雪降るバッドコンディションの中、序盤から10kmごとにトイレ(大)に入り、40キロをすぎて早くも疲れてきて目標を狙えなくなって50kmの西浜中学校でリタイアしたというものでした。
寒かったということよりも、前の週の土曜の緑道50km走と日曜のチーム100M練習会のB2Bで目一杯疲労してしまったのが失敗なのでした。
目論見としては、キロ5分半のペースでできるだけ(できれば70kmの本栖湖ぐらいまで)行って、残り30kmで30分の余裕があれば、キロ7分まで落としても大丈夫な安全圏になるかな、と。
実際のところ、エイド込みでキロ5分半ぐらいのペースである程度は行けましたが、やはりトイレ(大)に2回行ったり、時間をかけてしまうエイドもあったり、信号待ちが多かったりで、70kmの本栖湖では20分の余裕が作れた程度。この時点では終盤の落ち込みが心配でしたが、75km付近と90km以降の上り以外はあまりタイムも落ちることなく走れてなんとかサブ10が達成できました。
今年の目標は、フルでサブ3、ウルトラ100kmでサブ10、ハセツネでサブ11をやりたいと思っていて、最初の2つが早くも達成できたのでなかなに気分がいいです。
ついでに、グランドスラム(フルでサブ3、100kmでサブ10、富士登山競走完走)もやっておきたいですね。
まだ薄暗く、霧雨の降るコンディションで、昨年同様の寒さでした。
昨年は岩崎恭子がゲストでしたが、今年は特別なゲストもなく、坂本さんとナレーターでの地味なスタート。
雪は降っていませんが、寒くて上着は必須という気温でした。
霧雨で幻想的・・・とか考える余裕もあまりありませんが、山中湖へ向かって走ります。
とりあえずペースはキロ5分30秒ぐらい。
早速の赤信号。
ウルトラマラソンは特別な交通規制はないので、信号では普通に待ちます。
スタッフが信号のある交差点にはいるので、信号無視もできません。
一部を除き、走るのは歩道です。
このあたりはいいのですが、混雑して狭い歩道もあり、思ったように走れないのもウルトラの特徴ですかね。
信号待ちなんかもあるので、ペースを少し上げてキロ5分10〜20秒ぐらいに。
13kmほど走って、山中湖へ。
この山中湖一周も13kmぐらいあり、景色も見えずに淡々と湖の周りを走るのはとても長く感じます。
これは山中湖の途中にあるエイド。
寒くてペースも落ち着いているので水もあまり欲しくなく、私が最初にエイドに寄ったのは4番目の18.5km地点ぐらいでした。
引き続き山中湖を走り・・・景色が見えないので、どのあたりを走っているのかも分かりにくい・・・。
山中湖の周りにはトイレがいくつかあるので、トイレ(小)をすませます。
山中湖を終えると、市街地を走って河口湖へ。
歩道がデコボコしていて、車が入るところの細かいアップダウンなんかもあるので、とても走りにくいです。
河口湖の手前の直線は信号待ちの連続でした。
ちょうど赤信号になるタイミングで次の信号に着く感じで、タイムロスも大きい。
ダッシュしたら信号が変わる前に行けるかと走ってみたところ、ギリギリ赤信号になってしまい、ダメージ大。
そうこうするうちにトイレに行きたくなったので、どうせ信号待ちなんだからとコンビニに入ってトイレ(大)へ。
まぁ、コースに戻るとまた信号待ちなのですが。
河口湖大橋、40km地点ぐらい。
いろいろタイムロスはありましたが、その分、ペースも上げていたので、ここまででキロ5分30秒平均の20分程度の余裕となり、タイム的には予定通りです。
河口湖の周回は桜が見頃でした。
青空だともっときれいなんでしょうね。
河口湖から離れ、西浜小中学校への急な上り坂。
調子が悪くなければ、ペースは落ちながらもまずまず走れます。
西浜町中学校のエイド、ここでドロップバッグ1個目。
ここまで来て暖かくなってきていればジャケットを脱ごうと思っていましたが、まだまだ寒いのでジャケットは着たまま。
ドロップバッグに入れていたドラ焼きを食べ、ジェルを補給。
3つ目の湖、西湖です。
西湖の後にある、うどんが出されるエイドです。
うどんはズズッと飲み込むワケに行かず、噛むのに時間がかかり、残すのもイヤなので難儀しました。
タイム狙いで余裕がないのであれば、うどんは食べない方がよいですね。
4つ目の湖、精進湖です。
河口湖の後は上りも結構あり、タイムキープが苦しくなってきます。
本栖湖に近づいていくと、折り返して来たランナーとどんどんスレ違います。
速いランナーは走りが軽く、余裕があるなぁと改めて思いますね。
そして69.8kmの折り返し点の本栖湖エイドへ。
ここでトイレ(大)の2回目をし、ドロップバッグ2個目を受け取り。
シャツやソックスを変えてサッパリしようと思っていましたが、このエイドでのタイムロスも多く、キロ6分ペースに対する余裕が20分を切ってしまったので、着替えはやめておきました。まだ寒いので、ジャケットも着たまま帰路へ。
本栖湖からの戻りは狭い歩道でランナーとのスレ違い、どんどん人が増えてきて並んで走っている人も出てくるので、走りにくい。
あと、ここの上りではペースを保てず、まだ30km近くあるのでサブ10は大丈夫だろうかと不安になりした。
上りでペースが落ちてこの先どうなるかと思っていましたが、75km地点あたりからは下り基調。
上りでロスした分も下りで取り戻すようペースアップ。
80km地点での余裕はキロ6分平均に対して20分程度、残りをキロ7分で行ってちょうどサブ10になるので、よほど落ちない限りは大丈夫そう。
落ちるときはガクンと落ちるので、油断はできませんが。
帰りの西湖沿いのロード、もう何湖なのかもよく分からなくなっています。
この大会は2.5kmごとに距離表示版があるのですが、前半とは違ってこのあたりの距離表示板の間隔は非常に長く感じます。
ただ、走り続ければゴールは来るということだけ考え、なんとか6分弱ぐらいでペースをキープ。
帰りの西浜小中学校を過ぎて、河口湖へ向かう下り坂。
河口湖沿いを走り、90km地点へ。
ここでもまだ余裕は20分程度、残り10kmをキロ8分平均でもサブ10は大丈夫。
最後の坂はありますが、まず大丈夫そう。
河口湖を離れた後はほぼ上りです。
市街地に入ると緩やかな上りが続きペースは6分半ぐらいにダウン、元気な人に抜かれて行きますが、争う気にもなれません。
残り5kmぐらいから3kmほどの上りがあり、これが最大の難関です。
まず大丈夫と思いつつも、できるだけ歩かずに行きたいので、なんとか走るフォームはキープ。
とはいえ、ペースはキロ8分ぐらいまで落ちてしまっていましたが。
残り2kmから後は下りで走ってゴール。
信号のない道路の横断で結構待たされて元気な人に抜かれたりもしましたが、無事にサブ10もできるので穏やかな気持ち。
最後の残り2kmと残り1kmの間が明らかに短かったりしましたが・・・それまで残り距離が長く感じた分の帳尻合わせということにしておきましょう。
終わってみれば、100kmは短かった・・・ということは全くなく、やはりロードの100kmはツラいツラいツラい。
同じぐらいの時間を走るトレイルレースだともっと距離も短いですが、上りで歩くセクションなどコースの変化もあってよいのですが、ロードのウルトラは走り続けるというのがなんともキツいです。
とりあえず目標のサブ10は達成できたので、ロードのウルトラはやめてこれからは心おきなくトレランに集中できます。
ロードのウルトラは走るとしてもファンランで。