日時:2013年6月1日(日) 5時30分スタート(制限時間14時間)
距離:57km
記録:12時間0分58秒(97位)※完走者数:200人
天候:晴れ
今年で4年連続の参加の奥久慈トレイル50K。
アドベンチャーなコースが面白く、毎年参加して写真を撮るのも楽しみのひとつなのですが、今年はデジカメを忘れてしまうという大失態・・・仕方ないのでiPhoneで撮りましたが、やはり森の中では光量が少なくてシャッタースピードが遅く、ブレまくりでした・・・。
昨年は途中でデジカメの液晶が映らなくなりミスショットだらけでしたが、この大会は撮影と相性が悪いというか。
さて、毎年変更となっているコースは、昨年は前半に林道などのセクションで最後に男体山からのアップダウンの多いセクションとなって非常にキツかったのですが、今年は逆に最初にキツいセクション、終盤に林道などの走れるセクション。
2年前のようなロードランナー向けの楽な構成かと思っていましたが、最後にトレイルがある分だけタイム的には厳しく、さらにこの日の最高気温が30度を超える予報でキツさは昨年以上でした。
(トレーニング不足というのはありますが、それは昨年も同様なので。)
完走率は昨年の47%を下回る35%・・・ミドルディスタンスのレースとしては考えられない低さでした。
主催者のマップでは今年のコースは以下のように。
ちなみに、EPSONのGPSウォッチでも56.35kmで途中のエイドの距離表示含めてほぼ正確でした。
昨年はガーミンで距離がすごく長く表示されたのですが、感覚的にも今回の距離表示が正しいようです。

では比較的マシなiPhoneの写真とともに今大会のレポートを。
スタートは5:30、オフィシャルツアーで宿泊した、思い出浪漫館から徒歩5分で会場へ。
装備品チェックはライトとドリンクのみでした。
昨年は朝は肌寒かったのですが、この日はすでに結構暖かかったです。
装備品チェックはライトとドリンクのみでした。
昨年は朝は肌寒かったのですが、この日はすでに結構暖かかったです。
スタートとしてロードを少し走ったところにある、袋田の滝の観瀑台を通ります。
ロードを2キロちょっと走ってトレイルへ。
月居山へ登った後、岩山の上り下りを繰り返し。
この大会の前半は走れるところが少なく、筋力を使います。
月居山へ登った後、岩山の上り下りを繰り返し。
この大会の前半は走れるところが少なく、筋力を使います。
いったんロードに出てから、白木山の急登。
白木山から下りて第一関門の持方エイド(11km地点)。
ドリンクもまだ十分あるので、ここはスルー。
ドリンクもまだ十分あるので、ここはスルー。
持方からロードを少し走り、この大会で厳しいセクションへ。
まずは男体山へ登り、そこから急で細かいアップダウンが続きます。
登りは筋力を使い、下りはテクニカルなので、トレイル力で差がつきます。
今回はシューズにモントレイルのバッドウォーターを使ったのですが、幅が広めでフィット感がイマイチ、テクニカルな下りで走りにくかったのは失敗でした。
まずは男体山へ登り、そこから急で細かいアップダウンが続きます。
登りは筋力を使い、下りはテクニカルなので、トレイル力で差がつきます。
今回はシューズにモントレイルのバッドウォーターを使ったのですが、幅が広めでフィット感がイマイチ、テクニカルな下りで走りにくかったのは失敗でした。
いったんロードに出て湯沢峡エイド(17.1km)。
水をかぶり、シューズの紐をキツく締め直し、水分を補給して出発。
この後でエリアもトレイルのアップダウンが続きますが、ここまでのような細かいアップダウンではなく、走れるところもそこそこあります。
このセクションはiPhoneの画面が汚れたせいか、カメラアプリのシャッターボタンが押せなくて撮れませんでしたので、写真なし。
このセクションはiPhoneの画面が汚れたせいか、カメラアプリのシャッターボタンが押せなくて撮れませんでしたので、写真なし。
トレイルを出ると竜神大吊橋へ向かう4キロちょっとのロードへ。
カメラアプリも復活。
竜神大吊橋へ向かう長い階段。
すでにヘバってきているので、ゆっくり上がりました。
すでにヘバってきているので、ゆっくり上がりました。
竜神大吊橋を渡って・・・
第二関門の竜神大吊橋第一駐車場エイド(26km)。
トイレへ寄って、水をかぶって、水分を補給して先へ進みます。
トイレへ寄って、水をかぶって、水分を補給して先へ進みます。
竜神大吊橋の後は赤岩へ向かう登り。
昨年はこれを逆向きに来たので、ここは下りだったのですが、今回は登りです。
竜神大吊橋と東金砂神社の間の区間が、昨年は下りだったのに今年は登りというのが結構な違いで、暑さも加わってバテました。
昨年はこれを逆向きに来たので、ここは下りだったのですが、今回は登りです。
竜神大吊橋と東金砂神社の間の区間が、昨年は下りだったのに今年は登りというのが結構な違いで、暑さも加わってバテました。
赤岩の地元エイド(26.9km)。
毎年、温かい歓迎を受けられるエイドで、ここが地元のラン仲間の親類の方としばしお話して休憩。
フルーツなどたくさんいただきました。
フルーツなどたくさんいただきました。
しばらくロードと林道を走り・・・
この大会のアドベンチャーなエリアのひとつ、沢のゾーン。
今年は雨の影響で崩れているところも多く、いつも以上に通りにくくて面白かったです。
写真はブレたりボケたりで、使えるものはあまりなくて残念。
写真はブレたりボケたりで、使えるものはあまりなくて残念。
沢のトレイルをすぎて上りのロードへ。
日光を遮るものもなく、暑い・・・。
東金砂神社エイド(34.7km)。
水をかぶって、水分を補給して先へ。
水をかぶって、水分を補給して先へ。
またまた長い階段を上り・・・
10kmほどの林道へ。
全体的に下り基調でしたが、妙にバテていて上りが全然走れず。
歩いたり走ったりで、かなり時間がかかりました。
全体的に下り基調でしたが、妙にバテていて上りが全然走れず。
歩いたり走ったりで、かなり時間がかかりました。
林道が終わってトレイルに入り、誘導スタッフの方に、あと1kmで次のエイドですよと言われ、気を持ち直して頑張って走ってみたら2kmほどありました・・・特に文句を言いたいワケではないのですが、こういうところで体力がさらに削られていきます。
そして、ようやく第三関門の釜の平エイド(47km)へ到着。
ここでも水をかぶり、水分を補給し、パワーバーを一片食べて次へ。
ここでも水をかぶり、水分を補給し、パワーバーを一片食べて次へ。
エイドを過ぎてトレイルに入りましたが、ゆるい上りで全然進むことができない状態に・・・数メートル進んでは休むような感じで力が入らず、どうやらガス欠になっていたんだということをようやく自覚。
行動食はフラスコに入ったジェルがほんの少しだったので、エイドに戻ってパワーバーを食べようか悩みましたが、次のエイドまで4kmということだったので、とりあえず先へ。しかし足も攣り始め、途中のロードに出たところでしばらくストレッチしながら休憩したり・・・この4kmはとても長かった。
最後のエイドとなる持方エイド(51km)へ到着。
ここでは地元のエイドで揚げ饅頭を食べ、加波一族の私設エイドでそうめんを食べ、エネルギー補給してなんとか復活。
エイドの方々には感謝感謝です。
エイドの方々には感謝感謝です。
エイドをすぎるとあと6km、朝に来たセクションを逆に辿って袋田の滝方面へ。
アップダウンの繰り返しではありますが、下り基調なのでまだマシです。
朝のロードセクションは通らず、ほぼトレイルを使ってゴールへ向かいます。
アップダウンの繰り返しではありますが、下り基調なのでまだマシです。
朝のロードセクションは通らず、ほぼトレイルを使ってゴールへ向かいます。
そしてようやくゴール、タイムは微妙な12時間0分58秒。
DNFだったラン仲間に迎えられながらゴールしましたが、今年は暑さもあって関門の厳しさもいつも以上。
トレイルに強くないとますます完走が難しい大会でした。
DNFだったラン仲間に迎えられながらゴールしましたが、今年は暑さもあって関門の厳しさもいつも以上。
トレイルに強くないとますます完走が難しい大会でした。
結局、昨年と同様で、完走者の真ん中あたりの順位でゴール。
ロードの大会も終わり、UTMFも出られず、この時期は練習量が全然足りない状態で出ているので成長もない感じですが、打ちのめされて頑張ろうと思うところも昨年と同様です。
ロードの大会も終わり、UTMFも出られず、この時期は練習量が全然足りない状態で出ているので成長もない感じですが、打ちのめされて頑張ろうと思うところも昨年と同様です。
次は6月15日のスパトレイル、それまでに力がつくということでもないですが、もうちょっと頑張りたいです。
参加賞:Tシャツ
今年はオーソドックスな大会Tシャツという感じ。背中はスポンサーロゴが並んでいます。
装備・ウェア:
・シューズ:Montrail Badwater
・バックパック:UltrAspire KINETIC
・ウェア:半袖ランニングシャツ(バルサのトレーニングトップ)、アームガード、ランニング用パンツ、カーフタイツ
シューズですが、おそらく林道でヒールの部分がめくれてしまいました。
まだ2回目の使用なのですが・・・幅が広めでフィットしてないまま下りを走っていたので、ちゃんと着地できてなかったんでしょうね。モントレイルは自分の足には合わないようです。
まだ2回目の使用なのですが・・・幅が広めでフィットしてないまま下りを走っていたので、ちゃんと着地できてなかったんでしょうね。モントレイルは自分の足には合わないようです。
前日受付&前夜祭パーティ:
前日受付の後、前夜祭パーティがありましたが、パーティではiPhoneが電池切れで写真が撮れず。
フードは最初に並んで牛肉と鳥肉をもらった後、カレーの列に並んだら自分の少し前で品切れで終了。参加者数が増えたのに用意しているフードが変わらないのでしょう、全然足りていませんでした。
オフィシャルツアーは前夜祭パーティがあるので宿での夕食なしなのですが、ここは改善してもらいたい。
とりあえずお腹がすいたので宿でラーメンを食べました。
あと、NHKのラン&スマの撮影がこの大会で入っており、ハブ君が30Kコースを鏑木さんと走られました。
7月上旬に2週に分けて放送されるらしい。
しかし、今年から始まった30Kの楽な設定と、50Kの厳しい設定の差が激しいですね。
7月上旬に2週に分けて放送されるらしい。
しかし、今年から始まった30Kの楽な設定と、50Kの厳しい設定の差が激しいですね。
レース概要:
OSJシリーズ第4戦「OSJ奥久慈トレイル50K」にショート部門を新設!日本三大瀑布の「袋田の滝」をスタートとする50Kに、歩行者専用としては本州一の長さを誇る吊橋「竜神大吊橋」をスタートとする30Kが新しく加わります。新緑の深まる季節に奥久慈の大自然を満喫してください!
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