日曜は横浜の山下公園前の海で行われたドラゴンボートレースに参加してきました。
mixiのランニングコミュニティのMM Night Runnersの一団での参加です。
私は今回初めて知りましたが、ドラゴンボートレースというのは、香港で競技化されたもののようで、横浜では1994年から行われている恒例のイベントのようです。
細長い手漕ぎのボートで前に竜の船首がついたボートでレースをします。
細長い手漕ぎのボートで前に竜の船首がついたボートでレースをします。
漕ぎ手は2人×9列の18人で、前にリズムを取るための太鼓叩き、後ろに舵取りがいて、合計20人で1チームとなります。
パドルはこんな感じ。
過去の大会の決勝レースの動画を貼っておきますが、こんな感じです。
さて、歴史あるこのレースですが、我々グループは今回が初参加。
勝手が分からず、かなり苦戦することになりました。
MM Night Runnersではかなり大所帯での参加となり、2チーム編成で挑みました。
チーム名は、「横浜パラダイスA」と「横浜パラダイスB」、私はBチームの漕ぎ手の一人です。
スタートからゴールまでは260mで、速い船で1分30秒ぐらい、普通にまっすぐ行けば2分以内にはゴールするような距離でした。
大会の流れとしては、3艇ずつの予選レースを2回行い、タイム上位の3チームが決勝に進むというもの。
予選レースの前に1回、スタートからゴールまで実際に練習ができます。
誰も経験者のいない我々は、すべてが手探り状態。漕ぎ手も太鼓たたきも舵取りも初めてです。
スタート地点で運営をしていたオジさんに、どのように漕いだ方がいいかなど聞き、誰も経験者がいないということにあきれられながら練習スタート。
みんなでボートに乗り込み、動き出しましたが、行く方向が全く定まらず。
基本的には、漕ぎ手はパドルでただ漕ぐだけで、舵取りが方向を調整するのですが、この舵取りが難しく経験が必要なポジションでした。
なかなか方向調整が定まらないので、運営スタッフのボートに押されたりしながらなんとかスタート地点まで行き、そこから漕ぎ出すと意外にもまっすぐ進み、それほど問題なくゴールラインを通過できました。
まぁ、戻る時はまたフラフラしていましたが、なんとかなりそうな感じです。
しかし、運営をしていたオジさんにアドバイスを求めると、漕ぎ手の並びかよくないとのこと。見てもらいながら並びを変更です。
ポイントとしては、以下の2つ。
ポイントとしては、以下の2つ。
1.ボートは中央が低く、前後が高くて水面からの距離もあるので、前後に背の高い人を置いた方がよい。
2.漕ぎ手は前の人に合わせてパドルを漕ぐので、特に前には背が高くリーチがある人を置いて、できるだけ前にパドルを入れた方がよい。
我々は練習では女性を最前列に配置していたので、前から引っ張れない並びがよくなかったようです。
そして迎えた、本番の予選レースの1回目。
曲がり過ぎたりしながらもなんとかスタートラインに着きましたが、スタートして一斉に漕ぎ出すとボートはいきなりあらぬ方向へ。
舵取りの方もなんとか方向を変えようとしてくれていたのですが、スピードが出ると舵が重くなるそうで、なかなか元のコースへ戻れず・・・。
女性が舵取りをやっていたのですが、舵取りはパワーのある男性の方がよかったようです。
女性が舵取りをやっていたのですが、舵取りはパワーのある男性の方がよかったようです。
結局、左側だけ漕いだり、右側だけ漕いだりと、公園のボートのような感じで方向修正をしながらなんとかゴールラインを越えました。
タイムは3分31秒05。
普通のチームの倍ぐらいかかっていますが、まぁ、他のチームの倍ぐらい楽しめたということで、よしとしましょう。
普通のチームの倍ぐらいかかっていますが、まぁ、他のチームの倍ぐらい楽しめたということで、よしとしましょう。
実際、海の上にいるときはもっと時間がかかっていると思っていたほどに蛇行していましたが、初めてなので仕方ないですね。
ちなみにもう一方のチーム、横浜パラダイスAの方は、練習の段階から真っすぐ進まず、予選レースでは貸し舵(主催者から借りる舵取りのうまい人)を使っていました。
タイムは1分57秒03で真っすぐ進んでおり、やはりこのドラゴンボートは舵取りのスキルに大きく依存するんだなと改めて分かった次第です。
さて、予選レースの2回目。
舵取りの女性はちょっと無理とのことで、今回は貸し舵にバトンタッチされました。
1回目は精神的にも肉体的にもキツかったことでしょうし、しょうがないでしょう。
我々の目標は、Aチームを上回るタイム。
1回目はスタートラインに着くのにも四苦八苦していましたが、さすが貸し舵、いとも簡単にスタートラインへ誘導されました。
1回目は精神的にも肉体的にもキツかったことでしょうし、しょうがないでしょう。
我々の目標は、Aチームを上回るタイム。
1回目はスタートラインに着くのにも四苦八苦していましたが、さすが貸し舵、いとも簡単にスタートラインへ誘導されました。
方向調整に不安がないので、スタートの声が出たら、あとは必死で漕ぎ続けるのみ。
1回目のときは大きく蛇行していて、一生懸命漕ぐという状況ではなかったので特に疲れませんでしたが、ひたすら漕ぎ続けるのはめちゃキツい。
2分足らずですが、腕は疲れ、脚はピクピクし、息も切れて苦しかった。中距離を必死に走る感じですかね。
3艇でスタートして我々は中央のコースでしたが、右側のチームは非常に速かったものの、左側のチームとは接戦になりました。
そして最後は、貸し舵の方が「抜けるぞ、頑張れ」というようなことを言われて、必死になって漕ぎ続け、0.7秒差でかわして2位になりました。
そして最後は、貸し舵の方が「抜けるぞ、頑張れ」というようなことを言われて、必死になって漕ぎ続け、0.7秒差でかわして2位になりました。
タイムは1分43秒19、1回目よりも劇的にアップ、Aチームの1回目のタイムも大きく上回りました。
しかし、さすがにゴールした後に戻って来る時は疲れてグッタリでしたね。
しかし、さすがにゴールした後に戻って来る時は疲れてグッタリでしたね。
そしてその後に2回目のレースをしたAチームのタイムは、1分45秒69で我々Bチームのタイムを上回ることはなく、我々の勝利。
優勝争いとは無縁の小さな争いでしたが、勝つのは気持ちがいいです。
優勝争いとは無縁の小さな争いでしたが、勝つのは気持ちがいいです。
終わってからは、みんなで夜宴、天気もよく最高でした。
コメントする