2012年9月アーカイブ

槍ヶ岳から奥穂高岳への縦走の予定でしたが、2日目は朝から雨風があり、稜線を行くのは不安があるので涸沢から下山することに。
標準的な登山タイムで行ければ帰りのバスの時間にも間に合いそうでしたが、立ち往生すると帰れなくなってしまうということもあり。

レインウェアを着て、北穂高小屋を出発。

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小屋のすぐ裏手が北穂高岳の山頂です。
朝に写真を撮ろうと思っていて、曇っていた昨日は写真を撮っていなかったのですが、せめて雨じゃないときに撮っておくべきだった。
まわりは何も見えません。

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雨の岩場で霧もあり、とりあえず淡々と下る。

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前のおじさんは、奥穂高岳(右側)に向かっていきました。
これ以上は雨も強くならないだろうから、とのこと。
私も行こうかと思いましたが、ここはガマンして安全策に。
おじさんの後ろについていくペースだと帰りのバスの時間にも厳しいかもしれないので。

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雨の岩場の下りだと、ペースが全然上がらず。
実際、標準的な登山タイムとほぼ同じぐらいでしか進めませんでした。

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涸沢が見えてくると、上がって来る登山者もいました。
北穂高岳へのピストンのようです。

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北穂高小屋のテラスです。
下りてくるにしたがって雨も小ぶりになっていたのですが、ここでまた雨が強くなってきました。

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奥穂高岳の方向は何も見えず。

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向かいにある涸沢ヒュッテもガスの向こうに消えました。

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涸沢からの下山路は岩場が多く、晴れていれば走れるようなところですが、スリッピーで走れず。
油断していると歩いても滑ってしまう状態でした。
ゆっくり歩いている普通の登山者は抜いていきますが、登山靴で大股でガシガシ下っている方にはあっという間においていかれたりしました。あれはシューズのせいなのか、バランスのせいなのか・・・。

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本谷橋から先は下りも緩やかになりましたが、石で滑りやすいところや、道が川になっているところばかりであまり走れず。

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ようやく横尾の橋へ到着。
ここまで標準的な登山タイムと同様で、4時間近くかかりました。

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この後は林道でそこそこ走りましたが、轍で走りやすいところには水がたまっていたり、大きな水たまりも多く、軽いジョグ程度。

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出発から5時間半ぐらいかけてようやく上高地に到着。

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バスターミナルの近くでお昼を食べ、この時間帯で日帰り入浴をやっている上高地アルペンホテルでお風呂に入ってようやく落ち着きました。
ただ、帰りにはくハズのズボンを忘れていたので、濡れたランニングパンツをまた履くハメになったのがバッドでしたが。

ちなみに、日帰り入浴を受け付けている時間帯は施設によって異なっていて、この案内はバスターミナルの受付のところに貼ってありました(写真を撮り忘れました)。

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2日目は一眼はビニール袋に入れたまま、一度も出さず。
目当ての夜明けも撮れず、無駄に重いものを背負っていただけでなのしたorz

 

ガーミンのルートと高低図は以下の通り。

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大キレットのところだけ、写真をまとめておきます。
南岳小屋から北穂高岳に向かって大キレットを進んでいった写真になります。
 

大キレットの入り口の南岳小屋の注意看板。
午後2時以降の出発はお控えください、と。

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大キレットと獅子鼻岩の道標。
獅子鼻岩は大キレットから穂高を臨める展望台のような岩です。
大キレットは右側を下っていきます。
(最初、間違ってまっすぐ行ったら崖しかありませんでしたw)

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しばらくは急な岩場の下りです。

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下から見上げると、こんな感じ。

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クサリやハシゴがあるところは、何もないと非常に難しい部分なワケですが、ハシゴがあるとショートカットしているみたいなもんで、かなり楽になりますね。

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大キレットの底部は比較的歩きやすいところで、岩場を下ったり、上ったりしながら進んでいきます。
それでも転倒して左右に落ちたらアウトなので、慎重に。

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「Hピーク」とペンキで書いてあるここが長谷川ピークと呼ばれるところ。
左右とも切り立った岩場です。
ここまでで1時間15分ほどかかりました。
距離は半分以上進んでいますが、時間的には大キレットの半分ぐらいです。

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長谷川ピークをすぎた後に落ちつける場所、A沢のコル。
ここからまた岩登りです。

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ここは飛騨泣きと呼ばれるところ。
岩に打ちつけられた金属のステップを使って登り、右側を巻いていきます。

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この後もクサリやステップなどのある場所が続きますが、ただの岩場よりも登りやすくなっているので、まず大丈夫。

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北ホまで200mの表示を過ぎて上を見上げると、北穂高小屋が見えてきます。
見えているのになかなか辿りつかず、この登りが意外に時間がかかりました。

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そして北穂高小屋に到着。
所用時間は2時間半ほどでした。

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この前の土日は北アルプスへトレランに行ってきました。登りや稜線などはほとんど走れないので、トレイルランニングなのか登山なのか微妙なところですが、気持ち的にはトレランですw
 
あと、ちゃんと写真も撮りたいなということで、デジタル一眼も持って行きました。
カメラが入るFoxfireのザックに、EOS7Dを入れてのトレランというスタイルで。
さっとザックから出して写真を撮って、さっとしまうというイメージでしたが、ザックのカメラスペースがEOS7Dより狭いので、ザックに押し込んで入れる形だったりして、いまいちスムーズさは欠きました。あと、一眼を出すとサッと撮るというよりは、時間をかけて設定して撮るので、それなりに時間はかかります。毎回一眼を出していると時間がかかって進まないので、大半はコンデジ(PowerShotS100)で撮影し、特にしっかり撮りたいときだけ一眼を使うことに。もともと、日没と朝日の時間帯だけ一眼でちゃんと撮りたいなという感じでしたので。
ちなみに、カメラとレンズで1.5キロほどですが、ハイドレーションだと思えば特に重いということもありません(ハイドレーションと一緒に持てば重いですが)。
 
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スケジュールとしては、深夜バスの「さわやか信州号」で土曜朝6時に上高地着、槍ヶ岳に登ってから大キレットを通って北穂高岳まで行き、山小屋で一泊(北穂高小屋に泊まることにしたのは、ここからの夜明けの風景がよさそうだったためです。)
日曜は北穂高岳から奥穂高岳、前穂高岳と穂高を縦走して上高地へ。
一応、土曜は予定通りでしたが、日曜は予定外の雨で穂高縦走は断念…なぜ雨なのか…。
 
ということで、このコースのレポートを。
 
上高地バスターミナル
 
新宿23時発の「さわやか信州号」で上高地に5時半を過ぎた頃に到着。
上高地バスターミナルは、すでにたくさんの登山客で賑わっていました。
 
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バスターミナルにある上高地インフォメーションセンターの横で登山届けを提出。
 
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飲料水を汲める場所があるので、ボトルを持ってきてここで入れていくことができます。
あと、ゴミは上高地では捨てることができず自分で持ち帰る必要があるので、何かゴミが出そうな場合はサービスエリアなど、ここへ来るまでに捨てておきましょう。
 
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上高地〜明神〜徳澤〜横尾
 
バスターミナルから横尾までは緩やかな上り基調の林道10km程度で、ほぼ走れる路面になっています。
1時間ちょっとで横尾まで行くつもりでしたが、写真を撮るのに時間を取られ、結局、横尾までは1時間30分ほどかかってしまいました。
特に、一眼を出すと10分ぐらいはかけて色々撮るので、時間ロスが大きい。
写真優先(距離短め)なのか、トレラン優先(距離長め)なのか、どちらかに重点を決めておいた方がよさそうです。
 
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横尾〜槍沢ロッジ〜槍ヶ岳
 
ここからは岩場の上りがメインになります。
走れるところもありますが、基本的には登山モード。
ただ、他の登山者はもちろんゆっくり登っている人が多いので、どんどん抜いて行きます。
 
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時間があれば天狗池に写真を撮りに行こうと思っていましたが、ここまで写真を撮り過ぎであまりにも時間がかかってしまっていたので諦め、そのまま槍ヶ岳へ。
 
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槍ヶ岳が見えてくると、気分も盛り上がってきます。
矢印や円のマークを目安に登っていきます。
 
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槍の肩まであと200m。
 
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ようやく槍ヶ岳小屋へ到着。
スタートから5時間もかかっていて、思っていたよりもかなり遅い。
 
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槍ヶ岳
 
槍ヶ岳への登りが混んでいないかと心配していましたが、全然人がいないのでサクサク登れました。
所要時間は15分ぐらい。
しかし、登りだす頃になってガスがどんどん濃くなっているのが・・・。
 
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頂上で一眼を出して写真を撮ろうとしたものの、やはりガスってて何も見えず・・・
 
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しばらく粘りましたが、あまり時間もかけていられないので、そのまま下りました。
で、下ってみるとだんだんガスがなくなっていくというタイミングの悪さw
 
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槍ヶ岳〜大喰岳〜中岳〜南岳
 
ここは稜線沿いに進む気持ちのよい区間です。
登ったり下ったりの繰り返しで岩場が多いので、そんなに走れはしませんが。
ここの所要時間は1時間半ほど。
それぞれの山頂で振り返って写真を撮りましたが、槍ヶ岳がだんだん遠ざかっていきます。
 
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大キレットの入り口にある南岳小屋に到着です。
時刻は13時半ぐらい。
14時以降に大キレットをわたり始めるのは控えるようにと注意書きされていますので、とりあえずそれには間に合わせました。
 
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大キレット
 
槍ヶ岳から穂高連峰へ行く間にまたがる険しい岩稜の大キレット。
南岳小屋の先の左側の獅子鼻岩から大キレットから穂高が見通せます。
 
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では、大キレットへ。
標準的な所要時間は3時間程度とのこと。
この日の行程は残すところこれだけですが、途中から霧が出てきたのであまりのんびりすることもできず、2時間半ほどで渡りました。
この時間帯では向こう側からは誰一人来ず、途中で会った登山者は北穂高小屋の手前で抜いた方一人だけ。登山者が入った写真が撮れなくて残念ではありますが、前の人を待つこともなく自分のペースで行けますし、落石の危険も少ないので、登山的にはグッドでした。
 
大キレットは別のエントリーでもまとめますが、ここでは特徴的な写真をいくつか載せておきます。
 
こういう岩場を下ったり、登ったり。
 
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長谷川ピークと呼ばれるところ。
両側が切り立っていて、なかなかの高度感があります。
 
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左右どちらも崖なので、慎重に岩場を進みます。
 
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飛騨泣きと呼ばれるところ。
岩に打ちつけられた金具をたよりに登り、右へ巻いて行きます。
 
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危ない場所にはステップや鎖があるので、注意して進んでいればそれほど問題はありません。
 
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この日に泊まる北穂高小屋に到着。
時刻は16時半ぐらい。
上高地を出てから10時間半もかかりました。
 
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曇っているので景色は何も見えず、日没の写真も撮れずじまい。
朝日に期待しましたが、小屋に書かれていた天気予報では降水率70%の雨予想。
結果、翌朝は雨でした。
出かけるときは雨の予報ではなかったのですが。
北穂高からの朝夕の景色を撮りたいと思ってこの計画にしたのですが、なんのために一眼を持ってきたのかと。
まぁ仕方がないので、またいつか来るとしましょう。
 
この日のコース自体はほぼ計画通りでしたが、目当ての写真は撮れず、思ったよりも時間もかかりました。
トレラン重視だともっと先まで行くでしょうし、写真重視だと途中でもっと時間をかけて写真を撮るでしょうし、中途半端だったような気はします。
でも、どちらかだけだと、もったいない気がするんですよね。

ガーミンのルートと高低図は以下のように。
 
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日時:2012年9月16日(日) 5時30分スタート(制限時間22時間)
距離:110km
記録:17時間55分51秒(137位) ※完走率68.9%
天候:
 
昨年は仕事の都合でDNSとなった信越五岳トレイルレース。
参加したラン仲間がみんな「楽しい」と絶賛するレースなので非常に残念でしたが、今年ようやく参加することができました。
しかし、思っていたのとはかなり違い、とても厳しかった・・・。
 
昨年の同レースに参加したラン仲間からは、低体温症になって完走がやっとだったなど聞いていて、防寒のためのジャケットもちゃんと準備していきましたが、暑くてそんなものを着る機会はなし。
日が落ちてから涼しく走りやすくなった程度で、寒くて困ったということはまったくありませんでした。
一方、暑さの方は本当に厳しく、関川沿いなど日光を遮るもがないところは頭がクラクラする程です。
 
あと、この信越五岳はファンラン的に走ろうと思い、デジタル一眼を持って走るつもりだったのですが、結局、一回もカメラをザックに入れてのランを試せなかったので、いきなり110kmのウルトラで持って走るのはやめて、普通にコンパクトデジカメにしました。
結果的には一眼を持ってこないでよかった・・・全然余裕はありませんでしたので。
一眼ボディとレンズで1.5kgぐらいあるので、持ってきていたら完走も怪しかったのではと思います。
でもまたいつか、一眼を持って大会に参加しようとは思っています、景色のよさそうな軽めのレースなんかで。
 
ちなみに、この日のレース中の撮影枚数は250枚ほど。
では、当日のレポートを。
 
スタート(5:30)〜1A(7:23)
 
スタートは朝の5時30分、すでにそこそこ明るく、ライトはまったく要らない状態。
気温も寒くはなく、涼しくて走りやすそうな感じで、半袖で大丈夫。
これから長距離を走るとあって、ヤケにみんなテンションが高く、イヤでも盛り上がります。
 
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最初はスキー場の周辺を走りますが、ちょうど日が明けたところでした。
コースは事前に聞いていたように、渋滞で走れない場所はまったくなく、広めのトレイルや林道が大半。まだ暑くもなかったので、気持ちよく走れました。
走れるコースなので写真を撮っているとどんどん抜かれますが、長丁場で飛ばすことなくかなり抑えていたので気にしない。
 
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そうこうするうちに10K地点を通過。
距離は10kmごとに以下のように表示されています。
110分の10です・・・。
 
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この区間の林道で野尻湖から先が見渡せます。
野尻湖の向こう側でもまだ半分の距離にも満たない、先は長い。
ゴールは2つの山の間を通って、遥か彼方です。
 
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そして17.5km地点が第1エイド。
エイドの手前には次のエイドまでの距離が表示されていて、どのように休むかの参考になります(手前に表示されているよりは、エイドの中に表示があった方がよいと思いましたが)。
 
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エイドでは、ムサシのスポーツドリンクやコーラ、フルーツ、パワーバーなどが共通で置かれていて、エイドによって特別な食べ物も置いてあるという感じです。かぶり水のコーナーで、水をかぶることもできます。
私はハイドレに1リットルぐらい入れて走り始めましたが、500ccのボトルだけで走る方が身軽でよいかも。エイドの間だけもてばいいワケですし、長くて20km弱の区間で500ccも飲むことはありませんから。
また、ジェルなどはあまり持たなくても、エイドのフードだけでも走れなくもありません。(エイドで多めに食べる必要があるので、行動色は持った方がよいですが。)
 
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1A(7:23)〜2A(8:18)
 
斑尾山へ向けてそれなりに傾斜のある上りですが、まだ大丈夫。
キツいトレイルレースでは上りがずっと続くような状態ですが、この信越五岳では下の写真のような上りと、ゆるやかな傾斜が混ざったようなコースなので、ひたすらキツいと思うこともありません。
 
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そして山頂手前の開けた場所で、また一枚。
山頂は木に囲まれてまったく景気が見えなかったので、ここで撮っておいてよかった。
 
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山頂からの下りはつづら折りの部分等もありますが、多くは広めの草地でスキーのゲレンデを下りるような場所となっていて、ここも気持ちよく走れます。とはいえ、脚を温存しておく必要があるので、かなり抑えましたけど。
 
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ずっと下って行くと、第2エイドに到着です。
 
2A(8:18)〜3A(10:16)
 
この区間は袴岳という山の上り下りがあります。
すでに気温が高くなってきていて、徐々にこたえてきました。
走れるコースとはいえ、それなりに上りはあります。
下の写真は板がコースに這わしてあるところ。
 
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そして3Aに到着。冷やしトマトが美味かった〜。
 
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3A(10:16)〜4A(12:32)
 
この区間が一番キツかった。
暑い時間帯で、関川沿いの日光を遮るものがないところを走るというコース。
上っているものの非常に緩やかなので歩くほどではなく、かと言って、走っても暑くて辛いのでスピードが出ない。
歩いたり走ったりを繰り返している女の子と抜きつ抜かれつという感じでしたw
 
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この川沿いには、かぶり水のみのエイドがあります。
 
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そして助けられたのが、この宴会隊の私設エイド。
暑さに堪えていた身体に梨やリンゴが美味しかった。絶妙な場所でした。
 
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で、私はよくコースを見ていなかったので、次のエイドまでずっと川沿いで暑いものと思っていたのですが、私設エイドをすぎるとすぐに橋を渡って向こう岸へ行き、その先はまたトレイルなのでした。
 
こちらはトレイルの手前で洗面器での水エイドをしていた女の子たち。
水を帽子に入れてもらい、頭を冷やしました。
 
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そしてまたトレイルへ。
 
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ここから森に入って日陰で助かるかなと思っていましたが、それはそれで上りがあってキツいのでした。
 
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沢では顔を洗ってスッキリ。
 
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そしてしばらく走り、第4エイドへ到着です。
ここでは笹の葉寿司を食べて糖分を補給。
 
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4A(12:32)〜5A(15:18)
 
この区間もまだまだ暑さが続きます。
コースはそれほど起伏はありませんが、日差しの中を走るというのがとにかくキツい。
 
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こちらはコスモス畑の間のコース。
コスモスの背丈が高いので、イマイチきれいにおさまっていませんが。
 
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この信越五岳は「走れるトレイルコース」という評判にはなっていますが、実際のところ、走れるコースの多くは林道というのは今ひとつ。個人的には、林道とトレイルは違うのではと思っていますので。
下の写真のような石の多い林道というのは苦手だったりするという事情もありますがw
 
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斑尾山とは逆方向から見た野尻湖の写真です。結構走ってきましたね。
 
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この区間には急な下りもありますが、そこには下の写真のように注意書きがあります。
このレースは、舗装路に出るところとか、沢があるところとか、橋があるところとか、過保護なぐらいに注意喚起してくれます。
 
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あと、この区間の写真を何枚か載せておきます。
 
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こちらは放牧場のところにあるランニングコース。
ちなみに、前を走っているのは信越五岳とは関係のない人たちです。
 
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そしてようやく、ペーサーの方々が合流してくる第5エイドに到着。
ここでドロップバッグも受け取ります。
私が入れていたのは、ヘッドライト、ハンドライト、ジャケット。いずれもナイトランに備えてのもの。
まだ明るいのでとりあえずバッグに入れましたが、ズシリときました。
 
ここでは別のラン仲間のペーサーにドロップバッグを持ってきてもらったり、ハイドレに水を入れてきてもらったり、とても助けられました。ずっとペーサーと一緒だとどんなに助かるんだろうなぁと思わずにはいられません。
もっとゆっくりしたいと思いつつ、明るくて写真が撮れるうちになるべく先まで行っておきたかったので、またまた出発です。
 
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5A(15:18)〜6A(18:11)
 
5Aを出ると、すぐにこの階段が。
それほど長くはないので問題はありませんが、いきなりというのがイヤらしい。
 
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そしてエイドの方を振り返って景色を一枚。
ずっと向こうから走ってきたワケですね。
 
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ここの区間は遊歩道になっていて、平坦で陰もあってしばらくは楽な道のり。
淡々と走りつつ、ペーサーと一緒に走っているランナーを見ては楽しそうだなと思ったりして。
 
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こちらは5Aから6kmの地点にある給水エイド。文字通り、水だけあります。
 
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このあたりは、ぬかるみのコースや、またしても上りなど。
 
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ここからあたりがどんどん暗くなっていきます。
空はまだ明るいのですが、森の中には光が届かず、写真を撮れるのもギリギリの光量。
しかも急な下りが多く、薄暗いので慎重に走る必要もあり・・・とか思っていたら、岩の上で足を滑らせてスネを岩の間に挟まってしまうという転倒。
2〜3分ぐらい力が入りませんでしたが、打撲だけですんだようで良かった。骨折しがちなパターンでしたので。
 
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そして古池へ到着。
 
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で、なんだかんだで6Aに到着。
フラッシュなしに写真が撮れたのはこのエイドまででした。
 
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ここからはもう写真も撮れないので、ライトを装着して後はゴールへ向かって進むのみです。
 
6A(18:11)〜7A(19:14)
 
ここはわずが6kmの区間です。
参道を1kmほど走った後、戸隠神社の奥社へ向かっていきますが、平らな石が敷いてあるるフラットなコースなので、楽勝。
7Aのところは鏡池が横で、明るければ池に移った景色がきれいに見えるハズですが、池があることすらよく分かりませんでした。
 
7A(19:14)〜8A(20:10)
 
コースの説明は端折りますが、割とフラットな短い距離の区間です。
最後のエイドも人がたくさんいて、賑わっていました。
ここには蕎麦があり、温かい蕎麦か冷たい蕎麦か聞かれたので、私はもちろん冷たい蕎麦に。
遅いながらも走ってはいるので、身体を冷やしたい気分でしたので。
 
20120916_shinetsu_44.JPG
 
8A(20:10)〜ゴール(23:25)
 
この最後の区間にきて、このレース最高峰の瑪瑙山への登りが待ち受けています。
実際の標高差は500mにも満たないぐらいのようでしたが、ここまで走ってきて疲労もたまっているので、この登りはキツかった。
「頂上はないと思って淡々と登る作戦」で、イヤになる気持ちを閉じ込めてどうにか登り、瑪瑙山の指導標を撮ろうとしたものの、フラッシュが霧で反射してうまく撮れず。
 
20120916_shinetsu_45.JPG
 
瑪瑙山から一気に下って行くと、「最後の登り返しです」とスタッフに言われ、ゆるやかな登りに。
上りになったりフラットになったりで、どの程度登るのかよく分からずにいると、今度はガーミンが電池切れになってしまい、時間も何も分からなくなる始末。
このあたり、コース中のスタッフも少なかったように思うのですが、残りの距離がどの程度が分からず困りました。
 
ようやく残り9kmのところにスタッフが現れ、ゴールまでの距離と、最後の給水エイドまで1.8kmであることが分かり、先が見えてきました。
そして登り返しの後の急な下りを終えると、残り7.2kmの給水エイドに到着。そしてこの後はひたすら林道でした。
 
ガーミンの止まったタイミングでの経過時間を考えると、最後ちゃんと走れば17時間台でゴールできそうでしたが、結構走った後に他のランナーに残り距離を聞いてみると「あと5kmぐらい」とか言われ、「そんなワケない!」と思いつつも、本当だったら18時間を超えそうだなぁと憂鬱な気分に。
しかし、結局は私が聞いたランナーが適当なことを言っていただけで、実際は思ったよりも早くゴールできて17:55:51。
最後まで走る余裕をもってのゴールで、とりあえず良かったです。
 
20120916_shinetsu_46.JPG
 
レース概要:
トレイルランナー石川弘樹氏がプロデュースした、信越五岳を結ぶ全長110kmの壮大なコース設定。その97%以上がトレイルであり、自然環境の脆弱な部分や急斜面等を使用しないことで、全行程が走れるコースレイアウト。
家族や友人が選手にサポートを提供できるアシスタントポイントの設置、夜間走行となる選手の安全に配慮したぺーサー(伴走者)の同行を許可する区間の設定など、トレイルランニングの本場・北米の大会運営のノウハウを導入。
参加者数の制限、開催後のトレイルの検証とメンテナンス等、さまざまな形で自然環境に配慮するとともに、参加費の一部をコース近隣でトレイルの維持管理や自然環境保護等を行っているグループの活動を支援するために使用。
 
コース:
斑尾高原レストランハイジ~大池~斑尾山菅川登山口~斑尾山~斑尾高原レストランバンフ~万坂峠~袴岳~妙高高原兼俣~杉野沢地震滝橋~黒姫高原第2駐車場~笹ヶ峰高原乙見湖~大ダルミ~大橋~戸隠奥社随神門~鏡池~戸隠スキー場ゲストハウス岩戸~瑪瑙山~飯縄山萱の宮~飯縄山西登山口~飯綱高原ハイランドホール飯綱
 
参加賞:
Tシャツ、ニューハレXテープ・Yテープ
 
公式サイト:

 

20120909_uenohara_03.JPG
 
日時:2012年9月9日(日) 7時スタート(制限時間10時間)
距離:38.6km
記録:8時間0分31秒(155位) ※完走率57.4%
天候:
 
キツいとは聞いていましたが、かなり堪えました。ひたすらアップダウンを繰り返すというところが奥久慈っぽいかなと思っていましたが、前半のキツさはそれ以上のもの。
あと、好天に恵まれてしまったせいで暑い暑い。
私は水の消費量は少ない方なのですが、この日は結構飲み、途中で補給しても足りなかったほど。ただ、序盤から足が攣ってしまっていたので、水の消費が多かったのはそもそもトレーニング不足で余裕がなかったのが問題だったのではと思いますが。
実際、1ヶ月前の奥武蔵ウルトラの後の走行距離は60キロほどで、そのうちの16キロは上野原の前日に走っているというワケの分からなさでもあったりして・・・言い訳にもなりませんが。
 
では、レースのレポートを。
 
会場は上野原駅から徒歩10分ぐらいとアクセスもよく、余裕をもって6時前に到着。
(とはいっても、八王子のネットカフェで前泊(?)だったりしていたりしています。)
 
受け付けをすませ、ゼッケンを付けようとしたところ、裏側にオレンジ色のタグ?がついていて、これがやや硬いのがやっかいでした。
トレイルのレースでは私はパンツの太ももにゼッケンを付けることが多いのですが、もものカーブにそって曲がらないので、仕方なく普通にシャツにつけました。
 
20120909_uenohara_01.JPG
 
 
スタート地点は少し離れた河川敷ですが、近くまで行ったところで、ガーミンを付け忘れていることに気づき、荷物置き場まで戻ってガーミンを装着。
そして電源を入れると、まさかの"Low Battery"・・・充電をし忘れていたのでした。
ほとんど充電が残っていないようなので、ガーミンはまだバッグに戻しましたorz
 
7月のキタタンに続いて、連続してガーミンなしでのトレイルレースになりましたが、まぁ仕方ない。
スタート地点でラン仲間達と会って気分を入れ替え、いよいよスタートです。
 
20120909_uenohara_02.JPG
 
最初は2キロほどのゆるやかな上りのロード。
制限時間が厳しく完走率が低いコースということなので、なるべく前目に位置取って制限時間切れにならないようにします。
といいつつ、また写真を撮っているうちに抜かれたりするのですが。
ちなみにこの日のレース中の撮影枚数は90枚ほど。コースの変化も乏しかったので、いつもより少なめですw
 
20120909_uenohara_04.JPG
 
そしてトレイルの入り口へ。
シングルトラックで詰まるので渋滞になりますが、比較的前の方にいたので、それほど待たずにすみました。
 
20120909_uenohara_05.JPG
 
序盤はシングルトラックの上りが続き、ほぼ抜けない状態。
トレイルの入り口での順位が後ろの方だと、前との差がどんどん開いていくので、最初のロードはしっかり走った方がよいコースでした。
 
早くも前でブレーキになっている人を恨めしく思いつつ上りましたが、後から考えれば、ゆっくりで良かったかも。
早々に脚が攣るような状況だったので。
 
20120909_uenohara_06.JPG
 
最初の長めの上りの後は予想していた通り、急な登りと下りの連続。
低い山でずっと森の中なので、コースの変化にも乏しく、体力的な厳しさがそのままメンタルも直撃という感じでメチャクチャ辛い。
ガーミンがなくてどれだけ進んでいるのか分からないということもあるのですが、単調なコースが続くため時間が長く感じられ、なかなかチェックポイントにも着かなくてゴールに辿り着ける気も起こらず、もうやめてしまいたい!とずっと思い続けていました。
 
20120909_uenohara_07.JPG
 
ある程度上るとフラットな部分もあり、コース幅も広がってようやく抜ける状態に。
 
20120909_uenohara_08.JPG
 
 
そしてようやく、第一関門(7.35km)に到着。
タイムは2時間ほど。(写真の保存時間で分かっただけですが。)
 
20120909_uenohara_09.JPG
 
まだ7kmちょっとしか進んでいないことに愕然としつつ、先に進みます。
やはりまた上りと下りの繰り返し。
 
20120909_uenohara_10.JPG
 
20120909_uenohara_11.JPG
 
 
もうかなり進んだだろうなと思ったところで、「10K」の距離表示・・・全然進んでいないかった。
このレースは10Kごとに距離の表示があったのですが、まだこれだけしか進んでいないのか、と毎回思うような状態でした。
ガーミンがあれば、自分がどのあたりにいて、どの程度のペースや時間で進んでいるのか分かるのですが、何も分からず、ただただ単調な上り下りを繰り返しているので、異常に長く感じます。
 
この10Kぐらいからすでに脚が攣りそうな感じでペースダウンしていましたが、倉丘山に出たときにいよいよ攣ってしまい、なかなか治まらず5分ほどストレッチ。
スタッフに確認すると、次は5キロほど先に給水がある(実際は4キロ先でしたが)ということだったので、そこへ向けてまた出発です。
 
20120909_uenohara_13.JPG
 
ようやく17.85km地点の雛鶴峠に着き、ここで水をペットボトルで500ccゲット。
ハイドレに入れるか、ペットボトルごとザックに入れるか、と思いつつ、面倒くさくなって一気飲みしてしまいましたが、ちゃんと残しておくべきでした。
 
20120909_uenohara_15.JPG
 
スタートすると、またしばらく上り。
傾斜はユルいのですが、日なたで辛く、走る気はおこらず。
このあたりは、このレースでは珍しく遠くまで見渡せる区間です。
 
20120909_uenohara_16.JPG
 
20120909_uenohara_17.JPG
 
このあたりまで本当にキツく、まだ半分も行っていないのにスタートから4時間経過というところで、このままだと10時間ギリギリ・・・というか、制限時間切れでリタイアになるのではないかと不安になりました。
これは奥久慈以上の大変さだな、と・・・。
 
そしてバテバテの状態でひぃひぃしていたところ、ラン仲間の私設エイドに到着。
とりあえずカルピスソーダを飲み、塩熱ドロップをもらって気分を新たにしてまたスタート。
 
20120909_uenohara_18.JPG
 
ただ、このあたりから上りの傾斜が比較的ましになりました。
しかしずっと脚が攣りそうになっているのを騙し騙し走っている状態なので、傾斜がマシになったからと言って走りだすととたんに筋肉がピクピクし始める。
 
そして下りへ。
走りやすい下りでも脚に負荷をかけない程度で、速い人が来たらお先へどうぞという状態で淡々と進みました。
ここでもっと走れれば、タイムはかなり変わったのでしょうが。
 
20120909_uenohara_19.JPG
 
ずっと下って、第二関門へ到着。
25.2km地点で、タイムは5時間45分ほど。
もっとかかっているものと思っていましたが、さすがに下りだったのでタイムはそこそこましになりました。
ハイドレの水も残り少なくなっていたので補給し、塩をたっぷり食べて(?)先へ進みます。
 
20120909_uenohara_20.JPG
 
この第2関門と次の第3関門までの制限時間の差が1時間しかなかったので、どんな感じなのかと思っていましたが、結局のところ、この区間はロードの上りのみでした。
とはいえ、あまり走る元気もないので、日陰でほぼ平坦なところだけ走り、後は歩くという感じ。
最初は走って抜いて行く人が何人かいましたが、途中からはみんな歩き出しており、後半はあまり抜かれず。
 
20120909_uenohara_21.JPG
 
そして峠のトンネルを過ぎると30K地点の表示、その後はすぐに第三関門(30.66km)です。
 
20120909_uenohara_22.JPG
 
もう30Kもすぎていて、後は最初に走ってきた第一関門までのコースを逆走していくだけなので、ここではあまり休まずに水を飲んでレモンを食べて走りだしましたが、ここでハイドレに水を補給しないのが失敗でした。
第2関門でハイドレに入れた水が少なかったようなのと、ロードを上ってくる間に結構水を飲んでしまったのとで、第3関門を過ぎてあまり行かないうちに水切れ。
中途半端なところで脱水症状になるとまずいので、より一層抑えた走りに。
 
第3関門の後のトレイルは最初の高柄山への登りと、残り4km地点の登りがあるほかは下り基調でしたが、頑張ると水がヤバい&脚が攣りそうということで、無理せず進みます。
元気な人には抜かれ、グロッキー状態の人は抜いていく、ということで。
 
20120909_uenohara_23.JPG
 
20120909_uenohara_24.JPG
 
20120909_uenohara_25.JPG
 
そして残り2kmぐらいのところでロードに出ると、給水があったので水をガブ飲みしてようやく復活。
 
後はロードだけだなぁと思ったら、往路はちょっとコースが違っていて、またまたトレイル。
まぁ、下りで楽なトレイルなので、あまり関係はありませんが。
 
20120909_uenohara_26.JPG
 
そして残り1kmのところで河川敷へ出て、あとは川沿いにゴールまで走るのみ。
もう大丈夫ということで、最後は普通に走っていきました。
 
20120909_uenohara_27.JPG
 
スタート地点がゴールなのかと思っていましたが、朝に受け付けがあったすぐ横がゴールになっていました。
で、河川敷からグイッと曲がってちょっと上るとゴールが見えると、タイム表示が8:00:20ぐらいになっていて、なんと8時間を微妙に超えたところ。
8時間30分ぐらいかなぁと思っていたので、意外に速くゴールまできていて驚いたのですが、こんなタイムなんだったらもうちょっと休憩を減らすか、止まってのんびり写真撮っていたりしないで、走ればよかった・・・。
iPhoneを見ればタイムは分かったのですが、こんなにギリギリだとは思わずチェックを全くしていなかったので、後悔しきりです。
 
20120909_uenohara_28.JPG
 
結局、微妙に8時間を切れなかったのはガーミンがないことが最後に響いた感じでしたが、このレース自体についてはそれ以前の問題で、トレーニング不足で早々と脚が攣ってしまったのがダメでしたね。
水をいつもより消費したのも、好天で暑いということだけでなく、トレーニング不足で余裕がなかったのが原因なのではという気がします。
 
とはいえ、無事に完走はでき、これで道志村トレイルレース、北丹沢12時間山岳耐久レース、上野原トレイルレースのNES3戦の完走を達成。今年の目標のひとつだったNES3戦完走できたので、まずまず満足です。
もっと速く走れたのでは?来年はもっといいタイムで・・・とか思うこともなくはないのですが、上野原は私にとっては単調でただ辛いだけのレースだったのでもう一回走ろうとは思いませんし、これにて終了です。
奥久慈も同じようにアップダウンの厳しいコースですが、あちらの方はコースが面白い。同様にキツい大会でも、奥久慈はまた出たいと思うのに、上野原は2回目はもういいという感じです。
 
そして、今週は信越五岳110kmトレイル。
110kmのレースに出る前の週にこんなキツい上野原を走るのはどうかとは思いますが、このところトレーニング不足だったので、鍛えられていい方へ向くだろう、と思うことにしています。
まぁ、野辺山ウルトラの前の週にも道志村トレイルに出ていましたし、きっと大丈夫でしょう。
 
レース概要:
上り下りの繰り返しで制限時間が厳しく、完走率の低いレース
鶴島河川敷~高柄山~倉岳山~棚ノ入山~二十六夜山分岐~尾崎集落~高柄山~島田コミュニティーセンター距離 38.60㎞ 最大高低差953m
 
20120909_uenohara_map.gif
 
20120909_uenohara_elv.gif
 
参加賞:Tシャツ
 

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