結構前の7月中旬の3連休に雲取山へトレランに行ってきましたので、書いておきます。
百名山のひとつ、東京都の最高峰の山ですが、日帰りで行けるトレランコースになります。
この日は結構暑かったのですが、さらに道に迷ってしまった上に水切れになり、手足がシビれてヤバい状態でした。
私は横浜方面からですが、朝早い電車に乗って奥多摩駅へ。
そして、そこからバスで40分ほど揺られて終点の鴨沢西へ到着。
ちなみに、一般的な登山コースはひとつ手前のバス停の鴨沢から上がるものですが、この日は私は鴨沢西から2キロほど先にある親川というバス停のところにある丹波天平登山口から上がりました。
丹波平~サヲウラ峠~三条の湯~雲取山へと至り、下りは鴨沢へ向かう登山コースです。
途中の三条の湯へ行く道を間違ってしまい、5km以上余計に走ったりしたので、予定よりもかなり長くなってしまい、結局、35kmで8時間もかかりました。
高低図は以下のような感じ。
15km前後のところが道を間違って引き返したりしているところですorz
では、走ったコースに合わせて紹介を。
スタートはこちらの丹波天平登山口。
バス停・鴨沢西から2kmほど、バス停・親川のすぐ近くです。(でも親川まで行くバスが少ない)
ちなみにこの日、鴨沢で私以外の全員(20人ぐらい)がバスを降りました。
最初は普通にトレイルの上りです。結構登りますので、走るのはキツいです。
4~5kmほど登ると、天平(でんでいろ)尾根へ。
このあたりは走りやすいです。
そしてサヲウラ峠に到着。ここから先は道標の「三条の湯」に向けて走ります。
しばらく走ると、沢が見えてきます。こういったところでしっかり水分を取っておくべきでした。
「三条の湯」のサインに向けて走っていたのですが、そのうち分岐でもサインがなくなり、道も荒れてきて、鹿が飛び跳ねるという状況に・・・どうやら道を間違ったらしい・・・とりあえず引き返すことに。
で、3kmほど戻ったらありました、見落としていた「三条の湯」のサインが。
ここの分岐で、このサインの反対側に文字の消えた大きめのサインがあったのですが、それを見て三条の湯の文字が消えてるのかなぁと思って、間違った方に向かって行ってしまっていたのでした。
間違ったコースはガーミンでは以下のようになっていますが、これほど無茶苦茶なコースは辿っていません。GPSもおかしくなっていたようです。
左下から来て、分岐で間違って右へ進んでしまい、そのまま引き返してきて、正しいコースから上へ抜けて行ったという状況です。
このあたりは沢をいくつも渡っていきます。
渡るとは言っても、上で貼った写真のようなハシゴの橋を渡るというもので、沢の岩場を渡るということではありません。
そしてようやく三条の湯へ到着。
ここの前を通って、奥にある雲取山へ向かう登山道から引き続き登ります。
ここまではトレランでも走れるコースが多いのですが、この後は岩場などの山登り要素が強くなってきます。
道を間違ってから走る気もしなくなっているので、早足で登るのみです。
で、登山的なコースをずっと進んで行くと、フラットなコースになってしばらく走れるようになり、その後は反動のようにキツい登り。
でもこれを登ると雲取山頂です。このあたりはハチが周りを飛んでいて、落ち着きませんでした。
そしてようやく雲取山の山頂へ到着。
東京都の最高峰というだけあって、遠くまで見渡せて、いい眺めでした。
この後は、より一般的な登山コースである鴨沢方面へ下りていきます。
わりと石が多く、走りにくい。
山頂の方を振り返ってみると、こんな感じ。
こちらのコースはガレた道なども多いのですが、基本的に周りが開けていて走れる場所も多くなっています。
道に迷ってかなり遅くなったこともあり、走れるところは走ろうとペースアップしましたが・・・ここまでしっかり水を飲んでいなかったせいか、走りだすと手足の先がビリビリしてきて、脱水症状のような感じに・・・
雲取山の山頂から少し下りたところに5分ほどで水場があるというサインは見たのですが、そこまで戻るのも時間もかかるし、ペースを抑えて七ツ石山小屋まで行くことに。
で、バテバテになりつつも七ツ石山を登りました。
下の写真は七ツ石山から、来た道を振り返ったところ。雲取山からいったん下って、また登ってきたのが分かるかと。
そして七ツ石山の山頂からしばらく下って、小屋の手前でようやく水場を発見!
たっぷり水を飲み、ペットボトルにも水をためてようやく元気も回復です。
そして、こちらが七ツ石山小屋。
富士山を見ることができるのが売りのひとつ。富士山は山頂にやや雲がかかっていました。
この小屋では先ほどの水場から水を引いて、蛇口から流しっぱなしになっています。
実は七ツ石山に登らずに、いったん下りてから小屋に上がってきた方がずっと楽だったのでした。
そして後は走りやすい緩やかな下りを結構長々と走ります。
バス停まではまだまだ・・・意外に長い。
いったん、車道に出て・・・
またちょっとトレイルを走って・・・
トレイルを出て狭い道へ・・・
そしてようやく、鴨沢のバス停に到着。
(実はバス停の近くまで来て、周辺地図を見て逆方向へ500mぐらい走っていったりしていました・・・)
バス停の横にはトイレもあり、トイレの前に水道もあるので、水をカブって着替えてようやく人心地。
ただ、バスの本数がえらく少ないので、1時間以上待ちましたが。
鴨沢から登る場合は、この逆となりますが、その場合はわりと登りやすいコースだなと思います。
次は、バスを使わずに奥多摩駅から雲取山まで登ってみるかな。