2014年7月アーカイブ

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日時:2014年7月25日(金) 7時スタート(制限時間4時間30分)
距離:21km
記録:4時間05分46秒
   ・八合目通過 03:36:02
   ・五合目通過 02:05:14
   ・馬返し通過 01:06:59
天候:
 
今年で4年連続の参加となる富士登山競走、2年前は写真をほとんど撮らずタイム狙いで3時間58分36秒とサブ4でゴールできたものの、昨年は練習不足や渋滞もあって4時間4分8秒でした。
そして今年は3月のフルで初のサブ3、4月のウルトラで初のサブ10となり、あとは富士登山競走を完走すれば、いわゆるグランドスラムになるということで、自己ベスト更新で気持ちよく達成したいという意気込みで臨んだ次第です。
 
・・・しかし、結果は昨年よりさらに遅いタイムでの完走・・・どうも不本意ではあるのですが、これまでのレースの積み重ねでもあるので、ここは意地を張らずにグランドスラムを喜びたいと思います(^^;
 
昨年の反省点として、馬返しまでに時間がかかると登山道では遅いペースに巻き込まれ、渋滞で抜きにくくなってさらに遅くなるので、馬返しまでをできるだけ速くしようというプランでした。
そして実際のレースでは、暑い中で思ったほどはペースが上がらないものの昨年よりはマシかなと思っていたのに、結局、馬返しでは昨年よりも遅いタイムでガッカリ。さらに今年は登山客も多くなったせいか、昨年より一段と渋滞も多くなり、巻き返すこともできずでした。
まぁ、そもそも力が足りないということでしかありませんが。
 
では、レース当日のレポートを。
 
昨年は月まで走ろう会のラン仲間と前泊をしていましたが、到着がほぼ終電になってしまうということもあって、今年は当日の朝4時に新宿を出る大会用のツアーバスを利用してみました。
出発まではネットカフェで1時間ぐらいしか寝れなかったので、バスの中で寝ようと思っていましたが、6時到着予定のバスは5時20分に早くも到着。レースまでの余裕ができて嬉しい反面、もう少し寝ていたかったな、と。

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スタート前に月まで走ろう会のラン仲間で集まり、エイエイオーで気合いを入れてスタート地点へ。
多くのラン仲間が参加する毎年の恒例レースという感じもあり、いつものトレイルの大会よりも気分が高まります。

さて、スタート前には選手全員でエイエイオーがあるのですが、昨年はいつもの子だくさんの消防隊の方ではなく、有森裕子谷川真理がエイエイオーをやって中途半端だったのですが、今年は消防隊の方が復活。やはり富士登山競走はこのノリでなければという感じで、和みつつも、さぁ始まるぞという空気感ができましたね。

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というワケで、スタートしまして、走り始めて思ったのは、とにかく暑い。
あまり無理のないペースを守りつつ、最後までできるまで落ちないようにと思って走り、ロードの前半はキロ5分15秒ぐらい。

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中の茶屋をすぎてペースは落ちてきつつも、なんとか歩かずに走っていたのですが・・・馬返しでのタイムは昨年より1分近く遅い1時間6分59秒・・・うーん、これではサブ4はかなり苦しい・・・。
昨年もこの前半のロードの緩斜面の上りを練習しなければいけないなと思ったのですが、今年も変わりありませんでした(^^;

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馬返しから五合目はなるべく抜いていくようにしようとしていましたが、傾斜が急なところは渋滞になり、無理をして抜こうとすると左右の斜面や段差の大きいところなどを通ることになるので、体力を消耗しそうで、なかなかペースが上がりません。

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そして五合目の通過タイムが2時間5分14秒。
割と頑張ったつもりでしたが、昨年より2分近く遅く、馬返しでのビハインドが拡大した感じになってしまっていました。

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そして五合目から六合目まではほぼシングルトラックなので、一列になって歩いていましたが、ふと気付くとえらくペースが遅い。
後ろの集団になればなるほどペースが落ちるのだと思いますが、ここはかなりタイムロスした気がしました。
まぁ、その分、休めたとも言えますが・・・休んでいる場合でもないか。

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六合目の開けた場所に出るとガスっていましたが、ここで最初に思ったのは、一般の登山客がすごく多いということ。
昨年は世界遺産になってさぞかし多いだろうなと思ったものの、そうでもなくいつもと変わりない印象でしたが、今年は本当に多かったです。

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六合目の手前ではチーム100マイルの田島さんの応援をもらい、その後にまめこさんからプチトマトをもらい、気分を入れ替えて頑張ろう、と。

六合目から七合目はつづら折りの上りですが、歩きやすいコンクリート上や壁際などは一列でゆっくり歩いている状態なので、ランナーのいない方から頑張って抜いていきます。

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七合目からは岩の上り。ランナー&登山客がいっぱい。

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岩場も下の写真のようなところは、人がいない左側のルートを手を使いながらガシガシ登っていきます。
少しでも抜いて前へ前へという気持ちです。

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第2関門の本八合目から先は深めの砂礫の上りになりますが、ここはずるずる滑って歩きにくさもあり、なかなかペースが上げにくい。

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山頂に近づくにしたがって、登山客がまた増えたような・・・
ただ、今回は白いビブスの誘導員がいて、「ランナーが通るのでよけてください」など言ってくれるので、そこは助かりました。

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九号目の鳥居をすぎると山頂はもうすぐ・・・ですが、上を見上げるとまだつづら折りの登りが結構あり、4時間切りは全く無理ということを自覚しました・・・やっぱり、あかんか、と。

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そして山頂の手前の鳥居。
もう4時間はとっくに越えていて、やや気落ちしながらもゴールへ向かいます・・・

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そして鳥居を抜けたゴール手前、ラン仲間たちが正面に出迎えてくれて、やや沈んだ気持ちも吹っ飛び、一気にテンションがあがりました。
わざわざこんなところまで来てくれて、本当に嬉しい、この応援の出迎えが最大のご褒美ですね。

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ゴール後は仲間が持って来てくれたさらなるご褒美のビールを飲んで、続々とやってくるランナー達を応援しながら制限時間まで。
この時間は自分が登ってくるとき以上に充実したいい雰囲気だなと思います。
天気もよくて最高でした。

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結果、タイム的には目標の自己ベストに達しないどころか、4時間も切れず昨年よりも遅いというイマイチな結果でした。

というわけで、来年こそは馬返しまでを1時間以内に通過して、自己ベストを「大幅に」更新するよう頑張ります(^^)

昨日の土曜日はチーム100マイルのトータスの練習会で富士登山競走のコースを走るというメニューでした。

集合が富士山駅だったので、富士山駅から走るものと思いきや・・・富士登山競走のスタート地点である富士吉田市役所へ移動してのスタートでした。
富士山駅からだとロードを走る部分が減るので、いいなと思っていたのですが・・・。

集まったメンバーは20名以上の大所帯。
なかなかこんな人数での試走というのもないでしょうね。

私は他の大会含めて試走をしたこともなく、いつもフレッシュな気分でぶっつけ本番で走るのが好きなのですが、本番のレースでは持って行けないデジタル一眼を持って行けば、楽しみつつも荷物も重くなるのでトレーニング効果もあるかなと参加した次第です。
ちなみに帰ってからザックの重さを量ると、水を別にして5キロぐらいでした。
皆さんは当然ながら荷物は駅のロッカーなどに預けていましたが、それでも水などは持って走ることになるので、本番のレースよりは状況はキツいところです。
しかもスタート時間が10時過ぎと遅くて暑い。

走る前にこの日のルールというか、予定の発表がありました。
5合目の佐藤小屋でいったん待って、2時間半後にスタート。それより遅れた人は各自で上がって来る。
山頂はそれからさらに3時間後に出て下山する。(スタートから5時間半後です。)

ということで、富士吉田市役所をスタートです。

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町中は一段で走っていましたが、浅間神社のあたりからバラつき始め、先頭集団はキロ6分半ぐらいのペース。
荷物を背負って走るのがなかなかキツい。

中野茶屋までは先頭集団について走っていましたが、写真を撮っているうちに遅れてしまい、いったん遅れると頑張る気にもなれず差は開くばかり。
馬返しの通過は1時間15分ぐらいでした。

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馬返しから五合目まではほぼ歩きでしたが、早くも脚が攣ってしまう始末。
早朝から登って行ったのか、降りて来るトレイルランナーが結構いました。

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五合目の佐藤小屋へは2時間23分ぐらいで到着。
本番レースならここの関門の2時間半には間に合っていますが、山頂はほぼ間に合わないというタイムです。
ポカリスエット400円を飲んで、予定より長めの15分ぐらい休憩してスタートしました。

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この日は土曜日なので、富士登山競走のある金曜日よりも混んでいるかと思いきや、あまり変わらない感じでした。
まだ山開きしたばかりで、それほど登山者も多くはないのでしょうか。
(下山してくる時間帯には、山小屋に泊まる登山者がたくさんあがってきましたけれども。)

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とりあえず本番よりは遅めのペースで、途中でパンを食べて休憩もはさみつつ、山頂を目指します。
登山者で渋滞しているところは数カ所だけだったので、箇わりとストレスなく行けました。

本八合目を越えて、5時間半以内に山頂というのは問題なさそうだったので、せっかく持って来た一眼を出してみましたが・・・いまひとつ撮影するものもない。
鳥居などを撮影しつつ、のんびり山頂へ。

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山頂へ着いたのは富士吉田市役所を出てからちょうど5時間ぐらい。
富士登山競走の制限時間4時間半は大幅にオーバーしていますが、休憩なども含んでいるので、思ったよりも速く上がってこれたかと思います。

山頂での誤算はまだ売店がオープンしていなかったということ。
レースの日はゴール後にここで何か食べるということもないので、山頂で食べてみたかったのですが。

下山開始まで時間があるので、ぶらつきながら少し撮りつつ、みんなと話しつつ。

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スタートから5時間半の時間になって、下山開始。
バスの時間の17時10分まで1時間半を切っていたので、間に合うのか心配でしたが、みんなえらく速い。
私はシューズの中にやたら入る小石を取りつつ走っていたらかなり遅れましたが、それでも1時間ちょっとで五合目のバス乗り場まで来れました。
富士登山競走の日の下山はもっと時間がかかっていたように思いますが、特に急がずに降りているからですかね。

なかなかキツかったので、2週間後の富士登山競走に向けていい練習になっていることを期待したいです。

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日時:2013年6月28日(土) 5時スタート(制限時間24時間)
距離:102km
記録:22時間15分14秒(55位)
天候:曇りのち雨(稜線で風強し)
 
先々週のスパトレイルに続き、今年が第一回目となるトレランレースのNASUロングを走ってきました。
このNASUロングも温泉地をつないで走っているのでスパトレイルと呼んでもよさそうな感じですが、いずれにせよ大会名も練られたものでいいですね。
ちなみにこの大会はサブタイトル「東北復興の架け橋 FUKUSHIMA―NASU ロングトレイル」とあるように、復興支援の大会とのことです。
読売新聞:走って復興支援…那須連峰ロングトレイル

スパトレイルは緩やかな起伏で走れるコースが大半のトレイルで苦しみましたが、逆にこのNASUロングは高低差が高く別の意味で厳しい大会。さらに天気が悪くて過酷なレースとなりました。
コースの高低差は主催者の図によると以下の通り。累積標高約6,900m!
20140628_nasu_elv.png

ちょっと話はそれますが、こういう高低図はいつもはGPSウォッチで自分で計測したものを使っていますが、私のEPSONのGPSウォッチが16時間弱で電池切れになってしまったので、ゴールまでのデータがありません。30時間もつはずなのに・・・。
念のため途中からガーミンを並行して使っていたので、後半のデータもあるにはあるのですが、別々になって分かりにくい。というワケで、主催者のデータだけ使っている次第です。

コースは高低図のように標高差の高い山を上ったり降りたりの繰り返しで、山を越えてはチェックポイント(エイド)に到着し、また登るというのを繰り返しです。まとまった上りと下りで、疲労が積み重なって行く構成と言いますか。
 
このただでさえハードなコースに輪をかけて厳しくしたのが当日の天気。
風が強めで時間によって小雨という天気予報でしたが、雨は序盤から降り出してほぼずっと降り続き、山頂は強風。地面はドロドロで滑るし、川のようになったトレイルを走ることになり、稜線では雨風強くて寒いというバッドコンディションの連続。
結果的に完走率は23%とのことですが、それも納得という状況でした。

当然ながら景色もまったく見ることができず、メンタル的に非常にキツかった。
ただ、天気がよければ変化があっていいコースのような気はします。

では、写真とともにレポートを。
 
スタート後は5キロほどのロードです。2.5キロほど上って、その後はほぼフラット。
キツい傾斜では早くも歩いてしまいますが、まだ最初なので、とりあえず頑張る、と。
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5キロぐらいから林道に入ります。
この後はロードに出たり、林道に入ったりと、序盤は2週前のスパトレイルの続きという感じの走れるアップダウン。
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二岐山(ふたまたやま)への登山道入口、ここまで16キロぐらい。
これからがNASUロングの本番という感じです。
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二岐山は急登で、標高800mぐらいから1500mぐらいまで一気に登ります。
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二岐山のピークは2つあり、女岳(1504m)からすこし下ってまた上り、男岳(1544m)へ。
この日はずっと同様でしたが、霞んで全然展望がありません。
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そして、登りと同様に急な下りを700mほど一気に下ります。
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最後はしばらく林道があって、第1CP(チェックポイント)の二岐温泉へ到着(26キロ地点)。
酒まんじゅうやバナナなどをいただきました。
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第1CPを出るとまた標高差800mほどの長い登りが始まります。
次の山も2つのピーク、小白森山(1563m)から大白森山(1642m)へとつながるコースです。
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山頂付近では登ったり下ったりの繰り返しがしばらく続き、なかなか長い。
奥久慈ほどハードではありませんが、まだまだ先が長いと思うと結構こたえます。
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大白森山からは急な下りをおりて・・・
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甲子峠からは走れる長い下りに入ります。
晴れていれば眺めが良さそうな気がしますが・・・デジカメのレンズも雨に濡れてなかなかクリアに撮れず。
さらに、雨の下りで滑るようになり、石の上で滑ってこけたりしてテンションダウン、慎重になってスピードもダウン。
 
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下ってから甲子温泉の大黒屋の敷地内を抜けてロードへ。
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こちらは雨で崩落した車道。
通れないので大会を中止する寸前だったところを、村が600万円ほどかけて通れるようにしていただけたとか。ありがたいです。
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林道とロードを走って、第2CPのキョロロン村に到着(43キロ地点)。
しばし休憩し、饅頭を何個も食べてエネルギー補給、と。
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第2CPの後はウッドチップで走りやすい遊歩道から赤面山(1701m)へ向かう登山コースへ。
また標高差900mほどの長い登りが始まります。
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地面はところどころが雨でドロドロに。
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木道がしっかりついて整備されているところと、整備されていないところが両極端な登山道でした。
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山頂に近づいてくると岩場となり、しっかり登山という感じです。
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もうすぐ赤面山の山頂(1701m)、というところですが、どこが山頂なのかよく分からず。
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稜線は風がビュービュー吹いてとても寒い。
このあたりまで上着を着ずにアームガードをつけて走っていましたが、葉が茂った部分を割って入るようなところも多く、冷たい水をアームガードが吸ってさらに冷える状況。
低体温症になりそうなので、アームガードを外してジャケットを着ましたが、持って来たジャケットが極薄の撥水機能だけがあるものだったので、濡れた身体にピッタリくっついて役に立たない。こんなに雨風が強くなるとは思わず、完全にウェアリングを失敗しました。
山を下って第3CPについたらリタイアしようと思いつつ、ゆっくり先に進みました。
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ここの下りでは石の道を針金で固定したところが続いたのですが、ここでも何度も滑ってこけました。
ゲルフジレーサーを履いていましたが、滑ってまともに走れず抜かれまくり。こういうコンディションには向いていないようです。
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さらに降りて行くと、コースはもう川の状態。
水たまりを避けるとかはなく、ジャブジャブと川の中を進む感じです。
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階段も下の段へ水が流れ落ちています。
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そして、シューズはさらにトラブルが発生。
泥の中を走っていると、足の裏に石が入ったのか異物感があって痛くなって走りにくくなり、脱いでみると石ではなくシューズの中に入った土が固まって痛くなっている状態でした。しばらく泥に足を突っ込みながら走ると同じ状態になり、何度もシューズを脱いで土を出すハメになりました。さっと脱いだり履いたりできないので、時間のロスも大きかったです。

こちらは、つつじ橋。
晴れていれば観光客がたくさんいるんでしょうけど、人が全然いません。
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温泉神社を抜けると、第3CPの那須湯本(61キロ地点)です。
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第3CPですが、写真を撮ることに気が回らず、写真がありません。

かなりメンタル的にも落ちていたので、第3CPでリタイアしようかなと思っていたのですが、チーム100マイルのメンバーたちと顔を合わせると、走れなくもないのに止めるとも言えないなぁと思い、続けることにしました。
幸いにも第3CPで受け取れるドロップバッグの中には別のレインジャケットを入れていて、ウェアリングの問題は解決しそうでしたので。
あと、リタイアしたところで早く帰れませんからね。どうせなら走っていた方がいいかな、と。

というわけで、次の山、牛ヶ首(1735m)への登りに向かいます。
標高差は900m程度。

牛ヶ首への登りは最初は段差低めの階段が中心で、標高があがってくると岩山の登山らしくなってきます。
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森の中は暗く、写真もそろそろ限界。
LEDのランプを目印に進みます。
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稜線に出ると、またしても雨風が強い・・・赤面山よりも酷いぐらい。
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スタッフも強風にあおられて大変そうでした。
こんなコンディションの中で長時間の誘導、本当にありがとうございました。
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この稜線上の移動がわりと長く、2〜3キロぐらいはあったでしょうか。
それからようやく下りに入りますが、地面がドロドロでまたまた滑りまくり。
このところ大会以外ではトレイルを走っていないこともあって重心の取り方が悪いようで、下りにもえらく時間がかかってしまいました。
 
そして第4CPの沼原池へ到着(73キロ地点)。
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ここで食べたミネストローネが温かくてうまかった。
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この後はもう写真がありませんが、次は三斗小屋までの登りへ。
三斗小屋のところで誘導ボランティアをしているチーム100マイル仲間の真理さんに大福を頼んでいたのですが、大会が中止になったというデマが流れて他の人にあげてしまったそうで。それほど過酷なコンディションだということですね。
とはいえ、知り合いに会えるのは嬉しいです。
 
三斗小屋から下り、長い林道&ロードを走ってようやく次の第5CPの深山湖へ到着(88キロ地点)。
林道の途中で誘導していたスタッフの方に、「もうすぐ次のエイドですよ」と言われてからえらく長かったのですが、すぐと言いながら実は結構距離があるというのは特にOSJでよくあるパターンなので、もう慣れてしまいました。
 
第5CPからしばらくゆるやかな上りのトレイルを進んだ後、また急な登りがあって、ピークまであがったら後は下りだけ。
とはいえ、最後のトレイルの下りがまたしてもドロドロ状態で難儀しました。
じっくりゆっくり進んでいたのですが、後ろから抜いて行った人があっという間に見えなくなるほどで、こういうコンディションでも強くならんといかんなぁと改めて思いましたね。
(雨が降りそうだったらトレイルに行くのはやめてしまう方なので、こういうコンディションはうまくなりそうにないのですが。)
 
最後はロードを2キロほど走って、長くツラいレースもようやくゴール。
午前3時すぎなので結構寂しい感じでしたが、諦めずに最後まで走ってよかったな、と。
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ゴールが温泉施設の駐車場で、すぐに温泉に入れるのはよかったです。
長い長い1日でした。
 
レース概要:
今年が第一回大会。
福島県羽鳥湖にあるレジーナの森をスタートして、二岐温泉、甲子温泉、那須連峰、那須湯本を駆け巡って板室温泉をゴールとする100㎞超のロングトレイルレース。
 
装備・ウェア:
・シューズ:アシックス ゲルフジ・レーサー
・バックパック:UltrAspire KINETIC
・ウェア:半袖ランニングシャツ(バルサのTシャツ)、アームガード、ランニング用パンツ、カーフゲイター
 
前日受付、コース説明&前夜祭:
OSJらしいシンプルな前夜祭で、フードはまずまずありました。
コースが変化に富んでいて特徴があるので、滝川さんのコース説明はしっかり聞いておいてよかったです。
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宿泊:
宿は選べず、私は二岐温泉の大和館という宿が割り当てられました。
会場からは送迎バスで1時間ぐらいかかるところです。
スタート会場のレッジーナの森に泊まっている人もいて、えらく落差がありました。
5時スタートに対し、2時30分にはバスが出発するというスケジュールだったので・・・。
橋を渡った先にある野天風呂に入れたのはよかったですが(真っ暗だったけど)。
20140628_nasu_02.JPG
 
 
サイト:
NASUロング(主催者)

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