しばらく前に読んだ新書です。
ちょうど右膝の半月板負傷で走っていなかったこともあり、「走らなくても速くできる」という題名にひかれましたw
内容はクロストレーニングのすすめ、というもので、長い距離を走ると故障することが多いが、自転車トレーニングを混ぜると脚に負担もかけずにパフォーマンスアップできるという内容。
ランニングパフォーマンスを決めるのは3つの要素、「最大酸素摂取量」「無酸素性代謝閾値」「ランニングエコノミー(フォームや体重など)」であるといい、この最大酸素摂取量と無酸素性代謝閾値は強度の高いトレーニングをしないと伸びないものですが、これには自転車トレーニングを使った方が故障もなくできるので良いと。
ただ、この筆者はもともと2時間47分58秒がベストだったところを故障があってタイムが落ちたものの、自転車トレーニングを取り入れたら2時間46分38秒で自己ベストを更新したということで、もともとベースのある速いランナーです。
そしてランニングは週18kmと長くはないものの、自転車トレーニングではエネルギー換算ではランニングで週34km走るのと同程度の内容をしているので、それなりのトレーニングをしなければ速くならないのは変りありません。当然と言えば当然ですか。
タイムアップするためには、月間走行距離を伸ばすことではなく、強度の高い練習が必要(ポイント練習)ということで、その方法論としての自転車がいいよということですね。
自転車はロードレーサーのように前傾するタイプの方がハムストリングを鍛えられるのでよいそうですが、ママチャリしか持っていない・・・。膝に負担を与えず練習したくはあるので、ジムのバイクで練習してみますかね。
私は月間距離も練習回数も少ないので、やるときにはキツイ練習だけをする方ですが、今の頻度で自転車に切り替えるとますますランニングの衝撃に耐えられなくなってしまいそうですが。
今週の木曜日には湘南マラソンがありますが、今月走ったのは10月2日の上州武尊トレイルの53kmのみ。先月走った京都半周トレイルで痛めた膝がまたこのトレイルで痛んだのでそれから走らなくなってしまったワケですが、一か月ぶりに走るというのはかなり不安ではあります。
毎日長い距離を走らなくてもマラソンは速くなる! 月間たった80㎞で2時間46分!超効率的トレーニング法 (ソフトバンク新書)
著者:吉岡 利貢
ソフトバンククリエイティブ(2011-09-20)
[ランニング本]毎日長い距離を走らなくてもマラソンは速くなる!
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