日時:2011年1月23日(日) 9時スタート(制限時間6時間)
距離:フルマラソン
記録:3時間12分6秒(グロス)、3時間11分20秒(ネット)
途中通過タイム:
10km:0時間44分17秒
20km:1時間27分47秒
30km:2時間12分39秒
40km:3時間01分8秒
※ネットタイムと途中通過タイムの入った記録証は後日郵送されました
天候:晴れ
フルマラソンの参加者数18,000人、まさにマンモス大会でした。
東京マラソンなど大都市のマラソンは海外含めて規模が大きいのが当たり前ですが、湘南の海岸沿いを走るというマラソンでこれほど大規模になるのが驚きです。
キャパオーバーと思えるような人数なので不満を持つ人も多いとは思いますが、とてもよく整備されたスムーズな運営で感心しました。大会を実施するごとに経験値も積み上がっているのでしょうが、ただ、こういった参加者数過剰の大会は増えてほしくはないと思います。おそらくメインボリュームの4時間前後のランナーなどは、渋滞で気分よく走れないでしょうから。
さて、会場までに到着するまでですが、最寄駅から会場までが遠い上に歩道が渋滞して時間がかかると聞いていたので、早めに家を出て二宮駅に6時42分に到着。すでに駅には人がいっぱいでしたが、駅にも誘導スタッフがたくさんいて、15分ほど並んで路線バスに乗り、10分ほどで大磯プリンスホテル前着、会場に着いたのは7時15分、意外なほどスムーズに来れてしまいました。もっとも、駅での路線バス待ちの行列はみるみる増えていったので、少し遅い時間に行くだけでかなり待つことになったような気はします。
まだ時間があるので、のんびり準備してスタートの45分程前に荷物を預けに。かなり混み合っていましたが、10分ほどで預けることができ、ここもスムーズ。それからスタート地点に向かい、スタート15分前には列に入って準備完了。これまでどの大会でもギリギリの時間になっていましたが、かつてないほどに余裕のスタート前でした。
スタートはゼッケン番号に書かれたアルファベット順。これがタイム順になっているようで、私は2番目のカテゴリーのBでした。号砲からスタートラインを通過するまでは1分もかからず、大きな渋滞に巻き込まれることもなくスタートから走れました。
私のこれまでの自己ベストは、1年前の館山若潮マラソンの3時間32分(ネット)。今回は最低でも3時間半、できれば3時間15分を目標としてキロ4分半以内を目安に走っていましたが、もともとペース感覚がないので、かなりバラついたペースになりました。抜かれだすとペースが落ちているのかなと思ってスピードアップし、そうすると速くなりすぎてキロ4分ぐらいになってまたスピードを落とす、そんなバタバタなラップでした。10キロぐらいから自分のペースに近い人を見つけたので、それから安定しましたが。
1年ぶりのフルマラソン、こんなペースで長距離は全然走っていなかったので、やはり30キロぐらいからペースが落ち始めましたが、なんとか終盤でもキロ5分はキープして走ることができました。トレランなんかで長距離を走ってきたので、粘れるようになったんですかね。
沿道もそこそこ応援はあり、私はFCバルセロナのユニフォームを着て走ったのですが、「バルセロナ頑張れ」とか声援してもらえたのは嬉しかったです。特に終盤は力になりました。
給水所の数は12か所と多く、私はスポーツドリンクばかり飲んでいましたが、いろいろな食べ物が置いてあったのもよかったと思います。テーブルもかなり長かったので混雑することなく取れましたし、このあたりも慣れた運営でよいなと思いました。
レース概要・コース:
大磯プリンスホテルをスタート&ゴールとし、江ノ島を折り返し地点とするフラットな海岸線を走る往復コース。
一直線の往復なので飽きるが、とても走りやすい。ほぼフラットで、傾斜は橋を渡るときにアップダウンがある程度。
海岸沿いのコースではあるが、あまり風もなし。ビーチ横の海岸線を走るのではなく中に入った国道沿いを走るので、林などに風をさえぎられているということもあるのでしょう。
最後は会場の横を通り過ぎて2キロぐらい行って戻ってくるのが精神的にキツかった。
iPhoneアプリ「NIKE+GPS」
NIKEがスポンサーになっているから・・・ということでもないのですが、iPhoneアプリのNIKE+GPSを使って走りました。
1キロごとに現在のペースなどをアナウンスしてくれるのですが、この距離がコース上の距離表示とズレまくり。最初はちょっとずつズレている感じでしたが、途中からは200~300mも早くに距離のアナウンスが鳴るようになり、終盤は必要以上に距離を長く感じました。iPhoneでは38キロ通過と言っているのに、なかなか本当の38キロがやってこなかったりするので・・・。
ルート情報を見てみると、一直線に距離の表示が出て何がなにやら分かりませんw
そしてペースを見てみると、39キロ地点あたりまでの情報がなくなり、最後の少ししか記録されていなかった・・・。
元日に京都で長距離を走った時も同様だったのですが、フルマラソンのような距離を走ると39キロあたりまでの記録は飛んでしまうようです。
全体の距離と平均ペースは分かりますが・・・これでは使えん。
参加賞:Tシャツ、御守りリストバンド
Tシャツはゼッケンやチップ等とともに事前に送られてきましたが、汚れているという問い合わせがたくさんあったそうです。
このデザイン自体はストリート感があってよいと思いますが、野心的すぎましたね。私も最初はデザインなのかどうかじっくり確認しましたし、問い合わせがたくさんあったのも当然でしょう。
その他、リストバンドタイプの御守りも入っていました。
レース後には500円で完走タイムをプリントしてくれるサービスをやっていたので、プリントしてもらいました。後ろ側の裾に小さく入るだけ、しかもグレーで見にくい・・・普通に黒でプリントしてもらっていいのだが。
(ちなみに、記録証は後日郵送なので自分の完走タイムが正確には分からなかったのですが、このTシャツへのタイム入れでタイムが分かりましたw)
完走賞:完走メダル
フィニッシュ後に完走メダルをかけてもらいました。
大きな大会なので記念としてはいいと思いますが、個人的には不要です。記録証だけあれば十分。
協賛社ブース、売店など
この大会、特別協賛のNIKEはかなり力が入っており、いろいろな施策をやっていました。
ミニスタジオを作ってDJが番組的にしゃべっていたほか、下の写真は完走タイムが入った写真を後日送ってくれるというもの。あと、Tシャツを持って行くと、シューレースをプレゼントというのものやっていました。
その他、朝日新聞が写真入りの号外を作ってプレゼントというのをやっていたり、リポビタンDの試飲などもあり、プリンスホテルのプール側では売店がたくさん出ていて、まさにお祭り、そんな大会でしたね。
追記:スクリーンセーバー
Nike+で完走タイム入りスクリーンセーバーを2月上旬頃からダウンロードできるようになるということでしたが、中旬でもまだ開始されていなかったので、実際にダウンロードできるようになったのはおそらく下旬だったかと思います。
最初にタイムが表示されて、大会の写真のスライドショウが表示されるというオーソドックスなものでした。写真そのものやチョイスはなかなかよかったです。
サイト:湘南国際マラソン
第5回湘南国際マラソン
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