらマラソン

この日は東京ではタートルマラソンもあり、そちらに参加している方との飲み会があったので、レース後は北千住へ移動。
会場近くの銭湯・大黒湯(北千住)で汗を流しました。
タートルマラソン(スタート10時半)に合わせて12時前から営業ということで、直前に行って一番風呂に。誰もいないので銭湯内の写真も撮ってしまいましたw
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日時:2010年10月10日 13時スタート(制限時間24時間)
距離:71.5km
記録:13時間0分41秒(268位/男子総合252位)
  ・第1関門:3時間45分12秒(336位)※浅間峠22.66km地点
  ・第2関門:7時間42分44秒(292位)※月夜見山42.09km地点、給水1.5リットル有
  ・第3関門:11時間14分2秒(266位)※御岳山58.00km地点
天候:晴れ→雨→晴れ
  ・朝まで降っていた雨もあがり、むし暑い天気。17時スギから3時間程度(?)は天気予報とは違って雨が降りました。

トレイルランの最高峰と言われるハセツネCUP、昨年11月に陣馬山トレイルを初めて走った頃は「なんて馬鹿げた大会なんだ」と思ってましたが、1年も経たないうちに走ることになっていようとは。結果的には途中で雨も降って難しくなったコンディションの中でまずまずのタイム、初参加にしては上々というところでしょうか。
一応、走る前の目標設定としては、10分/kmで71.5kmを走ると715分=12時間弱でゴールというのを目指すことに。試走もしていないのでまるで意味のない設定ですが、まぁ、目安ということで。実際には第1関門まではほぼ設定どおりだったものの、その後の雨でペースが落ちてゆっくりになってしまいました。

スタート~第1関門
招待選手、10時間以内、12時間以内、16時間以内・・・というように分かれて並んでスタート。私は12時間以内のところに並んでいました。
むし暑い中での上り基調のトレイルで頻繁に渋滞にはなっていましたが、完全に立ち止まるようなことは少なく、先が長いことを考えれば許容範囲かなというところ。ただ、後ろの方に並んでいた方は走れそうなフラットなところでも歩くような状態だったようです。
第1関門の浅間峠に着くと、応援の方がたくさんいました。ゴール以外ではここが一番賑やかでしたね。ここで念のためトイレをすまし、第1関門以降には使用可となるトレランポールを出して、ヘッドライト&ハンドライトも装備。トイレで待ったりで思いのほか時間を使ってしまい、ここまで抜いてきたペースの遅い人にまた抜かれたのはちょっと失敗でした・・・後の雨を考えると。

スタート地点、オーの掛け声で気合いを入れる。
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序盤は渋滞するが、ハセツネ30Kのように完全に止まることはない。
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入山峠のところ。おそらく後ろになるほど長く待つことになるのでしょう。
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分岐点には看板が置いてあるので、迷うことはほぼありません。
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第1関門の浅間峠からの上り、ここが一番応援が賑やかでした。
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第1関門~第2関門
ここの区間が長く辛かった。第1関門をすぎてしばらく進むうちに日が暮れてきて、雨が葉に落ちる音が鳴り出しました。まさかの雨?と思いつつ、暗くなったのでヘッドライトを点けると、霧に乱反射して非常に見にくい。さらに雨が降ってきて地面もぬかるみ、足元を照らして進む感じに。他のランナーも同様で慎重になっているので、これ以降は前の人について一列になって進む形になりました。当然ながらペースも落ち、1キロを10分というのは到底無理な状態。まぁ、最も標高の高い三頭山に向かっていたので、そもそもペースが落ちるのは当たり前ではあったのですが。
で、ちゃんとコースを確認していなかった私は三頭山が第2関門と思っていたので、三頭山についても関門がなかったので休めず、どこまで行けば第2関門なのか分からずに辛かった。とはいえ、第2関門の月夜見山に着いたときはすでに42キロも走っていることが分かり、気持ちがかなり楽になりましたが。この第2関門では雨も上がっていました。
第2関門で自分のハイドレパックを確認するとまだ1リットルほど残っていたので、500ccほど飲んで容量を空けて1.5リットルの水を補給。あとはランチパックやゼリーでの栄養補給としばしの休養を取りましたが、休んでいるうちに体が一気に冷えてきたので、先日購入したばかりのモンベルのジャケットを着用。走るとすぐに体温が上がって暑くなってきましたので、休みすぎなければよかったかなと後悔しました。

徐々に暗くなってきて、写真もブレまくりw
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第2関門、月夜見山の給水ポイント。
1.5リットルのPETボトルに入った水またはポカリを補給できます。
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第2関門~第3関門
ここは御前山と大岳山という2つのピークはあるものの、その間はフラットなトレイルも多くて割と走れました。とはいえ、タイム的には目標には遠く及ばなくなっていたので、のんびり目でしたが。
最大の難関はやはり大岳山ですね。手も使って岩を乗り越えるような登りと、岩だらけの急な下り、ここはまさに登山でした。こういうのは慣れていないのと、ポールが邪魔でうまく登れず、さらに時間がかかってしまったように思います。後ろから来た速い人などはスイスイ先に進んで、あっという間に見えなくなってしまいましたから。ここだけは試走しておいた方がよかったかなと思いました。

ここまで来るとペースもまちまちでバラけるので、真っ暗な中を独りで走ることが多い。
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第3関門~ゴール
大岳山の後にもうひとつ高い山があると思っていた私は、第3関門の御岳神社で「あとは下りで13.5キロだよ」と言われてキョトンとしてしまいました。実際は日の出山の手前などいくつか上りもあるのですが、厳しい上りはもうなし。下りだけと言われてかなり楽な気分に。
それでもトレイルの下りなので、急だったり折れ曲がっていたりするとそう速くも走れないかなと思いつつ、最後に日の出山の夜景を見てちょっと休憩。残りは10キロほどの下りだけで、ジャケットもしまってスタート。ここでもポールはしまわなかったのですが、これが失敗でした。速い人には道をゆずりながらほどほどのペースで走行して、残り5キロの表示のところで時計を見ると13時28分(タイムは12時間28分)・・・これは急げば13時間は切れるのでは?と思い、ここから切り替えてペースアップ。ポールは使わず片手に束ねて持ち、結構頑張って走ったのですが、ゴールタイムは13時間を越えてしまいました・・・うーん、終盤でもうちょっとちゃんと走るんだった。
最後は深夜でも多くの人に迎えられて、気持ちよく勢いよく走ってゴールしましたが、「13時間をすこしオーバーしましたね」と言われてガッカリでした。

暗闇の先に煌々と光るゴールが眩しかった。
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ゴール後には「だんべい汁」やアミノバイタルを無料配布。
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明け方が近づいてくるような時間でも、たくさんの人が迎えてくれます。
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朝になると人も増えて、さらに活気づきます。えらくテンションが高い。
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ちなみに、トレランポールを持っている人は私が走っていた前後にはほとんどいなかったのですが、ぬかるんで滑りやすいところで体の支えになるので、とても助かりました。上りやキツい下りなんかでも、疲労軽減になったと思います。
ただ、ポールを持つとやはりタイムは遅くなりますね。フラットなところはポールを使った方が速くなるハズではあるのですが、慣れていないので今一つ効果的にならない。逆に、ポールが足に引っ掛かって派手な転倒を何度もしてしまいました。一度はヘッドライトとポールが飛んでいってしまうほどの豪快な転び方で、暗い中でポールを探すのに時間がかかったほどです。
私が持って行ったのは、SINANOの「トレランポール13.6-115」。丈夫な方がよいかと、太めのものをチョイスしました。

さすがにしばらく山は走りたくない気分ですが、来年こそは12時間を切りたいなと思います。

参加賞は、熊鈴。トレランらしい賞品ですね。アートスポーツの名入れが入っています。
完走賞は、フィニッシャーズTシャツ。文字の色が薄めで目立たないので、日常的にも着れそうですが・・・ハセツネ完走なので、もっと強調してもいいような気もします。個人的には、さりげなさが気に入ってはいますけど。
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レース概要:
トレイルランニングの日本最高峰のレース、71.5kmを24時間制限で駆け抜ける。
社団法人東京都山岳連盟主催で、かつて都岳連に所属した長谷川恒男にちなんだレース。
※長谷川恒男は登山家で、世界初のヨーロッパアルプスの3大北壁(マッターホルン、アイガー、グランド・ジョラス)の冬期単独初登攀を成功させた人物。

コース:
東京都あきる野市五日市会館がスタート&ゴール。
(五日市会館前(標高200m)→今熊神社→市道山分岐→醍醐丸→生藤山(標高990m)→浅間峠(第1関門)→土俵岳→笹尾根→三頭山(標高1527m)→月夜見山(第2関門)→御前山(標高1405m)→大岳山(標高1266m)→御岳山(第3関門)→金比羅尾根→五日市会館前)
13時スタートで、翌日の13時までという24時間制限。
(時間に余裕があるので、歩き続ければ完走できるらしい)

コースマップと高低図(クリックで拡大します)
2010_hasetsune_map.jpg

サイト:
日本山岳耐久レース オフィシャルサイト
 

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