[大会レポート:第67回富士登山競走]不本意なタイムながら、とりあえずグランドスラム

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日時:2014年7月25日(金) 7時スタート(制限時間4時間30分)
距離:21km
記録:4時間05分46秒
   ・八合目通過 03:36:02
   ・五合目通過 02:05:14
   ・馬返し通過 01:06:59
天候:
 
今年で4年連続の参加となる富士登山競走、2年前は写真をほとんど撮らずタイム狙いで3時間58分36秒とサブ4でゴールできたものの、昨年は練習不足や渋滞もあって4時間4分8秒でした。
そして今年は3月のフルで初のサブ3、4月のウルトラで初のサブ10となり、あとは富士登山競走を完走すれば、いわゆるグランドスラムになるということで、自己ベスト更新で気持ちよく達成したいという意気込みで臨んだ次第です。
 
・・・しかし、結果は昨年よりさらに遅いタイムでの完走・・・どうも不本意ではあるのですが、これまでのレースの積み重ねでもあるので、ここは意地を張らずにグランドスラムを喜びたいと思います(^^;
 
昨年の反省点として、馬返しまでに時間がかかると登山道では遅いペースに巻き込まれ、渋滞で抜きにくくなってさらに遅くなるので、馬返しまでをできるだけ速くしようというプランでした。
そして実際のレースでは、暑い中で思ったほどはペースが上がらないものの昨年よりはマシかなと思っていたのに、結局、馬返しでは昨年よりも遅いタイムでガッカリ。さらに今年は登山客も多くなったせいか、昨年より一段と渋滞も多くなり、巻き返すこともできずでした。
まぁ、そもそも力が足りないということでしかありませんが。
 
では、レース当日のレポートを。
 
昨年は月まで走ろう会のラン仲間と前泊をしていましたが、到着がほぼ終電になってしまうということもあって、今年は当日の朝4時に新宿を出る大会用のツアーバスを利用してみました。
出発まではネットカフェで1時間ぐらいしか寝れなかったので、バスの中で寝ようと思っていましたが、6時到着予定のバスは5時20分に早くも到着。レースまでの余裕ができて嬉しい反面、もう少し寝ていたかったな、と。

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スタート前に月まで走ろう会のラン仲間で集まり、エイエイオーで気合いを入れてスタート地点へ。
多くのラン仲間が参加する毎年の恒例レースという感じもあり、いつものトレイルの大会よりも気分が高まります。

さて、スタート前には選手全員でエイエイオーがあるのですが、昨年はいつもの子だくさんの消防隊の方ではなく、有森裕子谷川真理がエイエイオーをやって中途半端だったのですが、今年は消防隊の方が復活。やはり富士登山競走はこのノリでなければという感じで、和みつつも、さぁ始まるぞという空気感ができましたね。

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というワケで、スタートしまして、走り始めて思ったのは、とにかく暑い。
あまり無理のないペースを守りつつ、最後までできるまで落ちないようにと思って走り、ロードの前半はキロ5分15秒ぐらい。

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中の茶屋をすぎてペースは落ちてきつつも、なんとか歩かずに走っていたのですが・・・馬返しでのタイムは昨年より1分近く遅い1時間6分59秒・・・うーん、これではサブ4はかなり苦しい・・・。
昨年もこの前半のロードの緩斜面の上りを練習しなければいけないなと思ったのですが、今年も変わりありませんでした(^^;

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馬返しから五合目はなるべく抜いていくようにしようとしていましたが、傾斜が急なところは渋滞になり、無理をして抜こうとすると左右の斜面や段差の大きいところなどを通ることになるので、体力を消耗しそうで、なかなかペースが上がりません。

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そして五合目の通過タイムが2時間5分14秒。
割と頑張ったつもりでしたが、昨年より2分近く遅く、馬返しでのビハインドが拡大した感じになってしまっていました。

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そして五合目から六合目まではほぼシングルトラックなので、一列になって歩いていましたが、ふと気付くとえらくペースが遅い。
後ろの集団になればなるほどペースが落ちるのだと思いますが、ここはかなりタイムロスした気がしました。
まぁ、その分、休めたとも言えますが・・・休んでいる場合でもないか。

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六合目の開けた場所に出るとガスっていましたが、ここで最初に思ったのは、一般の登山客がすごく多いということ。
昨年は世界遺産になってさぞかし多いだろうなと思ったものの、そうでもなくいつもと変わりない印象でしたが、今年は本当に多かったです。

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六合目の手前ではチーム100マイルの田島さんの応援をもらい、その後にまめこさんからプチトマトをもらい、気分を入れ替えて頑張ろう、と。

六合目から七合目はつづら折りの上りですが、歩きやすいコンクリート上や壁際などは一列でゆっくり歩いている状態なので、ランナーのいない方から頑張って抜いていきます。

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七合目からは岩の上り。ランナー&登山客がいっぱい。

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岩場も下の写真のようなところは、人がいない左側のルートを手を使いながらガシガシ登っていきます。
少しでも抜いて前へ前へという気持ちです。

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第2関門の本八合目から先は深めの砂礫の上りになりますが、ここはずるずる滑って歩きにくさもあり、なかなかペースが上げにくい。

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山頂に近づくにしたがって、登山客がまた増えたような・・・
ただ、今回は白いビブスの誘導員がいて、「ランナーが通るのでよけてください」など言ってくれるので、そこは助かりました。

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九号目の鳥居をすぎると山頂はもうすぐ・・・ですが、上を見上げるとまだつづら折りの登りが結構あり、4時間切りは全く無理ということを自覚しました・・・やっぱり、あかんか、と。

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そして山頂の手前の鳥居。
もう4時間はとっくに越えていて、やや気落ちしながらもゴールへ向かいます・・・

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そして鳥居を抜けたゴール手前、ラン仲間たちが正面に出迎えてくれて、やや沈んだ気持ちも吹っ飛び、一気にテンションがあがりました。
わざわざこんなところまで来てくれて、本当に嬉しい、この応援の出迎えが最大のご褒美ですね。

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ゴール後は仲間が持って来てくれたさらなるご褒美のビールを飲んで、続々とやってくるランナー達を応援しながら制限時間まで。
この時間は自分が登ってくるとき以上に充実したいい雰囲気だなと思います。
天気もよくて最高でした。

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結果、タイム的には目標の自己ベストに達しないどころか、4時間も切れず昨年よりも遅いというイマイチな結果でした。

というわけで、来年こそは馬返しまでを1時間以内に通過して、自己ベストを「大幅に」更新するよう頑張ります(^^)

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このページは、kyotokenが2014年7月27日 08:45に書いたブログ記事です。

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