東日本大震災の影響で中止となったハセツネ30K。昨年はランナーとして走りましたが、今年は私はボランティアとしてエントリーしていました。
大会が中止なのでボランティアもないのかと思いきや、ボランティア活動は行うということで、参加してきました。
何を行うのかと言うと、中止でも自主的に走るランナーはいるということで、そのランナーのためにコース案内盤(矢印でコース進行方向を示したもの)を設置し、ランナーに事故などないように監視し、案内盤を撤収する、といった活動内容となります。あと、ゴミ拾いなどもしつつ。
ちなみにコース案内盤は土曜に設置されたのですが、このコース案内盤が設置されるといった告知は当然ながらありません。告知するとランナーがたくさん来て事故も起こる可能性があり、ランナーの自己責任とは言い切れないことになりますから。
走られたランナーの数はよく分かりませんが、スタート地点の五日市青少年村に置いてあった荷物の数からすると30~40名ぐらいでしょうか。ボランティアなどスタッフの方が数は多かったぐらいでした。
私はスタートから3~7キロあたりのエリア、いつもなら渋滞の起こる沢から刈寄山、入山峠までが担当のグループに。10時半にスイーパーがスタートし、スイーパーが通過したらコース案内盤を撤収するという流れです。
大会ではないというメンタル的なものもあり、刈寄山を登るのは大会以上にキツかった。主催大会を管理している立場ではないので事故が起こらないようにということで、ランナーには「頑張って」とは言わずに、「気をつけて」とか「こんにちは」とか声を掛けながら見ていましたが、走っているランナーの方は楽しそうで私も走りたくなってしまいました。
ちなみに一般道などに置かれていた看板には、中止の貼り紙がされており、少々寂しい気分になりました。
来年は無事に開催されることを祈りたいですね。
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