大キレットのところだけ、写真をまとめておきます。
南岳小屋から北穂高岳に向かって大キレットを進んでいった写真になります。
大キレットの入り口の南岳小屋の注意看板。
午後2時以降の出発はお控えください、と。
大キレットと獅子鼻岩の道標。
獅子鼻岩は大キレットから穂高を臨める展望台のような岩です。
大キレットは右側を下っていきます。
(最初、間違ってまっすぐ行ったら崖しかありませんでしたw)
しばらくは急な岩場の下りです。
下から見上げると、こんな感じ。
クサリやハシゴがあるところは、何もないと非常に難しい部分なワケですが、ハシゴがあるとショートカットしているみたいなもんで、かなり楽になりますね。
大キレットの底部は比較的歩きやすいところで、岩場を下ったり、上ったりしながら進んでいきます。
それでも転倒して左右に落ちたらアウトなので、慎重に。
「Hピーク」とペンキで書いてあるここが長谷川ピークと呼ばれるところ。
左右とも切り立った岩場です。
ここまでで1時間15分ほどかかりました。
距離は半分以上進んでいますが、時間的には大キレットの半分ぐらいです。
長谷川ピークをすぎた後に落ちつける場所、A沢のコル。
ここからまた岩登りです。
ここは飛騨泣きと呼ばれるところ。
岩に打ちつけられた金属のステップを使って登り、右側を巻いていきます。
この後もクサリやステップなどのある場所が続きますが、ただの岩場よりも登りやすくなっているので、まず大丈夫。
北ホまで200mの表示を過ぎて上を見上げると、北穂高小屋が見えてきます。
見えているのになかなか辿りつかず、この登りが意外に時間がかかりました。
そして北穂高小屋に到着。
所用時間は2時間半ほどでした。