2011年6月アーカイブ

日時:2011年6月5日(日) 5時30分スタート(制限時間12時間30分)
距離:トレイルランニング48km
記録:11時間18分
天候:曇り

通常は57kmのこのOSJ奥久慈トレイル50K、今年は地震の影響で開催延期となり、距離も48kmに縮小されての実施でした。
もともと50kmとして開催したら実際は57kmあったとかいう適当さで、今年は48kmと言いながらも実際はもっと長いので、たぶん名称通りの50kmなんじゃないかと主催者側は言っていました。かなりアバウトですが、平地と違ってトレランの距離というのも難しいものですしね。

当日は朝4時半にバスで宿を出発、スタート地点はすぐ近くで、龍神大橋のたもとです。
日中は渡るのは300円と有料ですが、このときはフリー。5時半のスタートまで余裕があるので、のんびり渡って景色を楽しめました。

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エントリーしているのは450名ほど、それほど大きな大会でもないので、スタートの混乱もありません。
こういう大会でもカブリ物をしているランナーがいるのですが・・・たいしたものです。私にはそんな余裕は全くありません。

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スタートしてしばらくロードを走り、バラついてきたところでトレイルへ。
最初の方のトレイルはわりと普通のトレイルですが、急斜面を降りるところなど、どう降りてよいか分からずテクニックで差が出る所もあり。抜くに抜けないような場所なので、下りで難儀している人のところでは渋滞も起こり、ここで前後の差はかなりついたのではないかと思います。
途中からしばらくはロードのコースもありますが、これはこれで上りが中心なので、走り続けるのはかなり厳しい。東金砂山神社の4つの階段を過ぎた後はしばらく林道を走り、またトレイルに入って6キロほど行くと第一関門の20kmほどの地点となります。

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よくよく考えれば、私はこのレースが今年の初トレイル。4月末の富士五湖ウルトラ後はランもかなり怠けていたので、かなり体力が落ちていて、この第一関門の手前のロードで走ろうとして早くも脚が攣ってしまう有様。しかもお腹の調子が悪く、トイレに行きたくて仕方がない、我慢の限界に近付いている感じでした。

そして第一関門が見えて、ようやくトイレに行けると思い場所を聞くと、ここにはトイレはありませんとの返事。どこにあるかを聞いてみると、なんと5キロほど先にあると・・・。リタイアしようかと思いましたが、この時点でまだ8時20分。第一関門の制限時間10時15分までまだ2時間近くあったので、ここで待つのもツラいと、そのまま走りづけることに。

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第一関門から山を上がり、ようやく走れるようになったところで、木の根に引っかかって踏ん張ったら、一気に両脚が攣ってしまい、コースの脇でストレッチ。トイレにも行きたいし、これはもう無理という状態で、おとなしく第一関門に戻ってリタイアしようかと思いましたが、近くでゼリーを食べながら休憩していた女性に励まされ、次の第二関門まではなんとか頑張ろうと決意しました。

そして走り出すと、なんと、すぐ近くの廃屋に「トイレ」の看板が!
とりあえずこれでひとつの問題は解決し、続ける気力が生まれてきました。
まぁ、脚がすでにダメダメなのは変わりありませんが、ここで20分ほど費やしたものの制限時間的には余裕もあるので、行ける所まで行こうと。

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そしてしばらく進んで、終盤は第三関門となるエイドを過ぎ、第二関門へ向かうトレイルに。
ここからが本当にキツかった。
来月のキタタンなどは最後の姫次への上りが延々と続くところで心が折れそうになるのですが、この奥久慈は細かい上り下りがずっと続くのがツラい。
しかも、手を使ってよじのぼるようなところや、チェーンを掴んで上る鎖場、下りも慎重に降りなければならないような急斜面が多く、なかなか進まない。本当に容赦ない苦しいコースで、いつまでこんなことが続くのかと途方にくれます。

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チェーンを使って岩場を登る、鎖場(くさりば)。
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走りようがない、岩だらけの危なっかしい下りのところ、「転倒注意」の看板が。
言われなくても注意せざるをえません。
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こちらは急な下りで足元がユルい所。滑って尻餅をついてばかり、木で身体を支えながら降りました。
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地震で崩落している場所もあります。
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これは篭岩でしょうか。ここを見る岩棚は地震で落ちてしまっていました。
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そしてようやくたどり着いた第二関門。
みんな休憩をとって、水をかぶっている人も多かった。
時刻は11時45分、トイレ休憩などを除くと、第一関門からここまでの8キロほどで3時間もかかったことになります。スタートから第一関門までの20キロより長時間かかっているワケで、どんなに厳しいコースなのかが分かっていただけるかと。
ただ、制限時間は13時15分ですから、まだ1時間半の余裕はあります。

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第二関門から第三関門まではトレイルが半分、ロードが半分という感じですが、なんとかロードで走って制限時間までのタイムを稼ごうにも、上り坂などは走れる足は残っておらず。
トレイルは第二関門まで以上に鎖場だらけの急斜面も多かったのですが、実際のところ、チェーンがあるおかげで、手の力で登れるのが嬉しかった。もう脚はいっぱいいっぱいですから。

鎖場となっている沢。
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どこを通ればいいのか分からないような場所も多いのですが、テープが貼ってあるので一応、そこを通るんだな、と。
と言いつつ、コースを間違ったりもしましたが。
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急斜面をよじ登っていくところ、もはやアドベンチャーレースです。
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第三関門に来ると、ゴールまで約7キロの表示。
時刻は15時7分、第三関門の制限時間の15時45分までは残り38分です。
第二関門からここまでで貯金を使い果たしたような状況ですが、おそらく第一関門と第二関門の制限時間は多くの人がクリアできるように設定されていて、第三関門はゴールできそうな時間として設定されているのだと思います。きっとこの第三関門で時間切れになる人が多いのではないでしょうか。

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ゴール制限時間の18時まではあと3時間弱。どうにかこうにか完走は見えてきました。
最後は山を3つ越えるのですが、全体的に下り基調で走れる程度の下りも多く、それまでの難コースに比べれば楽な方です。
ただ、距離は適当なので、7キロよりもかなり走ったような気はしましたが。

最後の月居山へ向かう上り。急な上りですが、それまでのコースを思えばなんでもありません。
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最後はロードを1キロほど走ってゴールへ。
ゴールでは一人ひとりの名前を呼んでくれていました。
しかし、本当にキツいレースだった。
トレイルの練習をしっかりしないといけないなと改めて思いました。

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ゴールの近くに袋田の滝があるらしいのですが、帰りのバスの時間(17時30分)が近くてゆっくりしている間もなかったので、見に行くこともできず。
しかし、距離短縮で早めの時間にゴールできるんだったら、遅い時間のバスにしておけばよかったかな。

参加賞:Tシャツ
胸のワンポイントとバックプリントのあるTシャツ。竜をOSJの形にしている、凝ったデザインです。こういうのは嬉しいですね。
宿で寝巻にしている人が多かったのですが、質もいいのでランのときに使います。

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サイト:OSJ奥久慈トレイル50K

 

更新が遅くなりましたが、地震の影響で4月開催の予定が6月5日に延期になったOSJ奥久慈トレイル50Kの大会レポートについて。

私は大会のオフィシャルツアーへ申し込んでおり、 前日の土曜14時に東京駅を出るバスで奥久慈へ。

17時から説明会があるのですが、到着したのはちょうど17時でした。
受付を済ませて会場に入るともう始まっていました。
説明会はコースマップに沿ってコースの写真を映しながら各ポイントを説明していくというもの。どういうところに注意が必要かなど教えてくれるので、特に初出場の場合は聞いておいた方がよいです。とはいえ実際に走ったことはないので、今ひとつピンときませんが、イメージはつかめます。

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事前に送られてきていた参加案内を私はよく読んでいなかったのですが、この大会ではライトが必須となっていました。
今回は距離短縮でフィニッシュの制限も18時でまだ明るそうなので気にしていませんでしたが、やはりちゃんと案内は読まなければ。止むを得ず会場に売っていたヘッドランプを購入しました。
ちなみに、翌朝のスタートの装備チェックでライトがなかった人は、第三関門の制限時間を通常の15時45分より早い15時にするということで出走可能にしたとのことでした。通常の距離なら棄権になるようです。
 
さて、説明会の後はパーティがあります。
主催者や協賛者、過去の優勝者などの話がステージでありつつの立食形式。
カツオのタタキ、鳥のグリル、野菜炒め、チャーハンなどがテーブルに運ばれ、屋台で法華汁やソバなども出されていました。ビールは有料です。
品数もあっていいとは思いますが、もっと炭水化物が欲しいところではありました。

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パーティが終わると宿へ。
私が泊まったのはは竜っちゃん乃湯という研修センターのような温泉宿泊施設でした。
温泉もヌルッとした感じ。
大広間で10人以上で寝るという修学旅行のような状態でしたが、とりあえず問題なし。
ただ、ホテル宿泊を選んでいた場合は、ホテルビレッジというスペイン風の造りの場所になっていまして、この差は感じましたね。朝もゆっくりできないので微妙ではありますが。
 
不満は朝食です。
宿からもらえるのはオニギリ2個だけ、主催しやから提供されたランチパックを足してもぜんぜん足りない。
ゼリーを多めに持ってきてはいましたが、できれば朝早くて他称費用が高くなっても朝食は食べたいところです。

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朝の3時頃には起きて、のんびりと準備をし、宿を出発です。

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2週前(5/21(日))のイベントになりますが、写真だけアップして書いていなかったので、遅くなりましたがレポートを。
もともと4月下旬実施の予定だったのが地震の影響で延期となっていたイベントです。

これはお台場の「ホテル グランパシフィック LE DAIBA(ル・ダイバ)」のランナーズサポート施設「グランブルー」をリーボックがスポンサードすることをPRするためという意味合いのイベントで、内容的には大幹を鍛えるシューズ&ウェアのシリーズであるTAIKANシリーズのユーザー向けの懇親イベントのようなものでした。
イベントの参加条件は、TAIKANシリーズの商品を何か身につけて走る、というようになっています。

このイベントの受付をしていたとき、私はTAIKANのシューズを買おうかと思っていたところで、ちょうどいいなと思って申し込んだ次第です。
しかしながら・・・その後はすぐに買うワケでもなく時間がすぎ、結局、イベント当日に。まぁ、イベントは15時スタートなので、それまでに買えばいいかと結局、当日の朝から買いに出かけました。
私の近場では港北のゼビオでリーボックを大きめに扱っていたので、そこへ行けば間違いないと思って午前中に行ったのですが、私が通常履いているサイズである26.5cmはTAIKANのシューズでは小さく、ワンサイズ大きくてちょうど合う27.0cmだけがナゼか売り切れ・・・そして同じショッピングセンター内にあるギャラリー2ではリーボックを扱っておらず、近くにあるスポーツデポでは古いモデルでサイズもほとんど残っておらず、この界隈では結局買えず終い。

東京へ買いに行っている時間もないので、あとはお台場へ行く途中に寄れる川崎のゼビオにあるかどうかでしたが、ここにはありました。
お店のスタッフに、欲しいシューズとサイズを行って、試し履きもせずに即購入。急いでお台場まで行き、ストレッチ中のタイミングから参加することができました。

ストレッチをしていた場所は、ランニング施設「グランブルー」に併設のプールサイド(上の写真を参照)。
お台場が見渡せるホテルのプールサイドということで、なかなかにいいロケーションでした。
参加者は30名ぐらいでしょうか。その他にプレスやスタッフも結構いたので、人は多かったです。

で、ようやくイベント内容に入りますが、お台場のランニングコースをゆっくり5キロほど走るというもので、要はファンランです。走りながらコーチの方にフォームの問題点などを指摘してもらえたのは良かったのですが、全体としてはユルいイベントでした。
あと、お台場のランニングコースですが、こちらはランナーがあまりいないので、走りやすくはあります。それがいいかどうかは意見の分かれるところだろうとは思いますが。あと、海沿いなので風がやや強いです。

イベントはランニングの後はホテルのレストランでビュッフェスタイルの懇親会。オシャレなスペースで、ランナーのイベントっぽくはありませんでしたがw

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席は立食ではなく椅子にしっかり座ってしまったので、あまり交流しやすい感じではなく、周囲の方々と話をしただけになりましたが、ジャンケン大会もあってそれなりに楽しく過ごせました。

このイベント自体、成功なのかと言えば微妙なところはありますが、今月にでもメディアにちゃんと載れば成功ということになりますかね。
シューズのことや、ランニング施設のことについては、また改めて書くようにします。

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