槍ヶ岳から奥穂高岳への縦走の予定でしたが、2日目は朝から雨風があり、稜線を行くのは不安があるので涸沢から下山することに。
標準的な登山タイムで行ければ帰りのバスの時間にも間に合いそうでしたが、立ち往生すると帰れなくなってしまうということもあり。
レインウェアを着て、北穂高小屋を出発。
小屋のすぐ裏手が北穂高岳の山頂です。
朝に写真を撮ろうと思っていて、曇っていた昨日は写真を撮っていなかったのですが、せめて雨じゃないときに撮っておくべきだった。
まわりは何も見えません。
雨の岩場で霧もあり、とりあえず淡々と下る。
前のおじさんは、奥穂高岳(右側)に向かっていきました。
これ以上は雨も強くならないだろうから、とのこと。
私も行こうかと思いましたが、ここはガマンして安全策に。
おじさんの後ろについていくペースだと帰りのバスの時間にも厳しいかもしれないので。
雨の岩場の下りだと、ペースが全然上がらず。
実際、標準的な登山タイムとほぼ同じぐらいでしか進めませんでした。
涸沢が見えてくると、上がって来る登山者もいました。
北穂高岳へのピストンのようです。
北穂高小屋のテラスです。
下りてくるにしたがって雨も小ぶりになっていたのですが、ここでまた雨が強くなってきました。
奥穂高岳の方向は何も見えず。
向かいにある涸沢ヒュッテもガスの向こうに消えました。
涸沢からの下山路は岩場が多く、晴れていれば走れるようなところですが、スリッピーで走れず。
油断していると歩いても滑ってしまう状態でした。
ゆっくり歩いている普通の登山者は抜いていきますが、登山靴で大股でガシガシ下っている方にはあっという間においていかれたりしました。あれはシューズのせいなのか、バランスのせいなのか・・・。
本谷橋から先は下りも緩やかになりましたが、石で滑りやすいところや、道が川になっているところばかりであまり走れず。
ようやく横尾の橋へ到着。
ここまで標準的な登山タイムと同様で、4時間近くかかりました。
この後は林道でそこそこ走りましたが、轍で走りやすいところには水がたまっていたり、大きな水たまりも多く、軽いジョグ程度。
出発から5時間半ぐらいかけてようやく上高地に到着。
バスターミナルの近くでお昼を食べ、この時間帯で日帰り入浴をやっている上高地アルペンホテルでお風呂に入ってようやく落ち着きました。
ただ、帰りにはくハズのズボンを忘れていたので、濡れたランニングパンツをまた履くハメになったのがバッドでしたが。
ちなみに、日帰り入浴を受け付けている時間帯は施設によって異なっていて、この案内はバスターミナルの受付のところに貼ってありました(写真を撮り忘れました)。
2日目は一眼はビニール袋に入れたまま、一度も出さず。
目当ての夜明けも撮れず、無駄に重いものを背負っていただけでなのしたorz
ガーミンのルートと高低図は以下の通り。